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マドンナが‘06春のBAZARでトップを飾る訳  | ファッション傾向
Madona-Bazar.jpg


‘06この春からの傾向を調べるため図書館へ行った。

今回リサーチしたのは

BAZAR SPRING ISSUE , SEVENTEEN , COSMOPLITAN , MORE , SURF

ですが、その中でも一番今期のファッション展開を特徴付けて示していたバザールにスポットを当てて検証しようと思います。

いきなりカヴァーがMADONNA

彼女はアルバムHANG UPのリリースと全国ツアーを05年には企画して精力的にマドンナ健在をアピールしていたかと思いきや、先日のオスカーノミネートでもかなり注目をあびていたし、今回、スプリングファッションの特集記事の中で

『MADONNA'S INFULUENCE : SPRING 2006』

と、かなりこの春の重鎮としてもてはやされている。

そう!本格的に80年代ファッションの到来です!

 かつて50年代の女性らしいシルエットAラインフレアーが前面に出て来て、ボートネック、そしてコルセットも蘇った(ボンテージファッションとして)そしてバルーン、キュロット等懐かしいシルエットが勢ぞろいです。また、詳しくは写真を添えてお伝えします。

最近アメリカのデパートの店頭で再びコルセットが並ぶようになりました。(しかも見せコルセットです。)シャネルが知ったら怒るでしょうね

80年代にマドンナを支持した層は現在ちょうど30代から40代という経済の中心的な位置に来ているというのがあげられると思います。

Corvette戦略のように青春期にあるイメージを崇拝した世代に懐古的な企画で高級商品を打ち出し、ヒットさせる狙い。

その広告塔に選ばれたのがこちらのMADONNA様だということでしょう。

では、80年代にマドンナが登場した背景はどんな時代だったのでしょうか?


60年代や70年代はキューバ危機、ベトナム戦争、とアメリカの権力保持が中途半端で終わった事実を横目で見ながら、公民権運動や、 女性解放運動を経て、政界では世の中が無秩序になったという評価をするものも少なくなかった。実際ケネディー以降のアメリカの大統領も、フルシチョフの後のソビエトの書記長も保守強硬派の傾向をたどった。

そんな中でアメリカ国民も80年代は保守・沈静の時を迎えようとしていた。

80年代当時のアメリカはオイルショックと自らが投げたマスキー法制定案によって日本車がメキメキと評価を上げて行き、世界に誇るアメリカビッグスリーの不振が叫ばれるようになった。多くの失業者とヒスパニック系移民増大問題。病めるアメリカがそこにいた。

そんなおり、古き良きアメリカを懐古的に演じたマドンナ旋風が巻き起こる。
 
 激しく価値感が揺れ動いた60年代70年代を通り過ぎて、平和で裕福だった強いアメリカがあった50年代を懐かしんだのではないでしょうか?

男性に媚びる女性の象徴であるマリリンモンローを再びイメージとして担ぎ出した事にマドンナは間もなく、全米女性機構(NOW)のベティ・フリーダンをはじめインテリ層から猛攻撃を受けることになる。

たしかに、マドンナの売りだしイメージだけで見れば、 『女は女らしく』と言う風に捉えた方がほとんどだと思いますが、実際、性の対象物である女性、10代の妊娠中絶問題、人種差別問題・宗教、物質的な欲求等、ありとあらゆる社会問題にメッセージを投げかけていた。60年代~70年代にバランスを取り損ねたものに対しての、調整役として彼女の存在が大きかったのでは無いか?って思うんです。

例えば、フリーセックスにはなって男女が同じスタンスで性について考えられるようになったけれど、その後妊娠問題は女性に直接的に降りかかってくる。とか、他民族国家のあり方として全ての人種を平等に扱う為の約束事が出来上がったけれども、実際存在する価値感や文化などの葛藤。手に入れる希望を持ったうえでの貧富の差。増大する国内消費の影で増大する貿易赤字 etc...

マドンナはあの時代のアメリカに本当にタイムリーに問題定義をしていたと思う。

 80年代はそんなアンバランスを克服する時代だったんだろうなって思います。
 
 
イラク戦争終結    ⇔ベトナム戦争終結

原油価格急騰     ⇔オイルショック

京都議定書不参加問題 ⇔マスキー法提案 


一方2005年に環境問題や原油価格高騰によって史上初めて販売台数トップ5にアメリカ国産車が入らなかった。

80年代ファッションが始まった傾向と情勢が似通っているのはただの偶然でしょうか?

