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 Stay out of my business!  | 美容道
”Hey you! stay out of my business. "  
あんたに関係ない事に首を突っ込んで来ないでよ!


最後のお客様を終えてほっと一息ついているとカラーリストのSがいきなり僕の方にやって来てそう言った。

『おいおい、いったい何をそんなに血相をあげているんだい?』

僕はまだ更衣室で着替えをしているお客様が2階から下りて来ないか気を配りながらそう訪ねた。


あんたね、あのお客の前のお客が30分も遅れたのよ! 


それで彼女を待たせなけりゃならなかったのに、どうしてあんたに余計な指図を受けなけりゃならないのよ!



『一対何の話だい?』


あんたコーディネーターに『私の顧客が待ちくたびれてるから急げ』って、そう言うように指示を出したそうじゃ無い!


『????』 誤解だな! それに、僕が顧客様の事を第一に考えて取った言動に、そんな反応をしているようじゃ

君はやっぱり自分の事しか考えれてないようだね!


何が誤解なのよ!


先ほど更衣室に上がられたお客様が階下に降りて来られるのが見えたからSの会話を遮った。


コーディネーターがレジを終えて、お客様を笑顔で送り出した僕の背中でSが叫んだ。


『あんた、話はまだ終わっていないんだからね!』


解ってるよ。 僕は至って冷静だった。 


そればかりか、こんな事で血相を変えている相手を(くだらない奴)と、そう思っていた。


あのお客様は僕のカット客でもある。たとえカットがもう終わったからと言って、担当したお客様の接客に責任を持つのは当たり前だ! 彼女が椅子に一時間も座らされている時の一挙一動を鏡越しに観察していたら、居心地悪そうに体を捻っていたからね。

”もともとのスケジュールでタイムラグがあるという事を再度彼女にお伝えして欲しい。” ってコーディーネーターに伝えただけだよ。『君を急かしてくれ!』 なんて一言も言っていない。


お客様は待ち時間が長くなると、『私は忘れられたのかしら?』 って思い始める。


だから、一言かけて『貴方がここにいるのは認識してますよ。』って知らせて上げる行為はとっても大切なんだ。


それをコーディネーターに僕がお願いしたからって、君がそんなにカッカするような事じゃないだろう!


君と僕のお客様の心を労ってあげてたんだから、感謝されても良いくらいだよ!



っっ.......そう言う事だったの、誤解していたわ。 それなら、その事について貴方を評価してあげてもいいわよぅ。。。。。




頭に来た時はぜったい謝らないSがとりあえず自分の非を精一杯の減らず口で認めた。


自分が正しい事をしているという信念とそろそろ4年目に入るアメリカ人経営の美容院での仕事が、序所に説得力を持った話方を身につけさせ始めている感触がある。

以前ならモゴモゴして何も言い返せなかっただろう...


その後コーディネーターが髪を切ってくれと言ってきたから彼の髪を切り始めて、僕はふとつぶやいた。


なあ、J 、僕、今英語で議論したよ。

不思議だね、時の流れって、何でも可能にしちゃうんだから。







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テーマ=美容のお仕事 - ジャンル=就職・お仕事

【2010/05/03 01:27】   トラックバック(0) | コメント(2) | Top↑






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コメント
こんにちはmeggie様、

僕のiMACが病院入りしてから既に一ヶ月がたちます。

日本語環境で使えるのは、6年も前のNECのラップトップで、もうへたっちゃってるので入力にかなり時間がかかります。返信が遅れました事お詫び申し上げます。

なかなかこちらに来てご苦労されているようですが、自分のスタンダードをしっかりキープしながらも、ある程度異文化を飲み込むぐらいの気概が無いと、アメリカ生活はとってもタフですね。

最近僕は少々のことでは驚かなくなってきましたが、自分のスタンダードが変わってしまう恐怖感と戦う羽目にもなっているのは事実です。

お互いに日本ではすることのなかった貴重な経験を積んで成長していきましょうね!
【2011/04/12 06:47】 URL | coolcuts [ 編集] | page top↑

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こんにちはcoolcutsさん! はじめてコメント書かせていただきます!
 実は私も英語圏に昨年来て美容室で働いてます。日本で6年サロンで働いた経験があります。 今はまたアシスタントからスタート。まだまだ未熟な私の英語レベルを駆使しつつ、みんなとコミニュケーションとりながらもうすぐ5カ月になります。毎日多い時で20人くらいシャンプーして手からは血が滲むことも多々。。。
これも経験と思い頑張る毎日です。  coolcutsさんのブログを拝見してから、あーそうそう。と合点することがものすごく多く。価値観と常識のレヴェルの違う方々と仕事をし、孤独感をよく感じたりしますが、沢山勇気をもらっています!ありがとうございます。
 昨日はカラーの終わったお客様のヘアカッターが自分のスケジュールをチェックしないでランチにいってしまい、(私はいつシャンプーするのかまっていたのですが)お客さまも急いでいたらしくいつまで待つのかイライラして待っているのを私が察して、スタイリストにシャンプーしていいかと聞いたら、あの人私のお客さんなの!?次のお客さんすぐきちゃうから急いでシャンプーしてくれる?とのこと。。わたしはお客様のイライラとスタイリストの間に挟まれつつも急いでシャンプーおえて担当のステーションにお客様をつれていくと、なんとそのスタイリストは他のスタイリストのシャンプーに回っていて、私にブロードライとどのぐらいカットしたいのかを聞いてほしいとのこと!I was like , you gatta be kidding me?状態でした。お客さまはあと20分でお店をでたいとのことで私は必死にブロードライをして、スタイリストにひきわたしたところなんとまた始めからブロードライをやり直してからカットしていまひた、、、とほほ。だから始めからあなたがやったほうが早いじゃない。。。時間の管理もそうだし、お客様とのコミニケーションもっと大事にしないとって、自分なりに彼らから勉強しました。英語力があったらなんか言い返せたのかもしれませんが、私はアシスタントの身だし、何も言えませんでした。。。  まあこんな風にいつも何かしら起きてはいけないことが起こってしまうのでほんとはらはらさせられます。 わたしもはやくcoolcutsさんのように凄い美容師さんになりたいなといつも思ってます。
【2011/04/04 10:11】 URL | meggie [ 編集] | page top↑

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