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Strange Behavior / Macy Gray  | MUSIC


 MacyのアルバムBIGの中からOne for Me に次いでもう一曲。


[ Strange Behaviour]

このシニカルな物語タッチな詩がなんとも滑稽で楽しいナンバーですね。

まるでコメディーの場面を観ているようです。
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テーマ=洋楽 - ジャンル=音楽

【2010/10/30 00:17】   トラックバック(0) | コメント(0) | Top↑






セクハラって何やねん?  | アメリカ移住
以前ある道場で柔道家が追放になったそうな。 

理由は Strange behavior


そ、それで? どんな挙動だったんですか?


ものすごくあやしいのよ~

ある日男の子が練習中に吐き気がしてね、それでトイレに駆け込んだの。

そしたらその人トイレに一緒に入って介抱しているの。

二人きりでトイレに入ったのよ~


(それって背中をさすってやってたんちゃうん?)


他にもあるのよ~


ある女の子が転け方が悪くてねぇ~

それで足をくじいちゃったみたいなの。

そしたらまたあの男がね、

アイスを持って来てマッサージをし始めたのよ~


いや~ねぇ~


中年の男が小学生の体に触って何が嬉しいのかしら?


(それって手当してやってたのちゃうんかい?)


いい加減にエスカレートしすぎやな~、このセクハラっていうの。

どう考えても親切心から来る行動やでぇエ 何が Strange Behavior や!

うかうか親切もできんのかいな~、この国はぁあ?

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テーマ=アメリカ生活 - ジャンル=海外情報

【2010/10/29 15:49】   トラックバック(0) | コメント(4) | Top↑






Another Day In Paradaise / phil Collins  | MUSIC


 1989の12月にリリースされたこの歌 "Another Day In Paradise”はGenesis時代の"Man on the Corner"に続いて、聴衆をベトナム戦争以降急増していたホームレス問題に注目させた彼の代表作。

『おとうと』を観ていてふとこの歌が浮かんだので掲載しておきます。
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テーマ=洋楽 - ジャンル=音楽

【2010/10/29 15:24】   トラックバック(0) | コメント(0) | Top↑






”Happy Holidays!” のなれそめ  | 英語のトリビア
Pampkin10.gif

さあ、今月の最終日10月の31日ハロウーンを皮切りに、ホリデーシーズンの始まりですね。

これから11月25日の感謝祭、12月25日のクリスマス、そしてNew Yearsと続きます。

今日は、このホリデーシーズンについてのお話です。

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ハロウイーンの仮装をされるんですか?

『私は小学校で働いているので仮装は禁止なのよ。生徒達のご家庭には色々な宗教の信者がいてね、デビルを祭り上げているハロウイーンの祭典も、クリスチャ二ティーの祭典も、ユダヤのハニカだって、特別扱いをするわけにいかないの。 数えきれない程ある宗教の全てに対してお祝い捧げるか、それともしないか。そのどちらかの選択でいくと、しないほうが現実的ね。


もともとは、学校のスケジュールは農閑期に設定されていて、苗の植え付けや、収穫期などの人手が沢山必要な次期には学校を休みにして、子供達に農業をやっている家を手伝わせたのが習わしなのよ。

その時点でThanks Giving dayは収穫祭だから、もともとは農耕での重要な行事だった訳ね。

だから、社会が成熟してくると、人々は農耕に頼り切らない生活形態を確率していったわ。

でも、昔ながらの祝日はそのまま残ったの。 その時にはそれぞれの民族や地域に根付いた宗教と行事が合体して祝日ができあがったのよ。

トラディショナルなホリデースケジュールで動いている学校は昔ながらの農耕スケジュールだけど、今はイヤーアラウンドって9週間通って、3週間や休み。なんてシステムもあるわね。


と言う訳で、数多くある宗教とのつながりを断ち切って。様々な行事のお祝いの意思を表す言葉として選択されたのが


Happy Holidays! なのよ
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テーマ= 英語・英会話学習 - ジャンル=学校・教育

【2010/10/29 00:54】   トラックバック(0) | コメント(0) | Top↑






『おとうと』 Asian Film Festival  | シネマ



仕事仲間と一緒にアジアンフェスティバルの出品作品『おとうと』を見に行った。

英語の題名は『About her brother』

あの『男はつらいよ』『幸せの黄色いハンカチ』『かあべえ』の山田洋次監督が市川崑監督の弟をモデルに描き上げた10年ぶりの現代劇。


家族という厄介な、でも切っても切れない絆の物語


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映画をみた後、僕は偉そうに、『大阪と東京の違いを解っていないと、鉄郎とその家族の間柄を理解しにくいかもしれない』ね、って仕事仲間に言った。

その一方で、『なあ、僕はなんだかだんだんアメリカナイズされてきているような気がするんだ。 だって、最後の鉄郎が死んだシーンで小春と吟子が鉄郎に飛びついて泣かないのがとっても違和感があったから。』

感情の表現がフラットよね

『それが日本民族の特徴で、だからこそ、その心の奥で起きている心の変化を、ちょっとした仕草や言葉で読み取るっていう感性がオーディエンス側に備わってるんだ。でも、もの足らなかったんだよね~、あの時の感情表現が』

そんな話をして別れた後、電話が掛かって来た。


あのVサイン。あれは、小春が最後に鉄おじさんに名前を付けてくれた事を感謝してくれたから、一生涯にたった一つ行った善行を認められた事に対する勝利の気持ちを表現したんじゃない? 


『ああ、そうだったんだ。僕は ”イェイ!” ぐらいしか思っていなかったよ。(笑)』

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日本人が人の心を読み取る事が得意で、アメリカジンにはそれが無いと思っている貴方。

彼らもなかなか強者でっせ! ちゃんとそういう力が備わっておりますわ!

