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レーガノミックスとバブルの崩壊  | 世界から見た日本
Ekishou.jpg


先日、マニーの誕生日だったので、その次の日に大きな液晶大画面のTVが我が家へ運び込まれた。

エヴォレンがマニーの誕生日プレゼントに買ってあげたらしい。

56" 142cmの液晶大画面です。リビングルーム埋め込み式の5.1chとつないでとうとうホームシアターが完成しました。

一時は$10,000万円近くしたこの液晶大画面も供給量が安定して今や$2,500と一時の35インチ以上のブラウン管テレビと比較しても変わらないリーズナブルな値段になってきました。

またハンドマンのアルバートが登場して僕と3人が一生懸命土台を組み立てて設置しました。

マニーの嬉しそうな顔ったらありません。

彼の賢いところは車はお気に入りのムスタングを何年も乗るし、コンピューターは自分が仕事としている分野だけれど、ハードディスクやメモリーが大きいほど良いなんて感覚は無く自分の作業に必要な分だけあれば良いって考え方。

このテレビだって本当に価格的にお買い得になった頃合を見計らって買ったんです。だって僕はずっと以前から一緒に付き合って電気店へTVの下見に行ってたんです。

半年前はこの2分の1のサイズでこのくらいのお値段でした。

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昨日渡米してからのお知り合いのリリーさんがお家に遊びに来てくださったので、彼女の旦那さんも一緒にお食事に行く事にしました。

『本当にアメリカ人は物の消費の仕方が半端じゃないですね・・・・?』

『そのカラクリはね~

クレジットカードのリボ払い(定額返済システム)

月々の返済額が一定に決まっていて、ローンの総額がいくら増えようと支払い金額はずっと一定なの。』


『それは完済するんですか?』

『完済なんて考えてないんじゃない?』


まるでアメリカ合衆国の考え方を縮小したような印象を受けた。
“レガーノミックスがもたらした国内好景気”

1980年代前半にレーガン大統領によって世界で始めて革新的で大規模な減税と産業界への規制緩和、軍事支出の増大を組み合わせた新経済政策、レーガノミックスが実施されました。当初からアメリカのエコノミストの間でも政権発足時は「壮大なる実験」と言われたものです。

不況と物価上昇、高金利にあえいでいたアメリカ経済は、レーガン政権1期目の半ば、1983年ごろから見事な復活を遂げました。

ベトナム戦争の終結から10年近くが経過し、インフレと不況にあえいでいたアメリカは急速に自信と活力を取り戻してゆきました。

“双子の赤字”

レーガノミックスによる大規模な減税によってますます消費が刺激され、アメリカ国内での生産量では足りない分を海外から大量に輸入するようになりました。この結果、80年代に入って貿易赤字は急速に膨んでいったのです。


加えてレーガノミックスは巨額の減税や軍事支出の増大を行ったために、財政収支の赤字も一気に拡大しました。財政赤字をまかなうためには大量の国債を発行する必要があります。そのためには高金利を続けなくてはならず、

国債費(元本償還と支払い利子の合計)が増え続け、財政赤字も拡大の一途をたどりました。アメリカの財政赤字は、レーガン政権発足前の1980年には▲738億ドルだったものが、1983年には▲2078億ドルに急激に拡大し、1986年には▲2212億ドルにまで達しています。

財政赤字の膨張によって金利が押し上げられ、それにつれてドル高がますます進みました。レーガン政権は「強いアメリカ」の復権の象徴として「強いドル」すなわちドル高政策を採っています。アメリカの長期金利(30年物国債金利)は1980年から1985年まで2ケタ台の高金利が続き、これに連動して為替市場では、1978年に1ドル=176円だった円ドルレートが、1982年11月には1ドル=277.65円と1977年以来のドル高を記録しました。

80年代前半のアメリカでは、経常収支(=貿易収支)が大幅な赤字なのにドルが上昇を続けるという異例の事態が起こりました。

これは教科書の教えとは正反対の現象です。その原因は何と言ってもアメリカの空前の高金利にあります。

1983年以降、日本をはじめ世界各国はアメリカの過剰消費の恩恵で同時景気拡大いわゆるバブル景気が始まります。


 ところが当のアメリカでは、空前の財政赤字が高金利とドル高をもたらし、それによって貿易赤字が加速度的に膨らむようになったのです。

レーガノミックスは貿易と財政の「双子の赤字」問題に直面することになりました。

アメリカが世界最大の債務国に転落してしまった。

企業が倒産する理由は過大な借金によるものがほとんどです。アメリカは国家財政の運営にあたって、当時の日本をはじめ海外からの資金がアメリカの国債を購入することに頼らなければなりませんでした。絶対の信任を寄せられていたドル(=アメリカ)への信用がひとたび崩れれば、アメリカの国債は買い手がつかず、アメリカは財政赤字を埋めきれなくなります。

そうなるとますます金利は高騰し、アメリカの民間企業や消費者を苦しめるようになります。おそらく株価も大幅に値下がりして、その影響は世界経済を直撃することになるでしょう。レーガノミックスの影の部分が債務国への転落をもたらし、磐石を誇っていたアメリカ経済の土台が突然不安定なものになってしまいました。これは世界の経済体制の根幹を揺るがす大事件です。

