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Celebrating Womanhood 4th Annual Dia de la Mujer!!  | デザインの視点
Photo0139.jpg

3月3日、日本では桃の節句でしたね。

そんな事も忘れかけるほどアメリカに長くいるのか、そういえばもう、まる5年になります。

しかしながら、このイベントですっかり思い出してしまいました。

Celebrating Womanhood

沢山のローカル女性アーティストが集まって、国境の街 San Ysidro で開催されたアートのイベント。


友人でアーティストのMai Kawaguchiさんの作品も出品されると聞いて行って参りました。


なかなかかわいいね~、なんか似てるんじゃない? 本人に。


『ええ、これ。 ピノキオの私バージョン。』


『もう一つ、向こうの方にある絵は画角上で色々視点の角度を変化させてるの。』

ああ、本当だ、 面白いね。



帰り際、このイベントのディレクターの女性ラティシアさんとちょっとお話しました。


このイベントは毎年続けていて、最初はこのビルも無かった時から、手作りではじめたのよ。

もう4年目になるけど、毎年参加者が増えてるわ。


この会場では毎月なんらかのイベントしているからチェックしてみて。


The Front
147 W. San Ysidro Blvd
San Ysidro, CA




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テーマ=展示会、イベントの情報 - ジャンル=学問・文化・芸術

【2011/03/05 03:08】   トラックバック(0) | コメント(4) | Top↑






『香』 展示会  | デザインの視点
DSC_0679.gif

現代美術の中でもアブストラクトというのはどうも僕にとって馴染みが薄くって、

どちらかというと、今まで美術館の片隅に飾ってあっても避けて歩いていたような、

そんな僕の不理解を一挙に吹き飛ばしてしまったのが、今回の『香』展。

このブログに張り込んだ写真では、その本当の質感がぜんぜ表現できていないので

とっても残念なのですがこの蒼く滲んだ、不均等なグラデーションの中に、金色が

所々控えめに光る感じと、ゴツゴツとした岩のような質感なのにつややかな表面。


ふと、懐かしい・・・・


って僕の心の中に思わせたのは、幼い頃によく両親に連れて行ってもらった津和野の、和紙の民芸品

の記憶・・・・ 何層にも重ね合わされた様々な色の和紙のその色合いにとっても風情が似ていて

思わず、日本人の感性をくすぐられる。



2/27の土曜日 Ray at night まで展示してあります。

閉場は9:00pmです

足を運んでみて下さいね。


3830 Ray Street
San Diego, CA 92104-3623

香 さんのHP
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テーマ=アート・デザイン - ジャンル=学問・文化・芸術

【2010/02/26 02:47】   トラックバック(0) | コメント(0) | Top↑






Africangular  | デザインの視点
Africantrianguler.jpg
→ more・・
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テーマ=ヘアケア・ヘアスタイリング - ジャンル=ファッション・ブランド

【2009/08/30 19:13】   トラックバック(0) | コメント(0) | Top↑






80年代ミュージックシーンのまとめ  | デザインの視点
先日行ったGEORGE MICHAELのコンサートでは、【ワム!】 時代のジョージ・マイケルの内面の叫びを聞いたような気がした。

日本で生まれ育ってファッションや音楽を受け入れる時、それは全て『流行』の一言で済まされていた。 ヘアースタイルだってそう、ただのカテゴリーでしかなかった。 そう、 【系】 ってやつです。

でもアメリカへ移住してからというもの音楽、服飾、髪型、その他のものにしても、それぞれのスタイルが各時代の複雑な民族間の緊張や階級廃止、人権、性平等、環境、など人々が手に入れたい権利を象徴するムーブメントだったのではないだろうか?そんな疑問が生まれはじめた。


たとえば今Amy Winehouse がしているヘアースタイル 『蜂の巣頭』 は50年代のビッグヘアーの再現だし、そのビジュアルが象徴しているのは封建的な社会を認める事と男性に対する従順という事になります。

Amyはその頭をスラットのように崩し『あたいは悪い女だって最初から言っておいたでしょう?』って歌うんです。ある意味ブラックジョーク的な彼女のコンセプトが今の時代に大うけってことでしょうか。

実は80年代のミュージックシーンの中にはそれに似た主張やジョークがたくさんあったのかも?って思ってきたので、80’s ミュージックシーンの裏側に隠された真実を探ってみる事にしました。