読み取ろうとしている時には、できますねん。

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↓ ここから下は映画を観てない方は読まないで下さい。
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テーマ=邦画 - ジャンル=映画

【2010/10/28 00:30】   トラックバック(0) | コメント(2) | Top↑






One For Me / Macy Gray  | MUSIC


最近めっぽう女性 R&B ボーカル達の歌声に首ったけなcoolcuts。
特にこのMacy Gray は古き良きアメリカのブルースシンガーを彷彿させるような歌声。

そう思っていたら、彼女は Billie Holiday  や Bette Davis  にかなり影響を受けたらしい。

この歌 "One for me"では“何億という人の中から奇跡的に出会う男と女”。 

と、いうテーマを歌い上げていますが、今ひとつシニカルな解釈も誘うようにも仕掛けられているような気がします。それが、冒頭の自分は自分であって、誰に付属しているのではない。と言う表現や、出会いは一晩あれば、一度踊るだけで成立するっていう安易さに表現されているような気がするのですが如何でしょう?

まあ、coolcuts の深読みのしすぎかな?  でも、彼女は離婚を経験しているからね・・・・・
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テーマ=洋楽 - ジャンル=音楽

【2010/10/25 01:17】   トラックバック(0) | コメント(2) | Top↑






武士道  | D70
bushidou6.gif



武士道は、その表徴たる桜花と同じく、日本の土地に固有の花である。

それは古代の徳が乾からびた標本となって、我が国の歴史のさく葉集(標本集)中に保存されているのではない。

それは、今なお我々の間における力と美との活ける対象である。

 それは、なんら手にふれうべき形態をとらないけれども、それにかかわらず道徳的雰囲気を香らせ、我々をして今なおその力強き支配のもとにあるを自覚せしめる。

 それを生みかつ育てた社会状態は消え失せて既に久しい。 しかし、昔あって今はあらざる遠き星がなお我々の上にその光を投げているように、封建制度の子たる武士道の光はその母たる制度の死にし後にも生き残って、今なお我々の道徳の道を照らしている。     

ー新渡戸稲造著 【武士道】よりー



侍になりたかったアメリカ人
其の一 (仁)
其の二 (勇)
其の三 (誠)
其の四(名誉)
其の五 (礼) 
其の六 (忠)
其の七 (義)
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テーマ=いろんな写真 - ジャンル=写真

【2010/10/23 00:27】   トラックバック(0) | コメント(0) | Top↑






侍になりたかったアメリカ人 其の七  | 世界から見た日本
旧イデオロギーの喪失

Bushidou5.gif


(セレモニーは大成功に終わった)

二日明けての月曜日、今日は僕たちが行ったイベント後初の練習日。

いつもにもまして道場へ行く時間が待ち遠しかった。

(みんなセレモニーについてどう思ったんだろう?)

僕はワクワクしながら道場の扉を開いた。

『こんばんわぁあああ!!』

練習が始まったその時、道場主からこのようなアナウンスがあった。




あ~、先日のパーティーの席では突然のハプニングがあり、皆さん困惑してしまわれた方もいらっしゃるかと思われます。 

ご父兄の皆様の中には、私どもに(この道場は剣術やそれに関わる宗教めいた教えの布教活動をしているのか? )という質問も承りました。 我が道場は1882年(明治15年)に嘉納治五郎氏によって創始された、日本の国技の一つである ”柔道” を奨励する為にノンプロフィットオーガナゼーションとして設立されだ道場で、『精力善用』『自他共栄』を目指し、子供達の躾け指導、学力向上を目指す場であります。皆さんが懸念されるような事を奨励してはおりません事を改めてここで再確認しておきます。』

そう話している先生の横で、うつむき加減になる彼の表情を、僕が見逃す事はありませんでした・・・・・・


どのような小さなグループの中にも必ず共有するイデオロギーがあります。


今回僕が一番心配していたのは【武士道】をなんらかの宗教と勘違いされるのでは? 

と言う懸念でしたが、それは 李登輝氏の[武士道解題] を読んで武士道が世界の精神哲学の集大成である事を知り自分の中では解決していました。

今回宗教的な理由での困惑ももちろんありました。

それよりも何よりも問題視されたのは【武士道】と【柔道】のイデオロギーの差異でした。


柔道は武器を持たずして戦う武道です。



柔道創始者の嘉納先生が柔道普及の旅にヨーロッパに出かけた時、船の中でからかって来た外国人を投げ飛ばした時、相手の頭の下に手を差し入れてケガを防いだ。という逸話にもあるように。

嘉納氏が考案して広めて来た【柔らかい道】は【精力善用】と【自他共栄】のキャッチフレーズに見られるように、もともと人を怪我をさせる目的を持っておらず、相手を思いやる精神性を兼ね備えたものです。


一方、剣の道は鎌倉の時代より戦国の代を経て、刀の強度と殺傷能力の向上と共に発展して行きました。


 剣道家の皆様、お気を悪くなさらないで下さい。泰平の代江戸時代からは人間形成を目指す内容へ変化して行き、1912年(大正元年)に剣術が剣道と名称を変えた時点では既に真剣を使った殺傷目的の技では無く、精神性を伴ったスポーツへと変化していたのですから。


ここで道場の人々が比較したのは 新渡戸稲造 の【武士道】では無く、山岡鉄舟でも無い、山本常朝の【葉隠】でも無い。 第二次世界大戦中の【玉砕】、【腹切り】に見られる、旧帝国軍人が好んで使った【武士道に則って】というフレーズだ。

戦後、アメリカは剣道も柔道も禁止して、この【武士道精神】の撲滅を企てた。

だから、今回一番違和感を感じていたのが、実はアメリカ人より僕たち日本人だった・・・・・。

この件の後、他の日本人柔道家からお借りした飯田 進著の【地獄の日本兵】にも武士道の精神に則って犬死にする人々が後を絶たなかった様子が書いてあった。

武器を持って戦う事を一切放棄した国の国民が、戦後受けた教育は武士道精神を旧式な狂った考え方と、何処か隅っこのほうへ追いやってしまったのかもしれない。だから、こういう事には、ちょっとアレルギーがあるみたい。


精神性だけでも語り継いでいく事が出来なかったものか?


