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COMICONで垣間見た漫画業界の行く末  | 世界から見た日本
Comiconパネリング2015

サンディエゴ在住10年目にして、やっとCOMICONに潜入する事ができました。行きたくて仕方なかったのですが、なかなか一般がチケットを獲得するのが難しい程、チケット獲得競争が激しいのです。今回、知人のおかげさまで、スタッフとして潜入させて頂ける事になりました。

日本の漫画産業が世界を刺激していると言う事は、このCOMICONを通し垣間みる事ができます。
もちろん、アメリカにはマーヴェリックなどのメジャーどころのコミック出版社がありますが、そのほとんどがヒーローものキャラクターで埋め尽くされて、Made in Japan のコミックのようなバラエティーに富んだ内容の深い物というと、あまり見かけないのが現状です。


このたび縁あって、この日本の漫画を翻訳されている方々の対談会の会場へ潜入して、写真撮影をさせて頂く事になり、日本の漫画業界が抱えるものすごい深い問題点を知るにいたりました。



会場には多くのコミック翻訳家を目指す若者で埋め尽くされ、様々な質問がコミック翻訳家の方々に投げかけられるといった、フリートーク形式でインタビューが進んで行きました。


漫画翻訳の難しさは何ですか? 


通常の書物の翻訳と違って、短いセンテンスの中に文化的要素や日本独特の歴史や習慣的なバックグラウンドから来た、意味を刷り込んである場面も多く、その訳を的確に行うには、ただ単に、日ー英の 翻訳の技術を習得しているという内容だけでは網羅できない時が多々あります。
なので、このに並んでいる方々は、アメリカ国内でも日本語の語学習得の学士を獲得したうえで、日本に渡り、数年働いた経験を持つ方々ばかりなんです。

しかも、漫画によっては宗教的な意味合いを持つキャラクターの配役等もあり、持てる知識よりも、局所的に深くその事柄に着いて学習する事を必要とされ、その上で締め切り日と戦っているのです。



コミック翻訳の仕事に携わっていて大変な事は何ですが?



先ほど、翻訳のプロセスに関しての必要事項でも述べさせて頂いた事に加えますと、そのプロセスを経て完成される翻訳の方向性をエディター側に理解してもらえない事が多々あると言う事が一ついえるでしょう。
日本の文化や習慣に慣れ親しんだ私たちのアイデアから出て来る翻訳が、彼らにはまるで余分な付け加えの用に打つ事があるから、というのが現状なんです。

それから、もう一つは、仕事の報酬の低さです。

私たちは、コミックを愛しています。 愛しているからこそ、その素晴らしさや、作者が意図した、こだわりの部分をできるだけ正確に伝える事に力を注いでいます。

しかし、近年どんどん仕事の単価が低くなって行く一方で、ここに並んだ翻訳家達はほぼ全員他に定職や、エクストラの職業を兼業して食いつないでいるのが現状なんです。


どうして、そのような事になるのですか?


こういう現状をお話しすると、編集社が利潤を独り占めしているのでは? なんて予測が皆さんの頭の中にうかんでくるでしょうが、実際の所どのようなストラクチャーで末端の私たちがこのような状況に陥っているか? と言うのを一言で説明させて頂きますとですね、


漫画のプロダクツを生み出している作者さへも、現在その仕事に対するファイナンシャルバックが無いのが現状なんです。


無給どころかアシスタントの給料を算段に入れると、マイナスを出しながら作品の制作に当たっていると言う事なんです。


それは何故なんでしょう?



世界中で1990年代から本格的なインターネット時代の幕開けが到来しました。
2000年代には、メディアというメディアはインタネーット上でのデータ交換が頻繁に行われるようになって、

やがて、違法で作品を無料配布するサイトがどんどん自由気ままに、苦労して作成したコミックをタダで配布するようになり、漫画業界はファイナンシャルバックの道筋を失ってしまったんです。


これは、映画や音楽、小説の分野でも同じような状況ではありますが、事漫画業界はアメリカでの市場がまだまだ、そういった分別の少ないティーンに集中している事から、打開策がなかなか見つからないと言ったところでしょう。


本来なら、後に出て来る次世代の若者達に、夢を与えられる話をしたい。

しかし、叫んでも止まない違法コピー行為に、いよいよ、窮地に立たされ悲鳴をあげる漫画業界を、このシンポジウムで垣間みたcoolcutsでした。
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【2015/07/13 11:32】   トラックバック(0) | コメント(0) | Top↑






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