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暗いと不平を言う前に、すすんで灯りをつけましょう  | 美容道
IamLoved.gif


今日はとっても嬉しい事があった。


アメリカンKIDS達を相手に仕事をするのはかなりストレスが溜まる。

アメリカの美容業界は日本の師弟制度がほんのり残る感覚とはまるきり違う価値観で成立っているからね。


雇用関係は契約で、ビジネスコミュニケーションを駆使して取り持つ間柄。 

彼らが一番怖いのはクビだ。

例外はもちろんあると思うけれども、かなりの確立で 『権力』 『言われるからやる。』 『怒られるからやる。』 が根底にある。

でも、カラーのカップは自分で洗わない。 自分がいくら暇でも洗濯物を溜めるだけ溜めて、気づかないふり。

『洗濯物をたたんどいてください』と、指示を出せば・・・・

ドライヤーに入っているタオルだけたたんで、洗濯機の中のタオルをドライヤーへ移す事は考えないから、もちろん次の洗物も洗濯機へ掛けられる事がない。


『ダンボールを捨てておいて』 は折りたたんである崩したダンボールだけシューターへ持っていって、崩していない奴は手付かず。



まったくどういう価値観で生きているのか頭を開いて見てみたくなる事が多々ある。


そんなある日、火曜日の休み明けに僕が出勤してみると、商品が発送されてきたダンボールに発泡スチロールがいっぱい詰まったままのダンボール箱が山積みになっていた。


月曜日は休みなのでレセプショにストが一人で予約を受けたり、棚卸をしたりしているので、彼女がそのままほったらかしにしたらしい。



僕は朝お客様に入客する前の10分の間に、タオルをたたみ、ダンボールを一挙に崩して捨てに行こうとしていた。


そこへ他の技術者達がやって来たので


『これ見てみろよ! 朝、俺達に片付けるようにって山積みになってたんだぜ。 俺も、君も、そして君もアシスタントだって、ライセンスを取得した美容師だろう! どうしてこんな扱いができるのか聞いてみたいよ。』


次の日出勤してみると、たった一個だけ発砲シツロールがなみなみに詰まったダンボールがそこへほったらかしになっていた。


ずっと自分が行動で見せていけば良いと思っていたが、どうやらそうはいかないらしい・・・・・


白い紙とマジックを持ち出して、『どうして、このダンボールを自分で崩せないのですか?』 と、張り紙をしてやった。


そこへDがやってきて、『coolcuts お前何してるんだ?』


『(仕事が沢山ありすぎて手に負えないから手伝ってくれ)っていうのはまだ理解できる。たった一つのダンボールを自分が片付けられない訳が無いだろう。 (自分のやり残しても他の人がやるだろう?) っていう考え方が気に食わないんだ。 しかも、この考え方はこの会社にかなり充満している。 そいつがやらない仕事を誰かが他で時間を割いてやらなきゃならない状況は業務のあちこちに支障をきたすんだ。 』


『ああ、そうだね。 そのとおりだ』


昼間出勤してきた社長がその張り紙を壁からはがして僕のところへ持ってきた。


『ダメだよこんなことしちゃ、言いたい事があるなら目の前で本人に言わなきゃ。』


『だってこれを誰がやったかなんて確定できないんですよ。 それに、自分の仕事を最後まで終わらせない癖が怠け心を増幅するから注意したほうがいいんです。』


『君の言っている事は正しいよ。でもその為に仲たがいになるのも良くない。そうだ、僕が彼女達に話をしておくよ。』


その後、レセプショにストの古株のレセプショにストMに社長が話をつけていた・・・・・・・・


その後、僕は (もういいだろう) と思って、レセプショにストの目の前でBOXを崩し始めた。


そして、彼女にこう言った。


『手伝いたくないわけじゃない。 ただ、このお店を少しでも正常な考え方で運営していけるようにしたいだけなんだ。 


自分の仕事は最後まで完結する


これが無いと、最終的に無責任になるからね。』


すると、彼女がこんな事を言ってくれた。


『解ってるわよ、そんな事。 だっていつも私が荷を解いている時に手伝ってくれるのは貴方だけなんだから。 そんな事わかってるわ (ニコッ)。』


その場を去った彼女がまた戻ってきて・・・・・


このバッジを僕に手渡した。


なんだか心が緩んでしまったよ・・・・



ダンボールを崩し終えて床に散らかった細かい発砲シツロールのかけらたちを、手で拾いながらゴミ箱へ捨ていたら、同僚Dがホウキを持って現れて掃除してくれ、そして、残りのダンボールを一緒にシューターまで捨てに行ってくれた。


そういえば、まるで掃除をしなかったDが最近よく片づけをしてくれるようになった・・・・・・


日本広告機構が以前よく宣伝していた


『暗いと不平を言うよりも・・・すすんで灯りをつけましょう。』


と、いうくだりをよく頭の中で繰り返します。 周囲の人間と価値観が合わないところで動いているときはとても孤独な思いをしたりもします。


でも、今日は (ちょっとずつ前に進んでいるな) と思えるような、そんな嬉しい一日でした。








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テーマ=働くということ - ジャンル=就職・お仕事

【2007/12/21 02:22】   トラックバック(0) | コメント(6) | Top↑






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コメント
ASAKOさん

がんばってらっしゃるようですね!!!