事態は道場内でスキャンダルじみた内容へ発展して行って、一時は彼の道場追放が囁かれた。

しかし、ミーティングが行われなんとか収拾がついたようです。


今回、侍になる事を強く、強く望んだアメリカ人の彼の試み。

彼が果たして真の侍に成り得たかどうかは別として、彼の試みが、実はとても嬉しかった。
 


僕が生まれ育った国の文化をそこまで愛してくれていることに、感謝の気持ちでいっぱいだった。

それを支え一緒に作り上げていく行程で、僕が自分自身の中に発見した旧イデオロギーの喪失。 

それを感じ取れば感じ取る程、彼が見ている武士道精神が、僕の心のDNAの中から呼び起こされる事を強く願って止まなかった・・・・。

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テーマ=文明・文化&思想 - ジャンル=学問・文化・芸術

【2010/10/22 14:44】   トラックバック(0) | コメント(0) | Top↑






侍になりたかったアメリカ人  其の六  | 世界から見た日本
式典当日

bushidou7.gif

器 提供 Blue Bazar San Diego

(準備は万端)

そして式典当日、僕が仕事を早退して帰ると、すでにさりなといとこのマドリンは着物を着せてもらって待っていた。早速妻の和装アップに取り掛かった。

妻は和服を、僕はハカマを着用予定でしたが、着付ける事が難しく、結局断念しました。

30分遅れて会場に着くと、アメリカ人の彼はフォーマルな羽織袴で僕たちを出迎えました。 (一方僕たちは二人とも浴衣姿で登場。)

「良く着れましたね」と感心していると、「そりゃ20回も練習すればね。」と清々しい顔。

皆お酒を飲んでご飯を食べて盛り上がっている。

『皆さん!お集まりください!!』

彼が武士道について説明し、今回の趣旨を話した。

さあ、着物姿のさりなとマドリンが招待状を配り一人一人会場に入って来る。

妻が 『Seven Virtues』 を読み上げ、僕が対訳を読み上げる。

皆、『まさか自分が?』というようなキョトンとした顔だ。

スムースに式典は進行して行った。


そして、巻物に書かれた自分の名前の下に血判を押して、酒が三三九度で酌み交わされた。

(この血判は自らを侍と認め、七つの美徳を生涯固守するという誓い)

これまでの心配が取り越し苦労のように、会場内は、和気あいあいとした雰囲気だった。


彼の友情の刀は、硬い契りと共に友人達の手に贈呈されたのです

式典は大成功に終わった。


僕たちは、達成感に酔いしれていた・・・・・
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テーマ=文明・文化&思想 - ジャンル=学問・文化・芸術

【2010/10/21 13:47】   トラックバック(0) | コメント(0) | Top↑






侍になりたかったアメリカ人 其の五  | 世界から見た日本
告白

Yoroi2.gif

(刀を授与する面子の最終決定内容が届いた。)

招待状に巻物、杯、実家から着物が届けられ、準備は着々と進んでいた。

全て彼と僕達の持ち出しで作るイベントだからあまり大掛かりな事は出来ないけれど、昔からイベントをプランニングするのはとても楽しんでやるのが僕の性分だ。

だけど、どうしても一つだけ気がかりが拭えない・・・・

その名簿の中に僕と僕の妻の名前があったからです。

僕たちが道場へ通い始めたのは去年の今頃、わずか一年しか経っていない。道場が初めて企画した Tournament を一緒に作り上げた仲間ではある。

でも、他にも以前からこの道場を支えて来られた方々が載っていない名簿に僕たちの名前がある事に違和感を感じずにはいられなかったんです。(そうだとしたら僕たちを外してもらうか? それとも先生方だけを対象にするか? それとも場所を変え授与する者だけが参加する形式にするか? その方がすっきりくる。)

僕は妻にその気持ちを打ち明けてみた。 彼女の意見は違っていた。


『これは彼の常日頃の感謝の気持ちからくる贈り物で、道場の貢献度とはまるで関係ないのよ。別に彼は誰に頼まれてやっている訳でもないし、ご自身の気持ちを表したいだけなんだから、貴方も素直に受け取っれあげるほうが思いやりってものじゃない?』


彼がこの企画を思いついたきっかけのエピソードも知ったうえなので、その時は一応納得した。


柔道のプロモーションとは全く異なる意義で決定される賞を道場の公の場で個人に渡すというのはどうだろう? 事前に責任者達の説明されているのならまだしも、サプライズだから誰も知らない。道場が企画するジャパニーズテーマのパーティーと彼の授与式がまるっきり切り離されて受け取られるという事が可能なのだろうか?

という気持ちは僕の心に日増しに強くなっていった。

そこで、『式典の形式上、僕たちアナウンスプレゼンテーター達を授与者からはずして、流れをスムースにしましょう! 』という提案をしてみた。

すると、『君たちがそれを望むなら、よかろう!そうしよう。』と、すんなり受け入れて下さった。『でも、当日式が終わった後には公式にアナウンスするからな。』


対面的にはこれで道場の貢献度を含めて考えても、納得のいくラインナップになった。


誰も傷つかないし、クレームも出ないだろう・・・・・・
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【2010/10/21 01:01】   トラックバック(0) | コメント(0) | Top↑






Patience & Quiet endurance  | 英語のトリビア
『あんまり我慢をしないように。』


我慢は悪い事では無いでしょう? 



