Top | RSS | Admin
捕鯨問題  | 世界から見た日本
Union Tribune 社で新聞記者を務めるターニャさんがやってきたので、

以前お客様との間に上った会話の内容を振ってみた。


ねえ、ターニャさん・・・・・


捕鯨問題についてなんですが・・・・・・・


どう思われますか?


『どうしたのいきなり?』

こないだですね~お客様にいきなり、“あなた捕鯨についてどう思う?”って聞かれたんです。


それで、僕は正直に言いました。

“小学校の給食に出てくる鯨肉が本当に大好物だったのに、ぜんぜん食べられなくなってすごく悲しい思いをしたのを今でも覚えてます” ってね。


それにこう付け加えました。


捕鯨は日本の文化でした。 日本人は食肉だけでなく、繊維や油などありとあらゆる物資の供給源として長い年月に渡って捕鯨を続けてきました。 広い領地を持たない日本にとって、鯨は本当に大切な資源だったんです。


国際的な捕鯨禁止の声によって、日本人は文化を失いました。


でも、不思議な事に食卓に鯨の肉が上らなくなった後にはそれが普通になってしまったのも事実です。


僕は彼女に自分が捕鯨について思っていたことをそのまま伝えたんです。


『その方はグリーンピースの方なのかしら?』

わかりません。でも、ベジタリアンだという事はおっしゃっていて、あれほど知能の高い高等動物を殺して食べるのには絶対反対だって・・・・・・・


『coolcutsさんアメリカで捕鯨運動が盛んになった背景にはね、単なる【鯨の乱獲によってその数が減少している】という事実よりも、その時代背景のほうが大きく関わっているの。


確かにそうね、最初は鯨の生態圏が問題にあがっていたわ・・・・・・


でもね、80年代の日本とアメリカは経済摩擦がどんどん悪化していて

日本車にシェアを奪われたアメリカの自動車産業団体や農産物の自由貿易を求める、米国の農業生産者達の不満がどんどん高まっていたの。


それで目をつけたのが環境保護団体が先導して始まった捕鯨禁止問題なのよ。


あれからどうなったかさっぱりこちらのメディアでは取り上げてないけれど、日本ではどんな様子なの?』



捕鯨はいっさい認めないという国際的な取り決めに対して、日本はその後ミンク鯨の数が増え続け、逆に漁獲高が現象傾向にあるので、調査捕鯨を認めて欲しいと言う要求を出しています。


『へ~、鯨の数が増えているの? 知らなかったわ・・・・・・・ 


アメリカではそんな話はぜんぜん聞かないわね。


というかその後、是といって大きな話題にはなっていないわね・・・・・・・


どちらにしても、もともとはやり場の無いジャパンバッシングの矛先が、一挙に捕鯨問題へと激化しただけだから、今現在の捕鯨問題とは質が異なるのは事実ね。』



スポンサーサイト
------------------------------------------------------------

テーマ=捕鯨・反捕鯨問題 - ジャンル=政治・経済

【2008/02/06 14:01】   トラックバック(0) | コメント(5) | Top↑






<<クリスタルメスの館 | Top | 発動の気>>
コメント
日韓ワールドカップの時の韓国の犬を食べる文化についても
文句を言っていた国がいましたけど、まさにあれと同じですね、
捕鯨批判も。

宗教に対しては不可侵のように言うのに、食文化については
口を出すのはどういう根拠でなのか疑問です。

鯨の増加が逆に生態系を壊す恐れもあるし、
(鯨全体で、世界中の人間が消費する4~5倍の量を食べます)
”知能が高いからかわいそう”という理屈は本当に呆れますよ。
それなら牛や豚を食べてもいい理由を説明して欲しいし。

脱会すれば捕鯨できるのに、世界捕鯨委員に加入し、一番お金を出し、
同じテーブルの上できちんと議論をしようとしている
日本の姿勢は素晴らしいと思っています。

世論のムードもそろそろ脱退支持に動いていますが、
個人的にはがんばって他国を説得して欲しいなと思ってます。
【2008/02/19 17:38】 URL | uz [ 編集] | page top↑

============================================================

中島かおるさん始めまして!!

以前ブログをご覧になった男性からのご紹介でHPへ遊びに行った事があります。

かなりサンディエゴでご活躍されているようですね。

日記も読ませていただきましたが、なかなか面白かったです。

犬と人間とはいえど同じ美容の業界で生計を立てているどうしなので、いつか語り合えたら・・・・こんな生意気を言ってはいけませんね。 いつかお会いしたいです ハイ!

こちらこそよろしくお願いいたします。
【2008/02/15 02:31】 URL | coolcuts [ 編集] | page top↑

============================================================

キクさんエスキモーさんのお話すごくかわいそうですね。

もしかしたら、世の中で突拍子も無い犯罪を行って警察に捕まる人の中には、実は考え方が先にいっちゃっている人が実は多いのかな?

なんて考えさせられました。

先日改めて 【ブッシュマン】という映画を観ました。

おまけに彼らの実際の生活ぶりを納めたメイキングの映像も観ました。彼らの村にソニーのコンピューターが沢山贈られていました。

グローバル化が進む世界で、古来の生き方を180度転換せざるおえない人々が、心の中でどんなことを考えるか? それを適応できるようにケアすることと同時に、残せるものは残していくという考え方が必要なのかもしれませんね。
【2008/02/15 02:27】 URL | coolcuts [ 編集] | page top↑

============================================================

はじめまして♪

ターニャちゃんに会いましたかー(笑)
彼女には暮れにインタビューされて
新聞トップに載せてくれたので覚えてます。

クジラとかイルカとか難しい問題ですよね。
来月沖縄に行くので
覚悟はしてますけど・・(ってなんの?)

私は人間美容師やめてワン子美容師ですが
お互い美容界で頑張りましょうねー
よろしくです。
【2008/02/08 17:14】 URL | 中島かおる [ 編集] | page top↑

============================================================

以前アラスカのエスキモー達の事を読みました。
捕鯨が禁止され、また、アラスカを縦断したパイプラインがカリブーの移動を妨げ、もともとのエスキモーとしての暮らしが成り立たなくなってしまった。 その代わりにと生活保護とフードチケットが配られ、捕鯨をしなくとも、働かなくともスーパーでシリアルなどは山盛りもらえるようになった。
マイノリティーの保護という事で、簡単に大学へも行かせてもらえるようになった。
でも、大学を出ても就職先はない。 本土に渡ってやってゆくだけの学力もなければ、生活習慣も違って適応できない。

結局はアラスカで生活保護を受けながら一生を終えるだけ。
こんな人生に目標も見出せず、若者の自殺が非常に高く、アルコール中毒が蔓延しているそうです。


何ヶ月か前にワシントン州かどこかの沖合いで、エスキモーの男性がくじらを殺して逮捕されていました。

自分達にはそれをする権利がある、これが自分達の文化なのだと言う事を主張せずにはいられなかったのでしょう。

【2008/02/07 13:20】 URL | キク [ 編集] | page top↑

============================================================

コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://coolcuts.blog6.fc2.com/tb.php/1393-07a61743
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| Top |