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覆水盆に返らず  | 美容道
『私、接客業にむいてないんでしょう!』



血相を変えた顔でその場を立ち去ろうとする彼女を僕は呼び止めた。


『いいから、ちょっとここへ来て座りなって・・・・・

  

なあ、あれだけ笑顔ができなかったのに、ほんとうに明るく笑う事ができるようになったじゃないか、

   それから、朝の挨拶だってできなかったのに、ちゃんと人の目を見て挨拶ができるようになっただろう・・・・・・・

それに、お客さんと朗らかに話しをしながら接客ができるようになったし、掃除だって細かいところに目が行き届くようになったじゃないか・・・・・


君は変わって行ってるんだ! 

 それを、向いてないだとか、できない!って言ってしまったら、本当に何もできなくなってしまうんだよ!


そう言うと、彼女は僕の言ってる事は理解できるってうなずいてブレイクルームを出て行った。



つい先日営業中に長電話、自分の車の移動のためにしょっちゅう私用で外出、自分の持ち場を責任感を持って行う事ができないアシスタントのMに対して 『プロ意識に欠けている』と説教をしたら、次の日にそそくさと辞めてしまったばかりだったから・・・・・・


今回のカラーリストのAが辞める件はとってもショックだった。



多分二人とも僕のせいなんだ・・・・・・



僕は説教をする以上に彼らのいいところを褒めて来た。でも1のお説教が10の褒め言葉に疑いの念を抱かせたのかもしれない・・・・。

打たれ弱い人間が多いようにも思うが、それを知ったうえできちんと対応できる自分をつくる課題は僕自身にあると思う。


以前勤めた美容院でも、アシスタントを引き止めるために夜遅くまで話をしたりした事もあるけれど、『またがんばってみます!』 と、その場は調子のいい事を言ってすぐ来なくなるなんてしょっちゅうでした。


It's no use crying over spilt milk.  

覆水盆に返らず

と、いうことわざがあります、後悔先に立たずという意味です。

土曜の朝、僕はDに 『多分僕が厳しすぎたのかもしれないが、後悔なんてしていないよ。』 とはっきり伝えた。



もし、水の中に油がいたとしたら水が入ってきた時に表面に浮かぶ油が先にあふれ出てしまう

でも、もしその油が油の中にいたとしたら・・・・・・


もしかしたら深く深く沈んでいけたのかもしれません。


なんだかさみしいけど・・・・・・


水が合わないということなのでしょう。


いろいろな人が入ってきてはすぐに辞めていく中で、僕はそう考え納得する事にしました。


スタイリストのランクアップ後一時的に少しダウンした業績も、現在順調に伸びていっているので、間違った方向へは行っていないと確信しています。


彼らもいつか自分に合った場所を見つけるのだろうと思います。




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テーマ=働き方 - ジャンル=就職・お仕事

【2008/06/01 17:18】   トラックバック(0) | コメント(6) | Top↑






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コメント
広島慶次さんってひょっとして僕の知ってる方のような気がするのですが気のせいかな?

とりあえず先輩後輩システムなんてものはこのアメリカの美容業界にはありません。僕たちが日本で育成された時のような内容では逆に言うほうが孤立していってしまいます。ですからキクさんがおっしゃるようにお願い口調や、きちんとやった内容にたいして褒めるという手法で対処してきました。

実際の辞めたい原因は二人とも金銭苦と異性問題でそこへ引き金になったのがお説教というところだと思います。

キクさんお久しぶりです。間違い訂正ありがとうございました。コピペでやってちゃ駄目ですね。英語も実は間違えていました。『どうやったら早くスタイリストになれるか?』という相談に対して、『僕がオーナーだったらモデルレッスンに穴を開けない事と今任されている責任分野を徹底する事が大切って考える』って伝えたぐらいでお説教と言えるかどうか? でもやめちゃいました。 アメリカの美容院は給料保障がありません。アシスタントのままずっといれば生活苦に苦しみます。スタイリストやカラーリストになっても顧客がつかなければ時間カットを余儀なくされます。早く悟る部分を悟って自分の感情よりもロジカルにサクセス戦略を立てられなければ、生活苦が長引くのは本人たちなので、やるか退くか?という局面には違いないんです。

ウナギさん

アメリカの美容師時代はなかなか貴重な経験をされたようで、カリフォルニアでも美容学校を出てすぐカットできるところは五万とありますよ。Mは一度うちを辞めて、そういったお店に勤めた後で、『やっぱり技術を厳しく鍛えてくれるお店で働きたい』と帰ってきたんです。 モデルが集められなくて結局そこから逃げて彼女のところへ現実逃避です。

ひろ子さん 楽しい人生を選択するのは悪いことでは無いし、厳しく自己啓発を目指す生き方とどちらを選択するかは本人次第だろうと思います。ただ、やはりチーム全体のステイタスバーを上げようという方向性の中でどうしてもそこに温度差が生じてしまうとギクシャクしてきます。 日本の先輩後輩システムの中では先輩が指図するだけで事を終える事ができますが、ボスの称号無く人を動かそうとしたときに“自分が率先してやる”これしかないですね。 