我慢は大切な事だって、父や父の世代の人々から習いました。


でもね、日系人は我慢の事をQuiet endurance って訳すの。 

Patienceじゃ無い。


『静かに耐えるか・・・・・・』


ええ、静かに耐える事で道が開ける事もあるって。そう習いました、それが我慢の本当の意味だって。

ただ耐えるのでは、人間らしくありません。
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テーマ=英語学習記録 - ジャンル=学問・文化・芸術

【2010/10/21 00:08】   トラックバック(0) | コメント(0) | Top↑






侍になりたかったアメリカ人 其の四  | 世界から見た日本
懸念
Bushidou4.gif

(武士道は世界の精神哲学の集大成)

2度目のミーティングが開かれた。 

今回は依頼人の家に招かれて、食事を共にした。

だいたいの流れは彼が作成したコンテで把握していたので、あとは会場の取り決め、詳細な部分の詰めをしたうえで、作成物、小物などの準備物の最終決定が行われた。 娘さんのお子さんがドラムとシンギングボールで当時のセレモニーの演奏企画を発表。 パンク頭の男の子が厳かな雰囲気でドラムを叩く姿には驚かされた。

彼が当日着用予定の紋付の裏地には芸子が三味線を弾き日本舞踊を踊る絵柄が書かれていた。(日本でもなかなかこんな立派なしろものはお目にかかれない。)


そして目の前に並べられた真剣。

博物館のショーケースに入いっていない、本物の刀をこんなに間近に見るのは生まれて初めての事だった。

『触ってごらん?』 

鈍く光る刃先は、冷たくいかにも硬質な波模様で飾られていた。

『この刃先の模様はね、鋼がまだ熱いうちに何度も何度も折り曲げられて強度を高める行程で出来るんだよ。』

ここに並んでいる刀は全て、私の友情の証に道場の友人に贈るものなんだ。

その刀の形状や柄のデザイン。 どれを取ってみてもプレゼントする人の個性と照らし合わせて選んだんだよ。

(まるで子供のような目になって興奮気味に説明を続ける彼を見ていると、その純粋な思い入れが見て取れる。)


当日はこの刀の授与と七つの美徳を守る事を決意し、血判を押す儀式を行う予定になっている。

この名簿に書いてあるのがその面々だ。 会場は色々あたってはみたが、このイベントが全て秘密裏に運んで、彼らをびっくりさせるという内容である以上、道場で行うのが一番スムースに運べると思う。


ジャパニーズテーマのパーティーを開く事にしよう。それでサプライズさ!


招待客のメンバーはどういったメンバーなのですか?

道場関係者皆を集めるよ。

『いえ、刀の授与式に参加する面々です。』

色々な判断基準はあるが、基本的に私が友と呼べる人々だ。 ただ、まだ調整が必要だが。


『決定したら教えて下さい。』


終始エキサイトして話す彼に引き込まれ、どんどんこの計画にのめり込んでく。

それではこの名簿を巻物仕立てに作ってはどうでしょうか? 時代劇で血判を押すという場面では、巻物に書いた名前の下に押すのをよく見かけます。 それから、招待状を作成しましょう! と、どんどん提案が浮かんで来た。


その日はそのまま帰路についた・・・・


後日、作成物に必要だったので、名簿の再確認を彼に求めたところ、彼の判断で面子が二三変わっていた。


その名簿を眺めている内に、僕は急に妙なある懸念に襲われはじめた。 


でもまさか、あんな問題に発展してしまうなんてこの時点では誰も思いも寄らなかった・・・・・




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【2010/10/20 12:38】   トラックバック(0) | コメント(0) | Top↑






侍になりたかったアメリカ人 其の三  | 世界から見た日本
武士道への理解

Bushidou3.gif

(このSeven Virtuesを訳してくれないだろうか?)

彼が僕の家を去った後、手元に残った 【Seven Virtues】 に一通り目を通してみた。 まるっきり読めない訳では無かった。でも、今日彼から依頼された事は、僕にとって違和感がありました。戦後10年以上も経って、復興を遂げた日本で生まれた、ジェネレーションX世代の僕には、彼が【武士道】に抱いているものと同じような感情が果たして持ち得るのだろうか? と、いうのが不安だったのです。

もちろん彼がそれを思い立った背景を考えれば、真剣に受け止めるべきだという事は解っていたのだが・・・・

彼は日本人である僕に、その精神の一部を見るようなつもりで、このような依頼をして来たに違いないが、この中に書かれている文章のどれをとっても、完璧に表現しきれるような自信が無かったのも事実でした。

あ、そうだ! と思い立って、引っ越しの時に運び込んだまま山積みになっている段ボール箱を引っ掻き回した。

しかし、以前読んだ【葉隠入門】三島由紀夫 も武士道本家本元の【葉隠】山本常朝 のどちらもいくら探しても見当たらなかった。

しかも、その本の中に記載された一握の内容さへ覚えていない自分にほとほとあきれ果ててしまったのです。

どうりで以前映画 【硫黄島からの手紙】 をこのブログでご紹介した時、武士道批判をして読者おしかりをうけた訳です。

そう! このままだと僕には、彼が一生懸命まとめあげた【Seven Virtues】を訳す資格なんてまるで無いんです。

それで車を飛ばしてBOOKOFFに行きました。何か参考になりそうな文献を・・・と探しているうちに

【武士道解題】 元台湾主席 李登輝氏が 『日本人よ、大和心を取り戻せ!』というメッセージを引っさげて書き下ろした一冊を手に取った。

1923年、日本の統治下にあった台湾で日本の教育を受け、京都帝国大学、そしてアイオワ州立大学で学んだクリスチャンの彼が、『世界の精神哲学の集大成』と敬意を払う新渡戸稲造の【武士道】の精神を。 日本人は今一度再評価するべきだ! と唱える。

僕はこの本を読んで、自分と、そして戦後に生まれた世代が持っている【武士道への誤解】と【精神的な価値観の欠如】を作り出した流れが良く理解できました。

そして、何故僕がいくら本を読んでもそこに自分の価値観を寄せて考える事ができなかったのか?