三つ見逃して

一つキレる


ぐらいのバランスがちょうどいいような気がしてきました。


でも、基本的には自分が何もしないくせに指図だけするような人にはなりたくないというのが根本です。


日本人って性ですかね~


お互いがんばりましょう!!
【2007/12/22 15:52】 URL | coolcuts [ 編集] | page top↑

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まりまりさんできたオーナーですね~

日本の『先輩後輩システム』も作業効率が悪くなる原因になりがちなのでいただけないな、と思うのですが。

とりあえずは日本の先輩は後輩を監視するだけの責任感は持ちますからね


自分の責任分野以外は見向きもしない人たち


これはもう重症かもしれません。


これからも奮闘していきたいと思います。
【2007/12/22 15:48】 URL | coolcuts [ 編集] | page top↑

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上を向いて歩こうさん

Take charge ですよね。 結局が

おのおのがおのおのの持ち場で派生する物事に責任を持つ事と

お店全体で起こる内容をどれだけ自分ごととして捉えられるか?

っていうのも重要って気づい欲しいな~。
【2007/12/22 15:42】 URL | coolcuts [ 編集] | page top↑

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いやーよく分かります。でもその性質ってアメリカ人だけじゃないんですよ。私の働いている国の人たちもそうです。容器は洗わない、手袋は脱ぎっぱなし、食べたお弁当のかすはすてない、食べたミカンの皮もコーヒーの空き容器もそのまま。多分彼女たちは、アシスタントである私の仕事だと思ってるんでしょうね。でも私は基本的に何でも気分でやるタイプなので、逆に全部やってやろうって思うんです。たまに疲れてしまうこともあるんですけど。でもこの前オーナーに退社したいって言ったら、その後からなにやら色々と自分でやるようになりましたね。おいおい、出来るならもともとやっておけよ。って。私はいつでも辞めた後に、あーアサコが居た頃が良かったーって思われるような仕事をすることを心がけてるんです。そりゃーしんどいし、鬼のようなタオルの量に泣きそうになるんですけどね。でも彼女たちも分かってるんですよね。日本人は私ほんまにすごいと思いますよ。そうじゃない人たちも居るけど、ここまで気遣いが出来て働き者ってそうそう居ないでしょう。さすがあの小さな国で先進国なだけありますね。
【2007/12/22 12:39】 URL | asako [ 編集] | page top↑

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coolcutsさんが相変わらず元気で嬉しいです(笑)
州は違えども、お互い同じようなことしてるんだな・・って思って・・・

以前働いてたいたサロンと違って、サロンの教育が行き届いているので、無責任なスタッフは少ないのですが、たま~に頭をひねりたくなるようなことがあったりします。

カラーのカップが溜まると、見かねたキレイ好きのオーナーが洗い出すんです(別にこれ見よがしではないんですよ)。
普通なら「代わります」とか言いそうなんですが、手が空いてるスタッフは「アシスタントの仕事だから」とおしゃべりしてる。
アシスタントはシャンプーの手伝いで手が空かない。
カラーのカップを洗ったり、食べ残しや飲み残しを片付けるのは、やっぱりオーナーか私なんですよね(苦笑)
日本じゃ考えられませんよね?
【2007/12/21 09:21】 URL | まりまり [ 編集] | page top↑

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お疲れ様です。

日本人は、本当に責任感が強く働き者ですよね。
文化の違いというか、私もいろいろな国の方と一緒に仕事をしましたが、本当に驚きます。文化の違いですよね。
でも、それをいつも私が尻拭いしてやっていたら、お店が良い方向へは向いていかないんですよね。皆が同じ気持ちで責任を持って仕事をしていかないと・・・。
Lazyな人が多いと、どうしても雑用をやる人が決まってくる。でも「私も手伝うわ」とはならず、「○○がやってくれるから良いわ(ラッキー)」になり「○○の仕事」と暗黙の了解になってしまったりする。
でも、COOLCUTSさんの思いや気持ちが、少し回りにも伝わったようで、良かったですね。
これからも、頑張ってください。応援していますv-221

【2007/12/21 05:48】 URL | 上を向いて歩こう [ 編集] | page top↑

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