世界経済は「ドル暴落」という最悪の事態に対する脅威を抱えるようになったのです。


1984年の大統領選挙において歴史的な圧勝を収めたレーガン大統領は、政権担当2期目において経済政策を大転換させます。

この時点で有権者達にとってレーガンはベトナム戦争以降の不況から消費拡大で好景気のアメリカを生んだヒーローという印象しか無かった。

“失業と不況”

やがてその好景気に陰りが見えてきます。アメリカの民間企業は、ドル高・高金利を避けて工場を海外に移転させています。アメリカは国内の生産活動が空洞化して、ますます海外からの輸入品に頼るようになってゆくのですが、それが労働者の雇用にも悪影響を与えるようになってしまいました。

アメリカの日本に対する輸入制限政策にも負けず、自動車や半導体という基幹産業の分野で、急速に力をつけてきた日本製品の締め出し政策にも失敗し、日本と貿易摩擦が激しくなっていったため、反日感情へと発展して行きました。

“プラザ合意”

それまでの「ドル高=強いアメリカ」という金看板を捨て去って、アメリカ経済を弱体化させているドル高の修正に舵を切るのですが、それが「双子の赤字」という巨大な不均衡の是正を目的としたプラザ合意です。 それまでの伝統的な考え方は、為替レートはマーケットが決定するものであって政府が直接関与するものではないというものでした

日本が購入しているアメリカの国債はドルだてです。ドルの価値が下がれば国債事態のバリューも下がります。したがって最高値をつけていた頃の金額に比較してかなり日本が保有する米国債の価値が目減りをして多大な損益が生じます。

これは事実上の借金踏み倒しです。

借金を踏み倒されたうえに、1ドル150円という円高になった時には日本に貿易赤字を発生させ、日本経済にものすごい打撃を与える事になりました。

これがバブル経済の崩壊です。

その後下落しすぎたドル為替を$150付近で安定させる為に、ルーブル合意が決議されましたが、結局ニューヨークのウォール街で派生した株価の大暴落『ブラックマンデー』が原因でドル安に歯止めが利かなかった。



どんどん自国の造幣局でお金を印刷してふやしさえすればいくらでも物が買えるって言うわけです。

クリントン大統領の任期中に打ち出された適正な増税による税制改革によって、1998年に、アメリカの財政はようやく29年ぶりに黒字に転じた。翌1999年も黒字で黒字額は1244億ドル(約13兆円)である。

しかし、イラク戦争の影響でアメリカはデフレと失業問題に悩まされる事になります。ブッシュ大統領はレーガン大統領が行ったレガーノミックスに習い、国債返済よりも減税にそのプラス分を回すという処置をとりました。

ブッシュ大統領の狙いはデフレと失業問題をドル安で解決して次の人気を勝ち取るためです。

つまり、国民にどんどん物を買わせて貿易赤字はお金をどんどん印刷して埋めるわ借金は後回しって奴です。

ちなみに1999年末の米国債の残高は5兆7761億ドルです。

米国債の約30%は日本が買ったものです。この返済が行われさえすれば、少しは日本の経済状態も良くなることでしょう・・・・・・



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アメリカの一方的な市場コントロールに嫌気がさした欧州が作り出した、ユーロが力をつけてきている今、いつまでも最強の国際通貨だと思い上がった通貨流通もそのうち出来なくなる事も予想されるので、ドル価の暴落もありえると言われています。

世界でたった一人の男が、ダイスを振って関連諸国の未来を翻弄させてるんです。その力をアメリカ大統領にもたらすのはやはり世界最強の軍事だという事実に対して、もっと全世界の人々は注目すべきではないでしょうか?

振り回されちゃダメだよ!日本。







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テーマ=通貨・為替 - ジャンル=政治・経済

【2006/03/15 11:04】   トラックバック(0) | コメント(2) | Top↑






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コメント
せっかく日本国民はアメリカの圧力にも負けずに予想を上回る成果をアメリカ市場で出してきました。その努力が一瞬にして消え去ってしまうのは結局アメリカと地球と月のような引力で連動しているからなのだろうと思います。それならば、日本にもアメリカの大統領を選択できる権利を与えて欲しい。若しくはもう日本を独り立ちさせて欲しいって思ってしまいます。ブッシュ大統領も日本経済が破綻してしまうのはアメリカの経済ばかりか世界各国に悪影響なので小泉首相の金輸政策に少したずなを緩めているそうです。金輸政策自体は日本が頻繁に行っている事で、比較的アメリカはマーケットの動向に任せて人的操作は控えめにしているようですが、いざ行うと本当に世界を巻き添えにしてしまいますから怖いです。
【2006/03/17 16:11】 URL | coolcuts [ 編集] | page top↑

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なるほど、いままでうやむやでよく分らなかったことがとってもすっきりと分った気がします。素晴らしい記事をありがとうございます。こうしてよく観察すると、アメリカのスタイルや方針にはかなりの無理がある感じがします。この不自然さを見直すのではなく、強引に押し通そうとしているところにいろいろな問題が起こっているのだろうし、これからも起こるのだろうと思いました。
【2006/03/17 08:58】 URL | Teduka [ 編集] | page top↑

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