何故、日本から8000キロ以上も離れた遠隔の地で暮らす男がすんなりこれを受け入れ、重んじる事が可能だったのか?

其の事について考えた。

まるで、急に吹っ切れたかのように辞書と、李登輝氏の本を傍らに、【SEVEN VIRTUES】の和訳に取りかかった。

その作業の中でインスピレーションを受けたのか、急に家紋の作成に取りかかり完成させた。

上の写真にある家紋は、3人の武士が背を合わせ、睡蓮八方角を守っている姿が描かれていて、北斗七世が桜の花びらで表現されて、七つの美徳が移し込まれ、北極星の位置に桜の花が配置されている。

袴の上にある桜の花は5つの葉の上に一輪の花を咲かせ、【一華五葉に咲く】 を象った。





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テーマ=文明・文化&思想 - ジャンル=学問・文化・芸術

【2010/10/18 13:20】   トラックバック(0) | コメント(0) | Top↑






Seven Virtues of Bushido  | 世界から見た日本
From this day forward, I have accepted to become Samurai. I’ll live by the code of the warriors (which is known as Bushido) I will follow the seven virtues of Bushido

Gi: Integrity/Rectitude
Be acutely honest throughout your dealings with all people. Believe in justice, not from your-self. To the true warrior, all points of view are deeply considered regarding honesty, justice and integrity. Rectitude means doing the right thing. It is important to always act in the ethical right. This refines your spirit, and makes you a more complete person. Warriors make a full commitment to their decisions.

Yu: Heroic Courage/Bravery
Hiding like a turtle in a shell is not living at all. A true warrior must have heroic courage. It is absolutely risky. It is living life completely, fully, and wonderfully. Heroic courage is not blind. It is intelligent and strong. Courage and Bravery is standing in the face of injustice, and having the strength to do what is right. It is NOT stepping in where not needed, imposing yourself upon others. Bravery is also standing up for what you believe in.

Jin: Compassion
Through intense training and hard work the true warrior becomes quick and strong. They are not as most people. They develop a power that must be used for good. They have compassion. They help their fellow man at every opportunity. If an opportunity does not arise, they go out of their way to find one. Compassion has many dimensions. The first of which is the ability to see into a person’s situation without bias or prejudice. One must have compassion for the innocent to guard them from injustice. Compassion is also knowing when to not step in, not allowing them self to become a crutch to those who can stand on their own but won’t if no one makes them.

Rei: Respect/Courtesy
True warriors have no reason to be cruel. They do not need to prove their strength. Warriors are courteous even to their enemies. Warriors are not only respected for their strength in battle, but also by their dealings with others. To have courtesy is not always saying what people want to hear, but saying what must be said with respect and dignity. Courtesy is treating others as equals or superiors, no matter their true position, so as to show humility. The true strength of a warrior becomes apparent during difficult times.

Makoto: Honesty/Sincerity
When warriors say that they will perform an action, it is as good as done. Nothing will stop them from completing what they say they will do. They do not have to “give their word.” They do not have to “promise.” Speaking and doing are the same action.
Sincerity and truthfulness go hand-in-hand. Never lie to someone, even to make them feel better. Never misrepresent yourself or those in your charge. Always tell the most complete truth possible, no matter the consequences.

Chuugi: Duty/Loyalty
Warriors are responsible for everything that they have done and everything that they have said, and all of the consequences that follow. They are immensely loyal to all of those in their care. To everyone that they are responsible for, they remain fiercely true.
Never betray those who trust you. Never turn your back on your obligation. Never lie for another person, and never lie about them. Never reveal a hurtful truth to another. Never give out the secrets you’re given. This is loyalty.

Meiyo: Honor
Warriors have only one judge of honor and character, and this is themselves. Decisions they make and how these decisions are carried out is a reflection of whom they truly are. You cannot hide from yourself. Honor is the hardest to know. Honor is not causing a fight, nor is it found in revenge. Honor is not a medallion you show off to those who will listen. Honor is not tales of the past to impress those of the present. Honor is living with discipline, control, and humility. Honor is being Loyal, Sincere, Polite, Compassionate, Brave, and truly Righteous. Honor is NOT face! Often times, in taking a loss of face, an insult, without reaction or retaliation to it, one’s Honor grows!


Sincerity and truthfulness go hand-in-hand. Never lie to someone, even to make them feel better. Never misrepresent yourself or those in your charge. Always tell the most complete truth possible, no matter the consequences.

On the 25th day of October 2010, I leave my mark __________________________
For I am now Samurai
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【2010/10/18 13:09】   トラックバック(0) | コメント(0) | Top↑






侍になりたかったアメリカ人 其の二  | 世界から見た日本
【SEVEN VIRTUES】

Bushidou2.gif

(私は侍になりたいんだ。手伝ってくれないか?)

