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Gannam Style にみる Meme(ミーム)  | 遠隔操作


今日はミームのお話です。 Meme, とは、動物行動学者、真価生物学者のリチャード・ドーキンス氏が1976年にその著書「The Selfish Gene」利己的な遺伝子という本で紹介した、心を操るウイルスで。 進化は動物の姿形を形成するのみならず、必要とされる事柄や文化は自然の選択によって、社会の中へどんどん伝染しながら進化して行くという文化進化論。

ここに上げられるのは王侯貴族が長く支配した封建社会が終焉を迎え、民主主義の発展に伴って、アメリカ国民のほとんどにワーキングクラスのシンボル的なパンツだったジーンズが浸透した事。

それが、あっという間に世界中に広まる事に成った事。

女性の抑制され続けた性、その開放をシンボリックなイメージにしたミニスカートが世界中に広まったのも。

黒人の音楽が解放運動の盛り上がりを見せる中、どんどん白人の中にも浸透して、ロックンロールが生まれた事。

若者文化の欠如していた世の中に、ふと湧いて出たビートルズがその子供から大人への変化の途中の若者の文化を築き上げ、世界中のファン層を獲得した事までも含まれるでしょう。

それらは、たぐいまれなマーケティングの結果が及ぼしたブレイクのように語られる事が多いのは確かです。

でも、僕はちょっと違った方向からそれぞれのムーブメントを見ています。

今回ご紹介しているYoutubeのビデオクリップは 韓国のポップスターが、にわかに放った国際的な大ヒット[ GANNAM STYLE] 

オリジナルクリップの視聴回数は900億回を超える世界中で最もYOUTUBE で視聴されたPSYのビデオクリップ。

あげくの果てにボーカルのパク・ジェサンは、オバマ大統領に招待され、ホワイトハウスで面会する事になった事で今アメリカ中の話題になっています。

僕は常々、どうしてこのPSYのビデオがそれほどまでに世界中の視聴者の興味を引いたのか? それが不思議でしょうがなかった。確かに見てるだけで面白いのは間違い無いのですが、それだけでこんなに世界中に見る見るうちに広まってしまうのだろうか? ってね。

でも、今回のホワイトハウス招待の一件でその謎が解けました。


僕はこの一連の流れから、改めてPSY の [ GANNAM STYLE] を視聴したところ、ある事に気がついたんです。
ビデオを視てるうちに、どういう訳か、あの、チャーリー・チャップリンの映画が頭の中に浮かんで来たんです。パク・ジェサンはひょっとしたらチャップリンと同じ事をしているんじゃないか? って。。。。


チャップリンは第二次世界大戦前にナチスドイツの独裁者、ヒットラーを真似た出で立ちで、無声コメディー映画を世の中に排出してファシズムの批判を続けた。その事で彼は中立の立場をとっていた、アメリカから国外追放されたんです。

PSYは2009年にこの世を去った、北朝鮮の最高指導者だった金正日に似てませんか?

そう思った時に全てが繋がって来たんです。

PSYはひょっとしたら、現代のチャップリンなのでは?


フセインが死刑になり、ビンラディンが殺され、金大中が逝ってしまった今、アメリカを恐怖に陥れる者はいないように見えます。独裁政権という言葉はたった一つのイデオロギーが、世界中に拡散して支配してしまうのを恐れる事に対する言葉なら、ファシズムはこの世界から消えて無くなりつつあるのでしょうか?
いや、それともアメリカのキャピタリズム拡散政策による軍事行動そのものが、それに似通ったものと考えるのでしょうか?

彼は、悪の枢軸国の元最高指導者、金正日の容姿を真似ながら、カウボーイの振り付けで踊りを踊っていたんです。

彼の根本のコンセプトはアンチアメリカなんです。 実際、過去にアメリカがイラク戦争を起こした事に批判的な詩を書いて発表したり、『アメリカ人を皆殺しにしろ!』なんてとんでもない過激な詩も書いて発表したりしていました。 今回のホワイトハウス訪問にあたって、PSYは過去に発表したそれらの作品について深く謝罪を発表しています。


さて、それが何で『ミーム』と関連性があるって?

世の中で必要とされる情報は、人から人へものすごいスピードで拡散していくという、ミームの論ずる所に、チャップリンの映画も、PSYの作り出す映像の中にも、結構当てはまる所があると思うんです。

ナチスドイツのファシズムがヨーロッパを恐怖の渦に巻き込む中、チャプリンはそれを茶化して、人々を笑わせ続けた。当時中立の立場を表明していたアメリカは彼を国外追放してしまいます。

民主主義の国が表現の自由を真っ当できないほど、たった一人の小さな男の作品は影響力を持ち得たという事にほかならないでしょう。

アフガニスタンが落ち、イラクがアメリカに服従してから後。中東諸国でアメリカに歯向かえる者は誰もいなくなりました。かつて国家に属せずアメリカを標的としたアルカイダの最高指導者、ビンラディンも今やCIAとSEALの連係プレイにより殺されてしまいました。

ソビエト連邦国が崩壊、ロシアにかわってからはアメリカに歯向かう力を持ちません。
かつて ”赤の国” と呼ばれた中国は、社会主義国体制を緩和して、キャピタリズムのアメリカと協力体制の元で国力を増大していっています。

そんな中で唯一相変わらず、暴れん坊を気取っているのが北朝鮮。金大中が死去してしまった今でも、その息子が独裁政権を継続して我が日本を挑発しています。それについては、北朝鮮は中国の手先で、中米友好関係の中で中国が表立って出来ないアメリカに対する挑発行為を、中国に変わって行っているとも言われています。

世界中で最もアメリカに友好的じゃない北朝鮮の最高指導者の容姿で、カウボーイを茶化してみせるPSY。


そのパク・ジュサンの存在は、現在アメリカと中国の間でくすぶっているパワーバランスの微妙さを風刺して、恐怖を和らげる役割を果たしているのではないか?そして、カウボーイ達が世界に放つファシズム? を抑制する。Memeを伝染しているのではないでしょうか? ってcoolcutsは思ったんです。

今、僕がカウチに寝そべって MACBookを膝に置いてBlogを書いていられるのも資本主義、民主主義のもたらした平和で平等な世の中のおかげだと言う事は間違いが無いと思います。

しかし、そのために地球上の資源が大量に使われて、その利権を巡った争いが絶えないのであれば、自然淘汰の力が働くのもあり得るのでは無いでしょうか?

この、文化を伝染するミームの存在、貴方は信じますか?
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テーマ=社会学 - ジャンル=学問・文化・芸術

【2012/12/10 17:05】   トラックバック(0) | コメント(0) | Top↑






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