UKパンク(1976~1978)

ネオ・モッズ(1970年代後半)

ニュー・ロマンティクス(1980年代初頭)

ヒップホップ(1982~1990年代初頭)








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テーマ=洋楽 - ジャンル=音楽

【2008/08/06 14:56】   トラックバック(0) | コメント(0) | Top↑






デザイナーは使い捨てさ!  | デザインの視点


ある夜アーティストやデザイナー達が夜のカフェに終結した。


しばらくたわいの無い話で盛り上がっていたが、次第にアートやデザインの話でボルテージが上がっていく。

グラッフィックアートのアーティストが切り出した


『ねえ、ねえ、coolcutsアーティストとデザイナーの違いって解る?』

なんとなくだけど、はっきりとは理解してないな~

『私は両方を経験しているけど、デザイナーはいつもクライアントがあって成立つ仕事でアーティストは自分の内にあるものを自由に表現できるの。 でも、クライアントが必ずしもあるとは限らないアーティストより誰かのコンセプト・ワークの中で仕事をしているデザイナーの方が収入は安定しているの。 でも、私にはマスプロダクションが性に合わない。 人のための作品を作っていると、時々ものすごい嫌いな作品をいやいやつくらなきゃならない時なんかあってね、そんな自分がものすごく嫌になる。だからアーティストをやってるんだと思う。』

その観点で判断すると、僕は完全にデザイナーだな。 ヘアースタイリストは相手が持っている素材で作品を作り上げていく以上はアーティストになりきれないと思うよ。 顔形やライフスタイル、それにファッションと、趣向全て総合的判断して仕事をしなけりゃならないからね。

隣に座っていたTシャツのデザイナーに質問を振ってみた

ねえ、君はマスプロダクションについてどう思う?


物をチープに作り上げてある程度お客様が納得のいく値段で大量に売りさばく手段としては本当に効果的な手法だと思う。


僕は昼間はどっぷりそのマスプロダクションの業界に浸かってTシャツをデザインしているけど、夜はそこでできない自分の内なる発想の表現をフリーランスの仕事でぶつけてるんだ。それでもまだデザイナーというべき仕事の仕方だけど、比較的自由度は高いよ。

アジアでは多色レイヤー使いなんかが受け入れられやすいし、ヨーロッパではパステル調の色使いが結構受ける。アメリカ国内ではあまりそのどちらも一般的じゃないっていう認識なんだ。

先日職場でね、ピンク白、ショッキングピンクの組み合わせでデザインを上げて提出したら、“こんなデザイン売れないよ!” て言われたから、フリーランスのラインから大手アパレルブランドへデザイン提供したらね、大ヒットしちゃった。 殻を破る事の重要性を本当に感じたよ。


僕はそういった内容も含め新鋭の会社が出してくるデザインが好きだな。 とっても斬新なんだ。
変に経験からくる暗黙のルールみたいなものが無いし、ヒット作品にデザインが縛られる状況も無い。


でもね、これがいざ有名プランドになってしまうと一挙に状況が変わっちゃうんだ。ぜんぜん斬新さのかけらも無くなっちゃう。 消費者側が飽きてしまうというような内容じゃないんだよ。

多くのブランドがモノポリー化しちゃってるから、彼らにとってデザインはプロダクツでしかないし、デザイナーはそれを売り込む段階での道具に過ぎないんだ。

ブランド立ち上げ当初は何人もデザイナーを雇い入れて、いざ市場に名前が知れ渡るとそのほとんどを解雇するのが奴らの手口さ。

奴らにしてみればデザイナーなんてアパレル業界では使い捨てさ


最初の契約はしっかり交わしていて、そのデザイナーの契約期間内のデザイン物に対しては会社側解雇後もそのデザイナーの名前を使えるようにもなってるんだ。

だけど、僕からしてみたらたとえ同じブランドでもその後デザインはなんだか味気ない。

洗練されたデザインは人の情熱が作り上げるんだ! 