そう言われてきょとんとしている僕の目の前に、ずっしりと厚みのあるバインダーが取り出されて、テーブルの上に横たわっていた。

彼はきちんと整理されたバインダーの中から、プリント用紙を一枚を丁寧な手つきで取り出した。

そこには美しいフォントで印刷された文字列がほぼ等間隔の見出しと一緒に並んでいた。


これは 【Seven Virtues】と言って武士道の中で7つの美徳を唱えたコードを私が簡潔にまとめたものなんだ


難解そうな文章を訝しげに目を通している僕に、彼は話を続けた。


以前も君に話したように、僕はベトナム戦争で沢山の戦友を失った。その経験からなかなか人に対して心を開く事が出来なかった。心を許し合った友人がまた、私のそばからいなくなってしまうのでは? そんな恐怖感が心のどこかにあってずっと心を閉ざしていたんだね。

ご存知のとおり、先日私は、生と死の狭間を彷徨った。 意識を取り戻した病床で、手に取って読んだのが武士道についての文献だったんだ。

戦争から帰還してからというもの、とっくの昔に【死】とは和解をしていたつもりだったが・・・・

やはりあの時ばかりは、『これでいいのか? もうやるべき事はやったのか?』 って自問自答してね。


それで、以前 PTSD の症状が出ていた時に読んだ新渡戸稲造著の【武士道】を手にして読み返したんだ。 武士道には死生観が詰まっているからずっと愛読書なんだよ。


だって時々、何故、私が今だに生き長らえているのか? それが不思議なくらい、人間の存在は儚いものだって、嫌という程経験したから。


そして、柔道仲間の献身的な見舞いに感動したこともあってね。


このまま誰にも心を開かないで生きて行くのか?


せっかく拾った命だ。 目の前の友情に引っ込み思案にならずに、積極的に心を開こう!



そう思ったんだよ。



だから、この七つの美徳を彼らと分かち合いたいんだ。

まずこれを和訳してもらえないだろうか? 

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【2010/10/16 16:17】   トラックバック(0) | コメント(2) | Top↑






Lucky / Jason Mraz  | MUSIC


今日は、2008年にリリースされ、【I'm yours】, 76週連続ビルボードトップテン入り、最高ランキング6位をはじめ、数多くのヒットナンバーを排出して、Jason Mraz最高傑作となったアルバム【We Sing. We Dance. We Steal Things.】の中から僕のお気に入りのナンバー 【Lucky】をお届けします。

サンディエゴ出身の彼をいつも陰ながら応援はしていましたが、この詩は本当に深いですな。

遠海の地に旅立つ若い男と、それを本国で待つ恋人と。

そんな設定が見え隠れするのは、軍港の街サンディエゴで生まれ育った彼ならではの発想のような気がします。

ただ、恋人を【ベストフレンド】と呼んでいる部分は、恋愛感情を超越した男女の関係を描き出すのにとっても効果的な表現だとつくづく思います。

僕は戦艦に乗り込んだりはしませんが、結婚してから早くも12年、苦楽を共にして来た妻に対しては、やっぱり戦友のような感情を持つ事が多々あります。



外でどれだけ辛い事があっても、互いに帰る場所がある。


男と女は支え合って、長い人生を生きているベストフレンド。


そんな事も忘れかけてしまったら、ぜひこの曲を聞きましょう。
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【2010/10/16 13:49】   トラックバック(0) | コメント(0) | Top↑






侍になりたかったアメリカ人 其の一  | 世界から見た日本
【侍になりたいんだ】

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ある日の真夏の夕刻イタリア系アメリカ人の男性が僕の家を尋ねてきた。

柔道三段、そのうち初段は日本きっての道場、講道館で取得したというのだから、なかなかの強者。
と、は言っても、今年の夏は比較的涼しく、夕闇が差し掛かろうという時に、彼の額に浮かぶ汗はとても不自然だった。

【お急ぎになられたんですか?】 僕がそう尋ねると。ニコッと笑った白髪の壮年は、こう言った。

私はミリタリーに長くいたので、遅れるのが嫌なんだ。 15分前には到着していたよ。ただ、ここの階段はキツくて。

【僕のアパートは3階立ての3階ですからね。】

たわいもない話をしながら、ダイニングで食事を終えると、番茶を入れて和菓子を差し出した。

それを『美味しい、美味しい』と食べるさまは、とても親しみやすい。


突然真顔になった彼はこう切り出した。


『COOLCUTS君、私は侍になりたいんだよ。』


【さ、侍ですか?】


『ああ、準備は進んでるよ。 これからはちょっと君に手伝ってもらえないかな、と思ってね。

  実は今日は、そのお願いにお伺いしたんだよ。』


【僕に何か手伝える事があるのでしょうか?】


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テーマ=文明・文化&思想 - ジャンル=学問・文化・芸術

【2010/10/16 01:20】   トラックバック(0) | コメント(2) | Top↑






名前の意味  | SARINA
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ある日の晴れた昼下がりの公園で・・・・

さりなが突如、興味津々に質問し始めた。



『ねえ? 誰がSARINAって名前を付けてくれたの?』


お父さんだよ。


『ねえ、誰がさりなのスペルを考えたの?』


おじいちゃんが手伝ってくれてお父さんが考えた。


『ふ~ん・・・・・ SARINA の名前には何か意味があるの?


