Top | RSS | Admin
スポンサーサイト  | スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
------------------------------------------------------------
【--/--/-- --:--】   | Top↑






電気工事 騒動  | 美容道
辞表提出から明けての日曜日、17日の朝の事。

『朝8時に二人で来てくれ、コンセントの設置位置を決めるから。』

と、オンの知り合いの電気工事屋に朝8時に呼びださて、僕は、前もってイラストレーターでセット面の位置関係とアウトプットの設置場所を図面に起こしたものを手に持って、説明し始めた。

彼はそれを話半分で聞き流しながら、こう始めた。

『コンセントの数が半端じゃないな』

あれもやらなければならない、この部分の工事は相当大変な事になりそうだ。 このビルは1930年代の建物でかなり固い木材を使ってるから、この部分の木を掘って電線を通すのは不可能に近い。。。。。。

『だいたい日曜日にやって来て働きたきゃ無いんだよなぁあ。』

等など、文句を並べ立て。 当初材料費込みで$500の照明は含まずの内容だった請求額が$1400に膨れ上がっていた。

材料費自体がすでに$600、レシートを見せながら$1400以下には負けられないと言った。

とりあえず作業を続けてもらう事にして、僕らは他に用事があったのでいったんその場を去った。

3時間後、現場に戻って来た僕は彼に明るく挨拶をした。

『無視。。。。』

(おおっと。。。怒ってる?)


しばらくあたらず触らずの距離で彼と助手の仕事を眺めていた、30分後。

彼がロールの電線を巻き直しながら、他の作業に早く移りたがりそうなそぶりだったので、ツカツカっと駆け寄って行って、


『あ、これ僕がやっておくから他の作業に移ってください。』


と言ってら、バツが悪そうに

『おお、そうかい?』

って言った彼は、次の作業へとりかかった。


そして店内のあちらこちらに転がっている、切り捨てられた電線やゴミ、破片などが転がっていたのに気がついた僕は、ほうきと、ちりとりを持ち出して、片付け始めた。


すると、さっきまで仏頂面だったおっさんが、『一カ所に10サーキットだぜ、1600Wのドライヤーだってぜったい落ちたりしないからな、安心しときな!』って。 彼の仕事のこだわりを話し始めた。


僕は自分が昔、小学校の頃大工になりたかったって言う話をしながら、彼の仕事をとっても興味深く見入っていた。

すると、助手の方を向いて、

『おいっ!俺こいつの事気に入ったぜ!』 って言った。

そしたら、今度は助手の方が、子供に中国語を習わしてる事や、娘はスペイン語を話す事などを僕に話し始めた。

『お前は日本語を話すんだろう? いいな〜、他の言葉が解るってのはなぁ。このドリル見てみろよ、こいつじゃないとこの木に穴は開けられないぜ。』

本当に見事に固そうな木材が壁の後ろにあった。

『建物はな、古いものほど贅沢な材料が使ってあるんだ。働くには面倒だが、こういう建物は本当に長持ちするんだよ。』


『へえ〜 本当に頑丈そうですね。』


『ああ、悪いなすっかり片付けさせてしまって。 散らかってんだろう?』

『いや、いいですよ。後は僕がきれいにしておくから、早く家に帰って家族サービスをして上げてください。』


『悪いな、工事費だけどよ、材料費と奴の賃金も考えるとやっぱりあれ以上安くする事はできないがな、$800を先に払っておいてくれたら、後残りはいつでも払えるときでいいからな。』

そういって、おっさんは笑顔でその場を立ち去った。

彼の車が消えるまで僕はその場に立って見送った。
スポンサーサイト
------------------------------------------------------------

テーマ=美容のお仕事 - ジャンル=就職・お仕事

【2013/02/18 08:14】   トラックバック(0) | コメント(0) | Top↑






<<夜逃げ騒動 | Top | 辞表>>
コメント
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://coolcuts.blog6.fc2.com/tb.php/2247-ba1afebd
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| Top |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。