たとえそのブランドに残る事がでたとしても、立ち上げの時に共にがんばったデザイナー達をバッサバッサと切り捨てるような会社では、情熱を燃やして働く事なんてできなくなってしまう。

だから大手になるほどデザインが萎えてくるんだろうな・・・・・・
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テーマ=いろんなブランド☆ - ジャンル=ファッション・ブランド

【2008/04/19 00:38】   トラックバック(0) | コメント(3) | Top↑






“Geoganic(ジオガニック)”  | デザインの視点
Geoganic.gif


今年も行ってまいりました、


INTERNATIONAL SALON AND SPA EXPO

もちろんお目当てはコレ!

SASSOON ACADEMY HAIRSHOW


いや~インスパイアーされました。


今年、Hair Showのテーマになっているのは“Geoganic(ジオガニック)”


*「2008年春夏コレクション“Geoganic(ジオガニック)”は、現代デザインの中にオーガニック・モダニズム(有機的近代主義:1900年代初期に興った芸術運動)の復活を見出します。


DSC_0061.gif


「自然」が「配列」と、「有機物」が「近代性」と融合するがごとく、この新作スタイルは曲線が図形の中に溶け込んでいます。


いち早くこの世界的なデザインコンセプトの流れを汲み取り、ヘアーデザインに落とし込んでいくSASSOON。 そのアーティスティックチームが持つ高度なヘアーカット&カラー技術があってこそ可能な業なのだと思います。


サッスーンは車に例えるとF1レースのようなものだと思います。 公道を300キロ近い速度で走る必要性なんて無いけれど、それがもたらすメカニズムの発展が、人間のクリエーションの限界地を年を追うごとに引き上げていく。

その発展する速度を持つものに人間はやはり惹かれるのでしょう・・・・・・



もちろんそれをうまく日常の生活になじみの良いデザインに翻訳してお客様に提供していくのが

Geometoric-squair.gif


僕達ヘアーデザイナーの仕事なのでしょう。      

                          Geoganic3.gif

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テーマ=美容関連 - ジャンル=ファッション・ブランド

【2008/01/29 01:32】   トラックバック(0) | コメント(2) | Top↑






有機的近代主義(organic modernism)  | デザインの視点
UCSDで建築デザイン学の教鞭をとるレヴィ氏が、今日もシンガポールので買ったお気に入りのフレームデザインに合わせてヘアースタイルを思案して欲しいと、前回とは違うデザインのものをかけてやってきた。


あれこれ、思案して提案をしている最中に近年建築の現場で起こっているムーブメントをレクチャーしてくださる。

彼がいすに座っている時間はいつも、僕にとって本当に至福の時だ。




時は1800年代にさかのぼる・・・・・・

450px-LeverHouseNewYork.jpg


建築界はモダニズムを敬称する流れを継ぎながら、デザイン性が奪われ、合理的で機能主義的を追求するあまり簡素化されていったと批判が高まったので、60年代より続いたモダニズムも80年代のハイテク建築を最後にの終焉を迎えたんだ。

450px-HSBC_Hong_Kong_Headquarters.jpg



この新たな建築ムーブメントはモダニズムにおいて否定された装飾や象徴性の回復などが目的とされてね、古典主義建築からの強引な引用という手法が用いられた。


これを1980年代に起こったポストモダニズムと呼だんだよ。

320px-Stuttgart_HochschuleFuerMusikUndDarstellendeKunst.jpg


モダニズムの見直しが行われたり、ミニマリズムの影響を受けた、できるだけ素材の質を活かした簡素なデザインが増える、一方で

2000年までの間には脱構築主義(Deconstructivism、Deconstruction)が花開いた

250px-Wfm_stata_center.jpg



彼は i-phone を指先で器用に操作しながら、次から次へと色々な形の建物を見せてくれた。


2000年以降になって、現在建設中のものやこれから近未来に建てられる建築物を見せてあげるよ。


これらのアーキテクチャルデザインの特徴としてはね、コンピューター・グラフィカルデザインの分野の発達によって、有機的曲線を多く取り入れた超高層建築が続々登場する予定なんだけど、アメリカではNYでその様式のものがわずかに見られるけれど、ほとんどの建築計画は中東やアジアなどに集中しているようなんだ。


有機的近代主義 (organic modernism)の到来さ!

zha_external-render_sq.jpg


これから各分野で、自然の草花や昆虫等の有機曲線を型取ったデザインをあちらこちらで見かけるようになるとおもうよ。



まるでネオ・アールヌーボーの到来って感じですか?

