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戦場の友情  | アメリカ移住
私はベトナム戦争の時に戦地に出兵したんだ。

朝から晩まで四六時中寝起きを共にしてきた戦友達は、

まるで私にとって家族のような存在だった。

時には喧嘩もして、時には腹を抱えて笑い。

戦況が悪化して来ると、共にアメリカの為に戦った。

機関銃の弾が降り注ぐ中を突き進み

私達はスナイパーだったので前線にいて敵国の機関銃師を射止める役割を担っていた。

火炎の煙で敵か味方かの区別もつかない中で

横目で我が戦友の無事を確認しながら前へ前へ前進して行った。


戦場は貴方が映画の中で見ている程カッコいいものではない。

一緒にキャンプを出発した仲間が、一人、また一人。

まるで高速道路に置き去りにされた犬の屍のように転がる友人達の肉片を

振り返る事も出来ずに、涙でスコープを曇らせながら、一人、また一人、敵の兵隊の頭をぶち抜いて


やっと炸裂音が収まって、静寂の中でふと気がつくと・・・・・・


私の隊のほとんどの戦友が傍らにはいなかった。

生き残れば生き残る程、挨拶を交わし、酒を共に飲み、時には歌を歌い笑い合った。

時には感傷的になって夜通し話をした仲間が、次から次へと私のそばから消えて行ったんだ。


戦争が終わってからもずっと、


『もしこいつと仲良くなっても、そして心を開いても、又いつか死んでしまうんだ。』


そんな恐怖感から、心から誰かと打ち解ける事ができなかった。


帰還してからしばらくして戦前に習っていた柔道を再開した。


流れる年月も手伝ってか、徐々にこの柔道仲間だけには心を開いてつき合う事が出来るようになった。


道場が過去のささくれを取ってくれる。 私の癒しの場なんだよ。


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道場開設2周年の祝いの席で、先生が僕に話してくれたベトナム戦争。

命なんてかけた事の無い僕が、彼らの体験を理解しきれる事は皆無に等しいだろう。

彼らにとって多数の仲間の犠牲に成り立っている自分の命は、一秒一秒とっても重い物なのだろうと

少しは察する事ができます。 
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テーマ=戦争 - ジャンル=政治・経済

【2010/08/31 14:35】   トラックバック(0) | コメント(0) | Top↑






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