ああ、あるよ。 彩りの里に咲く菜の花さ。


『花なのね。』


うん、そうだよ。 さりなが生まれ育った日本って言う国は四季がはっきりしててね、春には美しい花が咲いて、

そして夏には緑が奇麗で、秋にはオータムリーブで山が赤く染まる。 冬は白い白い雪がぜ~んぶ埋めつくすんだ。 本当に美しい彩りのある国なんだよ。


君の名前についている【菜の花】という花はね、黄色い小さな花で、 

薔薇の花のように華麗な花では無いけれど、可愛らしく、親しみやすい、小さな黄色い花を咲かせるんだ。

ただ奇麗なだけじゃなくってね、食用油が採れたりビタミンCやミネラルが豊富な

人間の生活に役立って、無くてはならない花なんだよ。

ただ見た目の奇麗だけじゃなくってね、さりなの優しさや、心の美しさを育んで欲しい。

そして人の役に立つ人になって欲しい。 そう思って付けたんだ。

道ばたに咲いている菜の花は小さすぎて、見過ごしてそのまま通り過ぎる人も少なく無いかもしれない。

でも、その人たちの中にふと、足を止めて眺め入ってくれる人がいたなら。

君はその人たちと長く幸せな生涯が送れるんだ。



その後のさりなは目がラブラブモードになって
いつも以上に僕に甘えて来るのでした。



親が我が子に名前を付ける時、彼らが一生呼ばれる名前なのだから、どんな名前でも真剣に考えて付けたに違いない。 でも、アメリカでは名前の意味を聞いても答えられる人はほとんどいないんです。

僕は今こうして、名前に願いを込める事ができる日本の文化にとても感謝して、それを我が娘に伝えられる事に、
喜びを感じています。
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テーマ=パパ育児日記。 - ジャンル=育児

【2010/10/15 01:13】   トラックバック(0) | コメント(3) | Top↑






立ち枯れに蔦  | D70
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立ち枯れに蔦

そんな生き方も確かにある

もしかすると

世の中のほとんどの物事が

実はそうなのかもしれない

高く伸び朽ちた木に

若葉を張り巡らせ光を得んとする

僕たちの世代は特にそういうものかもしれない

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テーマ=光と影 - ジャンル=写真

【2010/10/14 00:30】   トラックバック(0) | コメント(1) | Top↑






Julian  | アメリカ移住
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サンディエゴから東に約1時間半、日帰りにはもってこいの距離を走った所にジュリアンはある。

1869年南北戦争が終わった頃の話、A.E”Fred" Colemanという元々は奴隷だった人物が現在のColeman Creekという小川を渡っていたところ、Julianのちょうど西側にある小川の川底が金色にキラキラ輝いているのを発見した。 すぐに馬から飛び降りフライパンを手に砂金取りを始めた。

カリフォルニア最南端のゴールドラッシュ到来!

と、いうのがそもそものJulianの起源らしい。

なので、もちろん古びたアンティークな町並みの片隅にはこんなアトラクションがありました。

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砂金取りが体験できるんです。

腹が減っては戦は出来ぬ!


まずはA St. & Main St. にあるWood Pit BARBECUEへ

JulianBBQ.gif

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アンティーク調の店内はとっても雰囲気があって楽しく食事が出来ます。 肝心のBBQ の方は?


JulianBBQ3.gif

もちろんおいしかったですよ。 でもSan Diego のPhil's BBQの方が軍配が上がるかな。

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秋はリンゴの収穫期という事もあって、街頭のあちらこちらに植えられているリンゴの木から振って落ちたリンゴがこんな風に道ばたに転がっていました。


そう、Julianと言えばアップルパイですよね! さて、名物 MOMS のアップルパイにありつくとするか!!!

JulianMOMS.gif

もう長蛇の列でかなりの待ち時間。ぜひ、有名なMom'sのアップルパイを食してみたいものですが、こんなの待っていられません。 でもcoolcutsには秘策があるんです。



車に乗り込み、Main St. をA St.方向へ向かって行き、Washington St. を左に折れて、Hwy78を西南方向に10分も走るか走らないかという場所に、元祖MOM'S Pie Houseがあるんです。
→ more・・
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【2010/10/12 04:56】   トラックバック(0) | コメント(2) | Top↑






Love Story(クラッシックに観るアメリカの文化)  | シネマ
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先日ものすごく久しぶりに LOVE STORY [邦題、ある愛の詩]を観た。

ペ-ストリーショップの娘ジェニファー。そして彼女に恋するハーバード大学法学部の裕福な家柄の青年オリバー。まだ小学校低学年だった僕の記憶の中には、白血病で死んで行く彼女を支える彼の必死の願いも通じず、この世を去らなければならなかった若い女性の物語。それぐらいの認識だった。でも、アメリカに移住して、改めてこの映画を観ると、あの当時は読み取れなかったストーリー背景がなんとなく解るようになってきいるのに気がついた。

ホッケー

僕が暮らす西海岸ではあまりポピュラーじゃないこのホッケーというスポーツ。
1763年にフランスからカナダ領土を勝ち取ったイギリス兵士達がフィールドホッケーとラクロスを組み合わせて誕生したスポーツ。 方やアメリカンフットボールは合衆国がヨーロッパ起源のラグビーをベースにイギリスからの独立後に起こった南北戦争をモチーフに、アメリカのオリジナルスポーツとしてアレンジされて完成したスポーツ。 ベースボールもイギリス発祥のタウンボールをベースにアメリカで作られたアメリカが元祖のスポーツなのでヨーロッパ起源のサッカー、ラグビー、アイスホッケーに比較するとヒストリーバックグラウンドが違う。 この映画の中でオリバーがホッケーの選手であるという事は、彼の家系を引き出すヒントにもなっているように思います。


彼が乗り回し疾走するクラッシックカーはGM。

フォード T型を生産して、世界で最初に庶民の為の自動車つくりを目指したフォードに対して、GMは上流階級車だった。70年代クレジット商法導入を拒み庶民の自動車メーカーを目指したフォードを押さえ込み、一躍世界最強の自動車メーカーに躍り出た。同一画面上にはことあるごとにフォードの初代ムスタングが駐車してある。それは決して偶然じゃないと思う。封建的社会と民主的な社会の比較対象の絵つくりをこんな細部まで拘っているのにはあっぱれ。