90px-Sagrada_Familia.jpg



かもしれないね、でもね、coolcuts君、、、スケールが違うよ。 これからの奴は・・・・・・

多くの著名な日本人建築家が提唱して、果たしえなかった壮大な夢を

世界中の次世代の建築家達が世界中から中東やアジアに集まってくる大資本を元に

次々に現実のかたちに仕上げていくんだ。


above-view-square.jpg

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テーマ=建築デザイン - ジャンル=学問・文化・芸術

【2008/01/28 17:50】   トラックバック(0) | コメント(0) | Top↑






Ja Jollaアートフェスティバル  | デザインの視点
La-Lolla-Art.gif

 行ってまいりました、ロホイヤアートフェスティバル!!
Little Italy festaRay At Nightにはよく出かけていましたが、ここ、サンディエゴ一の高級住宅地、ロホイヤでのアートフェスティバルは今回が初めてです。
 心なしか会場内の客層が違うようで.....アジア人やヒスパニック系が少なくて、圧倒的に白人の高齢の方が多いようです。 そんな事を取材するために来たわけではないのでどんどん会場内を見ていく事にします。
Lion-Art.gif


このライオンのアート、あちこちのアートショーで見かける中国の刺繍で書かれたものですが・・・・・・・なっ!なんと! お値段

$10.000!!!!  (100万円!!!)ゼロがひとつ多いくないですか?

しかも、SOLD OUT!

なんと、びっくりです。のっけから驚いてしまいました。

面白いものもありました。

庭の入り口あたりに置くとびっくりのArtマット

ミュージシャンへの贈り物に最適 Art音符

お腹がすいたのでギリシャの料理 Gyrosを食べました。ラム肉やチキン、そしてポークが野菜とミックスして焼いてあってとってもおいしかった。

そして再び歩き始めると!

出会ってしまったぁ~!!! ビビ!っと来るアートに。

alt_16906562.jpg
Tourist trap Thomas Barbey

冒頭の写真のブースなのですがこの絵がインパクトが強くて中までどんどん入って鑑賞していくとですね~。

彼の作品の一つ一つに秘められたメッセージがあって、その作品の横に添え書きがしてあるのに気がつきました。中には宣教師が農村の住宅地を頭の上で持ち上げている『不動産バブルをモチーフにした絵』や空に聳え立つビルからダイビングする女性の絵には『一生に一度リスクを犯さなければ、到達できないものがある。』 岩山で転がってくる大きな岩から逃げるように走る男性の絵の横に 『これが僕が朝のジョギングへ行く気になる唯一つの方法』なんてユーモアのある作品もあり、一度 Thomasbarbe.comを尋ねてみてください。沢山の彼の作品に出会えます。
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テーマ=デザイン - ジャンル=学問・文化・芸術

【2007/06/26 02:17】   トラックバック(0) | コメント(0) | Top↑






CAR Buffs  | デザインの視点
Simpson'S Garden Town Nursery に展示してあるヴィンテージカーをご紹介しながらちょっと自動車の歴史についてお話します。
1769年_フランス陸軍の技術大尉ニコラス・キュニョーが蒸気自動車を開発した。
750px-Steam_lokomobile_2_28aka29.jpg


1876年_ドイツのニコラウス・オットーがガソリンで動作する内燃機関(ガソリンエンジン)を発明すると、ゴットリープ・ダイムラーがこれを改良。二輪車や馬車に取り付け、走行試験を行った。1885年にダイムラーによる特許が出されている。

1885年_ドイツのカール・ベンツは、ダイムラーとは別にエンジンを改良。車体から設計した3輪自動車をつくった。ベンツ夫人は夫の隙を狙いこの自動車を自力で運転し、製造者以外でも訓練さえすれば運転できる乗り物であることを証明した。
240px-1885Benz.jpg




1900年ごろにはアメリカ合衆国で、石炭の代わりに石油を使った蒸気自動車が作られ、さらに普及していった。



1907年_フォードがフォード・T型を発売した。フォードは、流れ作業による大量生産方式を採用し自動車の価格を引き下げることに成功。これにより裕福層の所有物であった自動車は大衆向けに作られるようになった。これがモータリゼーションの幕開けとなった。

1927年式 Type T Roadster Pickup
Ford-Tipe-T.gif

ヘンリーフォードはあくまでも大衆のための安価な自動車作りにこだわった。その為、1907年T型発売開始より20年間もの長い年月をこのT型のみの生産で販売網の充実に費やす。

