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出店第八プラン ”投資条件の見直し”  | 美容道
お金が無いからインベスターの身勝手な内容に振り回されてしまうだけなんだ。

その頃にはもう『たかが七万ドルの投資で売り上げの10%なんて金額を一生払っていくような契約は辞めちまいな、おれが金をかしてやるから、年利10%で返してくれたら、もうお店はあんたらのものさ!』

そう言ってくれる人もいたし、姉が自分の蓄えを貸してやってもいいとまで言ってくれていた。

僕を、インベスターとの契約へ結びつけていたのは、話を持って来てくれたM君と、一度やりますと言った約束の言葉への義理立てだけだった。

でもその頃、M君は、M君で彼のビジネスの方向性を変えてしまって、自分だけのビジネスラインを進み始めていた。

売り上げの10%を払い続けるのにリスクは全部僕らがかぶり、そのうえ給料保障も無いという身勝手な契約内容を押し付けて来るインベスターに見切りをつけた。

ジョシュはTVプログラムとライセンス契約をしたのでシカゴへ移り住むと言い出した。

僕とオンは、一旦今勤めている美容院を辞めてブースレントをしながら軍資金を稼ぐ方向に切り替えた。

10%利子でお金を借りるという手もあったけれど、自分達だけでどれだけできるか?

それを試してみたくなった。

すぐにブースレントが出来る美容院を探し始めた。

3月が決行の時だ!

そして年が明けた。

日本に住む知人と話をしていた時、美容院開業がまた没になった事を話すと

『お前には美容院なんて作れないんだよ!』

なんて言われたから、頭に来て電話を切ってやった!

世の中にはどこまでも悲観的で、前向きに物事を考えられない人が存在する。

そんな人の話をずっと聞いていると、出来る事も出来なくなってしまうから気をつけた方がいい。

電話を切った効果はすぐに現れた。

ジョシュから久しぶりに電話がかかって来た。

『coolcuts! 以前俺たちが見てたDowntownの物件があっただろう? あれ、また値段下げて来たぞ! あの値段ならおまえ自力でできるだろう、興味ないかい?』

と、言って話を聞いてみる事にした。

連絡先を聞きつけて、それでお店の中を見させてもらう事にした。

ケリーとの出会いだった。

彼女はお店を購入したのはいいけれど、ショーやプロダクツのプロモーション業務が忙しくなって、お店がなかなか開けられないでいた。

美容師じゃない投資家の人間が、高い値段でオファーをかけてきたが結局自分がマネージメントをしなければならないのでそれは無理。と言う事で、美容師のオファーを探していたところだった。


窓際の大きな壁がお店の中に入って来る光を遮断して、中が暗くて息が詰まりそうなぐらい閉鎖的な空間だった。

このお店を買いたいと思うけど、あの壁を崩してもらえないだろうか? 

そう言って、お店を後にした。

その次の週の月曜日に、壁の崩しを待たないまま、彼女とお店で待ち合わせをして購入をする事を決意した。

その意思を伝えると、

『とにかくあの壁を崩すから、そしたらもっと高値で買ってくれる人が現れるかもしれないし、実際壁を崩したらもう一人他の人に見せる事になってるの。その人が買わないって言ったら貴方に売ってあげるわ。』


あと1日だけちょうだい。そしたら結果を伝えられると思うから。

なんで、先週手付けをうって帰らなかったのだろう?(*グッドディールにはすぐに幾らでもいいから手付金を払っおこう)

失望した。

後は、もう一人が買わないのを祈るしか無かった。
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テーマ=美容のお仕事 - ジャンル=就職・お仕事

【2013/02/08 17:21】   トラックバック(0) | コメント(0) | Top↑






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