バッハとモーツアルトが好きでビートルズをこよなく愛する。

外国文学を読む時に、宗教観無くしては読み取れないとはいうけれど、ほんとうにそうだと思う。

60年代はアメリカ発のアイルランド系カトリックから初の大統領、JFケネディーが大統領に就任して、プロテスタントでイギリスからの移民が金持ち層のほとんどを締めていた時代が変化しつつあった。彼女の家計はカトリック出身で、崇拝するのは宗教音楽のバッハと宮廷音楽のモーツアルト、そして60年代にコドナ文化(子供と大人の中間的な文化層)を開花させ、爆発的にヒットしていたビートルズ。 『バッハが好きで、モーツアルトが好きで、ビートルズが好き。』というフレーズは、宗教も階級も年齢も超越した趣向を表現している。


プレッピー

ストーリの始まりの部分でジェニファーが皮肉たっぷりの顔で彼をこう呼び続けた。
アメリカの名門私立6大学 Ivyリーグ。 そこに通っている連中は皆お金持ちの坊々かお嬢様だった。
彼らに指示されたファッションをプレッピー、彼女は皮肉たっぷりに彼をこう呼んでいた。
プレッピー=ルーザー という認識も面白い。日本語でオボッちゃまというニュアンスに近いかも。

"I Like your body"

終始ジェニファーとオリバーの会話はウイットに富んでいて面白いのだけれど、彼が、

『どうして君がそれほど僕の事をルーザだって思うなら、何でコーヒーをおごらせたんだい?』 

『貴方の体が好きなのよ。』

って返すシーンはウーマンリブと表現の自由が先進的だったこの頃のアメリカらしい。


クリスマスツリーのシーン

クリスマスTreeがたったの$6っていうのも笑えるけど、さんざんこき使ってチップがたったの25セントってのも笑いどころ。 サービスが普通に好きで10%、とっても良かったで15%、感動!20%以上。 ダメダメ~は5%以下。 結構自分の中で受けるサービス毎にレートを設定している場合もある。お年寄りは時々大昔のレートでチップを渡したりするので、この25セントというのはお婆ちゃんに取って充分なレートだったりする。こういうユーモアってアメリカに住んでチップの文化経験しないと気がつかない事かも。

"I Love you Fill?"

電話でジェニファーが父親を名前で呼ぶシーン。庶民の中では実の親を名前で呼ぶ習慣が定着しつつあった? 
全ての人じゃないけれど、アーノルド坊やのように本当に実の親をファーストネームで呼ぶ人たちがいる。日本ではほとんどと言っていい程見ない光景ですよね。方やオリバーのお父さんは全て命令調で子供とのスタンスの違いを強調している。

パリ留学
オリバーと結婚するためにスカラーシップを得たパリ留学を諦めるジェニファー。
男の為に自分の夢を犠牲にするか? 夢に向かって一心に突き進むか? 現代のアメリカ人女性なら、遠距離恋愛をしてでも自分の夢を追い求めるという方も少なく無い。日本では山口百恵が芸能界を去ったように、自立を求める女性達と社会の狭間で急速に変化する社会の中で、メディアはバランスを取る役割をしていたのだと思う。

喫煙学長

アメリカでTVを視ているとよく目にするのが、悪者がタバコを吸うシーン。 タバコへの嫌悪感をキャラクターのイメージにうつり込ませる手法。 Xファイルで頻繁に登場した”肺がん男”は典型的。 同時に禁煙キャンペーンの後押しをしている感もあり。

居間での人前式

"It's new world Fill"  厳格なクリスチャンの父を持つジェニファーが、無宗教のオリバーとの結婚を人前式形式で行う事を告白。 ”法律でみとめられているのか?” とFill 。 途中で思わず”アーメン”と言ってしまうFillがちょっと笑える。



”Love means never having to say you're sorry” 

           『愛は決して後悔しないと言う事』


ジェニファーの死後、オリバーが父親に言った言葉が心に響きます。


名画もさることながら、Francis Lai 作曲のテーマ曲はやっぱり美しい旋律ですね。
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テーマ=見た映画の感想 - ジャンル=映画

【2010/10/11 06:23】   トラックバック(0) | コメント(2) | Top↑






PTSD  | アメリカ移住
いつも家で働いているから時間の管理が難しくって。

ほんとうにセルフコントロールほど困難極まりない事は無いわね。

いったい何をされているんですか?

私は物書きなの。

そうなんですか、3年もおつき合いさせていただいてて、その事を今日初めて知りました。

今取り組んでいらっしゃる作品はどんなものですか?

今は、イラク戦争帰還兵のPTSDについてよ。

兵士達の戦争は帰還してからもずっと続いているの。 特に鬱病などにかかって自殺する帰還兵が、アメリカでは急増しているの。 

そう言った方々をそばで支えていらっしゃるご家族に、お手伝いや支えになれるような内容を構想中なの。



『そうですか。 先日『442』っていう映画を観に行きました。

第二次世界大戦の時にアメリカの為に戦った日本人兵の話なんですが、


人は戦場の悲惨で危険極まりない状況に適応するまで何時間という時間を必要としないそうです。

自らの命を守る為に、本当にあっというまに心のスイッチが変わってしまうのだと言ってました。

でも、そこから平常の精神状態に戻るのは何十年という歳月が掛かっても100%は戻らないのだそうです。


ある男性は60年以上も経た今でも、ときおりフラッシュバックに教われそうです。』


そうね、私もこの本の取材中そのような事例はかなり沢山聞いたわ。


本人だけじゃなくて、周囲のご家族にとっても、癒されない彼らの心は障害となって、大変なご苦悩の日々が続いているようでした。


『その本は何て言うタイトルなんですか?』


まだ、それが決まって無いのよ。


『決まったら教えて下さいね。 手筆がんばって下さい。』

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テーマ=軍事・平和 - ジャンル=政治・経済

【2010/10/10 23:57】   トラックバック(0) | コメント(0) | Top↑






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