その結果当時150社あった自動車会社の中で5割のシェアを占める黄金期を迎える。

1936年式 Coupe Pickup
36Coupe.gif


やがてヘンリーフォードのTオンリーのこの拘りは大衆を飽きさせてしまい、後にGMにその座を奪われ、とうとう1927年にT型製造を廃止してしまう。 

1946年式 Dodge Pickup
Dodge-Pickup.gif

1928年にクライスラーに吸収されたDodgeは1902年から1914年に独立するまではFordと資本提携をしていてほとんどのFordの部品はDodgeが提供していた。そんなもんでなんとなくデザインの流れを汲んでいるようないないような・・・・・・

1954年式 Shevy Sedan Delivary
Chevy-Delivary.gif

50年代に業務用車両として人気の高かったShevy DelivaryはVolkswagen Microvanの人気の上昇と供に忘れ去られていった.......時代はリーゼントからモッズへ動いていた........
800px-Vw_bus_t1_v_sst.jpg


この他さまざまな装飾をされたピックアップトラックや50年代から70年代のスポーツクーペも展示してありました。ぜひ、尋ねてみてください。


別の項で1950年代から2000年にかけてのアメリカンスポーツカーの歩みを紹介しています。
イカした彼女達
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テーマ=アメ車 - ジャンル=車・バイク

【2007/05/30 17:06】   トラックバック(0) | コメント(0) | Top↑






Simpson'S Garden Town Nursery  | デザインの視点
Simpson'S Garden Town Nurseryヴィンテージカー博物館内の小物紹介!!!

50's Letter Scale
Letter-scale.gif
1950年代Rexallドラッグストアのお店で売られていた、当時の手紙を測量するレタースケールに形がにています。

40's Gaspomp
Gus-Price.gif

12ガロンで$6ですよ~ 今だと$40近いですよね~

20’s Coke 自動販売機
50s-Diner.gif

1970年頃)プルタブ(プルトップ)と呼ばれる缶切りを必要としない蓋(口をつける個所に切り込みが入っている)が発明されるまではガラスボトルタイプが主流だったので、ベンダーの形としては70年代後期に渡ってもまだ残っていたから僕も結構見た事がある。でも"Pause and Refresh Yourself" のキャッチコピー年代を調べてみると、1924年と1925年がその時期に相当するのでこれはそのどちらかの年代に作られたものだと言う事が解る。 50's ダイナー風のシートがとっても印象的です。同じ建物のなかに50年代の自動車が陳列してあります。シートの形の特徴を見比べてみてください。

Gaspomp & Bicycle
Gus-Stand.gif

以前シアトルのHERTZレンタカーでも同じポンプを見かけましたが、何年ごろのものなのでしょうか? 知ってる方教えて下さい。 自転車も詳しい情報があればお願いします。

Three slot pay phones 【WE-212G】
Bphone.gif

1940年代から1970年代にかけてWestern Electric co. によって生産され北アメリカで普及したThree slot pay phoneのなかでも受話器の形から比較的後期に近いものかと思われます。

local telephone company central switching equipment Koukannki.gif
電話の交換台です。

Juke Box
Juke-Box.gif
ヒットチャートにマイケルジャクソンなどが含まれていることから80年のCD発売のメディア変革まで現役だったと思われます。

Camping Car
Camping-car.gif

色々なキャンピングカーも展示されていますが中でも、このキャンピングカーは、オーナーのHalさんが185エイカーの土地を購入してこのSimpson'S Garden Town Nurseryを創り始めた当時に1年半にわたり暮らした思い入れのあるものです。


ヴィンテージカーの御紹介もしています。

Car Buffs

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テーマ=アメリカ生活 - ジャンル=海外情報

【2007/05/30 17:04】   トラックバック(0) | コメント(0) | Top↑






モンドリアンとサンディエゴDOWNTOWN  | デザインの視点


毎朝出勤時間近くになるとサンディエゴのダウンタウンでフリーパーキングを探すのに苦労する。ラッキーな日で9th street ひどい時には16th streetに車を置いて、Petco Parkを横目に見ながら、3rdにある僕のお店までみっちり15~20分のお散歩コース。


と、最近あることに気がついた・・・・・・・・。


 Mondrianです!

