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侍になりたかったアメリカ人 其の五  | 世界から見た日本
告白

Yoroi2.gif

(刀を授与する面子の最終決定内容が届いた。)

招待状に巻物、杯、実家から着物が届けられ、準備は着々と進んでいた。

全て彼と僕達の持ち出しで作るイベントだからあまり大掛かりな事は出来ないけれど、昔からイベントをプランニングするのはとても楽しんでやるのが僕の性分だ。

だけど、どうしても一つだけ気がかりが拭えない・・・・

その名簿の中に僕と僕の妻の名前があったからです。

僕たちが道場へ通い始めたのは去年の今頃、わずか一年しか経っていない。道場が初めて企画した Tournament を一緒に作り上げた仲間ではある。

でも、他にも以前からこの道場を支えて来られた方々が載っていない名簿に僕たちの名前がある事に違和感を感じずにはいられなかったんです。(そうだとしたら僕たちを外してもらうか? それとも先生方だけを対象にするか? それとも場所を変え授与する者だけが参加する形式にするか? その方がすっきりくる。)

僕は妻にその気持ちを打ち明けてみた。 彼女の意見は違っていた。


『これは彼の常日頃の感謝の気持ちからくる贈り物で、道場の貢献度とはまるで関係ないのよ。別に彼は誰に頼まれてやっている訳でもないし、ご自身の気持ちを表したいだけなんだから、貴方も素直に受け取っれあげるほうが思いやりってものじゃない?』


彼がこの企画を思いついたきっかけのエピソードも知ったうえなので、その時は一応納得した。


柔道のプロモーションとは全く異なる意義で決定される賞を道場の公の場で個人に渡すというのはどうだろう? 事前に責任者達の説明されているのならまだしも、サプライズだから誰も知らない。道場が企画するジャパニーズテーマのパーティーと彼の授与式がまるっきり切り離されて受け取られるという事が可能なのだろうか?

という気持ちは僕の心に日増しに強くなっていった。

そこで、『式典の形式上、僕たちアナウンスプレゼンテーター達を授与者からはずして、流れをスムースにしましょう! 』という提案をしてみた。

すると、『君たちがそれを望むなら、よかろう!そうしよう。』と、すんなり受け入れて下さった。『でも、当日式が終わった後には公式にアナウンスするからな。』


対面的にはこれで道場の貢献度を含めて考えても、納得のいくラインナップになった。


誰も傷つかないし、クレームも出ないだろう・・・・・・
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テーマ=文明・文化&思想 - ジャンル=学問・文化・芸術

【2010/10/21 01:01】   トラックバック(0) | コメント(0) | Top↑






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