結構、国内経済や世界情勢がMachismoに影響する部分がありそうですね。
本名マドンナ・ルイーズ・ヴェロニカ・チッコーネ。1958年8月16日、アメリカ・ミシガン州ベイシティで、6人兄弟の上から3番目の長女として生まれた。音楽誌など伝えられるところによると、彼女の母親は5歳(6歳説もある)で他界する。その後、父は家政婦を後妻にしたが、マドンナは新しい母を受け入れることができず、固く心を閉ざす。しつけは殊の外厳しく、敬虔なカトリック信者である父は、長女マドンナに家事の手伝いから妹弟の子守までを押しつけたという。

 家を飛び出ることばかりを考え続けた彼女は、17歳のある日、たった35ドルを握りしめてニューヨークに飛び出す。ウエイトレスなどをしながらダンスの修行をし、ときにはヌードモデルやポルノ女優をしたという。そればかりか、路上でレイプの被害に遭ったという事実もイギリスの音楽誌『ニュー・ミュージカル・エクスプレス』(1995年)で告白している。

苦しい無名時代を乗り越えた彼女は1984年に『ライク・ア・ヴァージン』で大ヒットを飛ばし、世界的なスターにのし上がっていった。

 彼女の曲には、『オープン・ユア・ハート』(ポルノ)、『パパ・ドント・プリーチ』(10代の妊娠)、『ライク・ア・プレイヤー』(人種差別・宗教)……などの社会性のあるメッセージが込められており(松田聖子の曲にはそれがない)、後にフェミニストたちも、自らの認識の甘さを認めるようになる。すなわち、マドンナはカトリックという権威と父権に対して、たった独りで果敢な挑戦をしていたということが認められ、その成功が研究対象になっていくのである。

彼女は本当に自分をブランド化する戦略がうまいって思います。




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テーマ=春のファッション - ジャンル=ファッション・ブランド

【2006/03/10 01:54】   トラックバック(0) | コメント(2) | Top↑






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コメント
Fujikoさんコメントありがとうございます。80年代にマドンナは結してファラフォーセットヘアーをしていた訳ではなく、そしてファラフォーセットは70年代にチャーリーズエンジェルで有名になったので、今回の80年代ルックの仕掛けはかなり多方面のスペシャリストがイメージ統一を図ったうえでマドンナが広告塔になっているような感じも受けます。若しくはマドンナの業績が評価されて、彼女の新しい打ちだしイメージに向かって全てが動いたかどちらかではないでしょうか?後付で流れを説明するのは簡単ですが、一人の女性が歩いてきた軌跡がこれまでも時代のニーズにはまっていたケースもそんなに多くは無いはずですよね。
【2006/03/15 08:19】 URL | coolcuts [ 編集] | page top↑

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少し前に、VH1でマドンナの近年を取り扱ったドキュメント番組を途中から観たのですが、それまでマドンナは別に好きでも嫌いでもありませんでしたが、番組を観て初めてマドンナという人物に好感と興味を持ちました。その番組では、家族と仕事に情熱を注ぐ努力家で真剣なマドンナ像が映し出されていて、彼女の人間としての成長ももの凄く感じられました。番組の1コマでは、彼女の長女が「着飾っているとか、きれいだからとかの見た目で、人は判断してはいけない。人は見た目ではなくて、中身で判断をしなければならないのよ。」と発言する場面には、生意気というよりも、良い教育をされているのだなと感心しました。(その発言は、本心だと信じて...。)無名時代の苦労を経て試行錯誤を繰り返し、偉大なキャリアを築き上げた後、母性本能に目覚め、自分に合ったカバラの宗教に出会い、今の彼女は80ー90年代の強烈なイメージで世間を騒がせた頃を忘れさせる様な、自らを知り、自らの運命を築いてゆく安定感と確信を得た女性として、私の頭に再編成されました。(と、番組を見ただけで、単純な自分ではありますが...。)

前置きが長くなりましたが、時代を先取りして、自らのイメージを巧みに変容させ人々を魅了し続けて来た彼女ですが、coolcutsさんのレポートにあるように、彼女が80年代のスタイルを復活させたことは、彼女の旅路がようやく完結し出発点に戻って来たかの様に思われます。(完結という訳では勿論ありませんが、上手い表現がみつかりませんでした...。)時代を読み取るマドンナ、coolcutsさんの記事を読んで、私も今年のその80年代ファションの成り行きに興味を持ちました。
【2006/03/14 10:30】 URL | Fujiko [ 編集] | page top↑

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