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D2xsで夜景撮影  | D2Xs
DowntownN.gif
D2xs Nikkor 50mm f1.4 Ai ISO 100

同じロケーションでの撮影
D70 Sigma 18mm-125mm f3.5-5.6

D2xsを手に入れました。 そう、今更D2Xs です!

2006年にD2x のマイナーチェンジ機として投入されたNikonのプロシューマー・ハイエンド機。

今ならアマチュアハイエンドでもこのカメラより優れてる。 そういうご意見の方も多いはず。

発売当時は$6000近い売値だったこのカメラ、今や中古でD7000を買うよりも安い!なんて事になってる。


写真はカメラか? レンズか?

フィルムカメラ時代と同じ尺度で、その答えを導き出すのはとっても難しいと思う。

この写真の中でヘリコプターが飛ぶ姿をピタッと止めようと思うなら、きっと超高感度に頼らざるおえない。

三脚無しでの撮影を可能にするのも超高感度撮影。

するとカメラ性能のウエートが高くなる。


D2系までのNikon派はどうしても明るいレンズで感度の低さを補う必要があったので、レンズの違いがかなり顕著に出たのでしょうが、D3になってからの高感度対応は作画意図を除いてレンズの明るさをあまり必要としなくなったようにも感じます。が、しかし、現状はDX系モデルよりもより最大開放値での減光がシビヤになる分、開放側でのレンズ性能を問われます。

この夜景の写真を同じ場所でD70とSigumaで撮影した時の写真とを比較すると、カメラ性能もレンズ性能も劣るのに、この大きさの表示ではあまり違いが解らない。

よく目を凝らすと多少D2xs+50mm f1.4 Aiのほうが解像感があるように思います。

このSan Diegoの夜景ショットはISO100で撮影。 長時間露光撮影です。

こういう作画の撮影でISOはあまり気にならないから、取り立てて超高感度機を必要としない。

考えてみると、この D2xsのISO設定って結構フィルム時代に近い。 アナログカメラの巨匠達がISO100からISO800のフィルム感度制約の中で生み出した大作は数知れない。

それは ”技” と呼べるものに違いない。 と今更のように思う。

この超高感度FXフォーマット時代に、あえてD2xsを手にしたのは、決して操縦が容易でないイタリアンスポーツカーを乗り回してみたい気持ちと似ている。


D3世代のDSLRはローパス・フィルター(高周波遮断回路)を90°ずらし、二枚重ねることで、超高感度ISO25600(許容3200)を作り出している。 

D2xs はローパスフィルター回路をたったの一枚だけ使用。

ライバル会社が次々にISOハイスペックマシーンで業績を上げる中、Nikonは高感度域でのノイズを覚悟してでも、あえて高周波域を残す設計を貫こうとした。ISO 対応域は低いけれど、低感度域での画像クオリティーが高く保てるから。

ある意味、フィルム時代に培った巨匠達の ”技” を信頼して高画質な作品を世に残そうとしたのだと思う。

この頃のNikonは画素数競争にも疑問を感じていた。 A4フルカラー印刷256色に必要な画素数は 610万画素もあれば充分で、D2xsのクロップモードでの画素数でも事足りるし、画素数だけならD70だってその域には達している。その変わり、 D2xsは出力サイズを出版企画に合わせる事には拘って、引き伸ばしを必要としない設計にした。

フィルム時代にあの名機F5を生み出したNikonには、センサーが大きくなるとレンズが対応しきれなくなる事が解っていた。だからライバル社がフルフレームで業績を伸ばしても、DXフォーマット路線を崩さなかった。

レンズの収差を軽減する為にも、ズームレンズの1.5倍有効活用にもDXフォーマット路線は欠かせない要素だった。

画素数も、ISOスペックもフィルム時代の巨匠達が彼らが持てる技で、紙面上に最大限発揮できるように設計してある。無駄に重くせずハイクオリティーな画像を生む事が最優先だった。

このD2xsはNikonが信じた ”フィルム世代の巨匠に一番フィットするカメラ設計の追求”。その意気込みが注ぎ込まれた最後のハイエンドマシンだったんです。

今や時代はデジタル。 全ての企画はパソコンのモニター表示を基準に作られる。

それがデジタル世代のプロ達の置かれた環境。だから、デジタルカメラはフィルム世代とは全く違った撮影スタイルを要求されるようになっているのは事実です。

高感度特性の性能が高くなった事は、また新たな表現の自由をデジタル巨匠達に与えてくれているのも事実です。

だけど、D70で柔道を撮るぞぉ!企画でNikonファーストジェネレーションマシンの可能性を垣間みた僕は、もう少しだけ、アナログに近いカメラで勉強を続ける事にしました。

まったく技というものを持たない僕にとって、このイタリアン・スポーツカーがヘソを曲げずに走ってくれるかどうかは疑問だけど、今回僕は、Nikonの職人としての頑固さを買いました。

このじゃじゃ馬を乗り回しながら、美しい作品撮りを目指したいと思います!




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【2011/05/25 22:39】   トラックバック(0) | コメント(2) | Top↑






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コメント
ロベルトねんきうセブン様 

近所のBest Buy でNikon D7000の隣にあるCanon7Dを触って止めどなく続く連射にバッファーの強力さをひしひしと感じました。7Dは現在DXフォーマット最強の機種ですね。

僕のD70はカードが接触不良を起こしてデータが壊れてしまう故障が頻発するようになりました。愛着のあるカメラですが、6年の歳月がデジタルに及ぼす老朽化はフィルムカメラの頃とはやはり事情が違うようです。

耐久性では定評のあるD2xsですが、これから何年使える事やら。 10年は使えと奥さんには言われていますが・・・・


先日D2Xsを柔道撮影にデビューさせましたが、やはりf1.8開放ではピントがピンポイント過ぎて顔の表情がなかなか被写界深度の中におさまってくれませんね。

 ねんきうさんのF4作戦のほうがピントが深いので大きな揺さぶりのある動きに最適ですね。CanonのF4通しのレンズは特に解像度がズーム側でもかなりあるので定評のようですね。 さすがの選択だと思いました。
【2011/06/02 16:17】 URL | coolcuts [ 編集] | page top↑

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いや、いい企画です!
これから楽しみにしています。
正直スペック競争のデジカメネバーエンディングストーリーに、僕も不安を覚えます。
昔のフィルムカメラは、買えば一生もんくらいの感覚だったのですが、いまやそういう話は通用しないです。
がんばって無理して7Dを購入して1年半ほど経ちますが、できたら心中する感覚で使い倒そうと思っています。
【2011/05/28 18:02】 URL | ロベルトねんきうセブン [ 編集] | page top↑

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