【2008/06/05 15:18】 URL | [ 編集] | page top↑

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”夢”をもって仕事できない人はいずれにしてもどこかで辞めて行くと思います。
アメリカ、日本って違いは表面的なもので、物を形にしていきたい(仕事で成功したい)と思っている人はみんなハングリーですよ。日本でもアメリカでもどこの国でもどこの文化でも時代でも、これをやりたいって夢を持ったときにはいろんな人の話、その後ろ姿から学ぼうとするもんです。
その彼女「接客業に向いていない」と早い時点で気付いてよかったんじゃないかな。
ヘアースタイリストなんて究極の専門職ですからね。本当にこの仕事をやっていきたいと思わない人は続かないでしょうね。

上の方のコメントにありましたが、もし「オーナでもない人に~」という感覚で仕事されるとまわりはきついですよね。
育ててもらおうと思ってなくても、実際に他の人たちにしわ寄せが行ったり迷惑かけてるんだったらその時点でスタイリスト、アシスタントにかかわらずなんらかのクレーム、もしくはペナルティーの対象となるべきです。
それに反発してやめるのはひどく低い次元の話なので本当。。仕方ないですね。

辞めたその人たち、きっと美容師になりたくないのね。その日に辞めて給料もらえなくなってもきっと他に食べ口があるのです。だってさ、coolcutsさんが上司に自分の悪い所指摘されたからってムカついてサロン辞めますか?夢ってそんなにあっさりあきらめられないですよね。なんてったって生活していかなくてはいけないしね。

正しい事は正しい、悪い事は悪いという大人でいましょうね。お互いに!

ただcoolcutsさんがいうように自分の言う事を聞いてもらえる人間になる為に精進する必要はありますよね。だから常に心正して、物事を正しく判断できる人間になる必要がありますね。これ子育てといっしょね!

【2008/06/03 13:48】 URL | ひろ子 [ 編集] | page top↑

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初めまして。 15年ほど前に美容師としてアメリカで働いていました。田舎にあるサロンでお客様もほとんどが大学生だった為、モダンなカットの仕方も分からないまま、美容学校を卒業した翌日からスタイリストとしてお客様の髪をカットするという恐ろしいことをやっていました。
10年近く東京で子育てをし、去年サンフランシスコの近くに引っ越してきました。さすがカリフォルニアのサロンは美容師さんのレベルも資格取得の試験も私が経験したことと全くレベルが違うんですね。
今 Coolcutsさんは日本でのサービスやスタッフのプロ意識の違いに戸惑っていらっしゃるようですが、私はCoolcutsさんのやり方に大賛成です。オーナーでも無いあなたがスタッフの指導をしているように思われ、いやな気持を抱く仲間がいるとしても、オーナーは全ての意味でのお店の変化に気が付いているはずだし、お客様も皆あなたに戻ってきている実績もあるのだから、少しくらいあなたのやり方を通してもいいと思います。
これくらいで辞めたがるスタッフはこの先どこでやっても長続きしないだろうし、お店にとってもお客様にとってもあなたの技術とプロ意識の高さを必要としていることは間違いないとおもいます。

Coolcutsさんのこれからのご活躍をお祈りいたしております。

【2008/06/03 03:04】 URL | ウナギ犬 [ 編集] | page top↑

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このコメントは管理人のみ閲覧できます
【2008/06/02 17:09】 | [ 編集] | page top↑

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>腹水盆にかえらず
あ、あの。「腹水」は病気の時におなかに溜まるやつ。 盆にかえらないのは「覆水」。 ついでに盆に帰るのはご先祖さんの霊。。。。

そんなことは良いのですが、アシスタントの人にしてみればオーナーでもない人に説教される覚えも、褒めていただく必要も、育ててもらう必要もないと思っているのではないですか?

スタイリストはスタイリストとしての仕事をする為に雇われた人で、それに見合った報酬を受け取っている、アシスタントはアシスタントとしての仕事をする為に働いていて、それに見合った報酬を受け取っている。 そこに上下の関係を持ち込んでしまうのは日本の感覚かな、と。

同じ場所で働く仲間として、不都合のある事に関しては「お願い」と言う形で伝えるのが普通かなと思います。

生意気言って、ごめんなさい。


【2008/06/02 08:09】 URL | キク [ 編集] | page top↑

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アメリカもそうなんだな・・・
今、日本でも全く同じ現象が起きてる
そういゆのはこの業界、昔から当たり前にあったが
何か昔とは質が違う。

今、日本では美容師は「なりたくない職業」の上位に入ってる
らしい。

10年前とは大きな違い。
とはいっても自然淘汰の世界、のし上れる奴と去っていく奴は
どの業界でも同じことだとは思う。

ただ、今の世代に応じた対応、教育は不可欠だろう。
上のクラスの価値観なども臨機応変、そして柔軟に進化させていく
時代になったのは間違いないでしょう。

でも心配はいらない、必ず信念を持ってやっていれば
それに共鳴し、ついてくる子は存在するから!

がんばれ!!!!!!!
【2008/06/01 19:33】 URL | 広島慶次 [ 編集] | page top↑

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