サンディエゴのPetco park周辺に建築されている高層コンドミニアムにはその外装や内装のあちらこちらに Pieto Mondrian をモチーフにしたデザインがちりばめられている事に気がついた。


モンドリアン(1872年生 | 1944年没)は宇宙の調和を表現するためには完全に抽象的な芸術が必要であると主張し、水平・垂直の直線と三原色から成る絵画を制作した。


ビルの窓枠の形や、ロビーの壁面のデザイン、そしてバルコニーや外装壁面の色の塗り分け等、気がついてみると本当にあれもこれも


モンドリアンの赤・青・黄のコンポジション(1930年)を思わせる。

どうしてこれほどまでにオランダの抽象画家のデザインがサンディエゴに浸透しているのか少し不思議でならないのですが。

確実にこの風景の中で沢山人が行き来して、その空気を感じ取って、デザインを無意識のうちに吸収している。


そう気がついた時にちょっとしたなぞが解けたような気持ちになった。


初めてサンディエゴのダウンタウンを訪れた時に見た

色々な色と直線で構成されたつぎはぎのようなビル群や、ネイティヴの美容師が好んで作る水平直線の幾何学的な組み合わせのヘアーデザイン等・・・・・・・・・


僕にとって始めはその強烈な個性に思わず身をたじろいだ内容でしたが
これがこの地で作り出されるデザインの源泉になっているような・・・・・


そんな風にも思えてくる・・・・・・


サンディエゴにお住まいの方やサンディエゴに行く予定がある方はぜひダウンタウンでモンドリアン探しをして見てくださいね。

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テーマ=デザイン - ジャンル=学問・文化・芸術

【2007/03/05 12:49】   トラックバック(0) | コメント(0) | Top↑






サッスーンの『利』  | デザインの視点
バーバーで行われていたシザースカットを女性のヘアーに用いた事と、建築好きだった彼がアールデコ建築をそのテクニックの中に取り込んでいったという事事態が彼の美容業界における『利の種子』だった事は紛れも無い事実ですが。

それを最初に決定付けたこのスタイルです!

Square.gif


巷ではまだレザーでカットする風潮が強かった60年代初期に

シザースを道具に、モダン建築の理論を取り入れて手入れのしやすいカットを普及することに目覚め、多くの女性がビッグヘアーの巻き髪、逆毛とヘアースプレーのスタイリングから開放されていった。



そんなある日ヴィダルサッスーンは、形の崩れやすいパーマヘアをどうにかシザースカットで乾かしただけでまとまるような技術を生み出したいと日々研究実験を続けていた。


そしてある日、とうとうその完成を見るに至ったのです。


それが スクエアーカットの理論でした。


左右に均等にウエートが溜まりこんで行く事で丸い頭の上でしっかりとしたフォルム形成が行われ平行な段差が左右どちらにもぶれません。


後にサッスーンが発明するグラデーションカットの基礎とも言うべきカット理論です。


これこそ美容業界の現在の繁栄の石杖を築いた『利』ではないでしょうか!


そして僕はその利の恩恵を日々感じながら仕事をしています。
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テーマ=ヘアスタイル - ジャンル=ファッション・ブランド

【2007/01/02 14:51】   トラックバック(0) | コメント(0) | Top↑






大切なもの  | デザインの視点
20060624142009.gif


大切なものは・・・・


    目に見えない場所にある・・・・
→ more・・
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テーマ=女性ポートレート - ジャンル=写真

【2006/06/24 15:08】   トラックバック(0) | コメント(8) | Top↑






温故知新  | デザインの視点
Ol.jpg


Refurbished Western Metal Supply building is proving to be the new park's main attraction

磨きなおされたウェスタンメタルサプライのビルは新球場で人々の目を惹きつけて止まないだろう。

1888年創業のWestern Metal Supply Co. のこのビル1910年にの『Old Spaghetti Factory restaurant』がある場所から(Fifth Avenue and K Street)現在の場所げ移って来た時に当時のサンディエゴで有名な建築家だった Henry Lord Gay によって建てられ、今年で96年にもなるサンディエゴでもっとも古い建造物の一つ。

Western Metal Supply Co. 事態は1975年に倒産して、それ以降は観光用の歴史的建造物として保存されていたが、2004年4月にPETCO PARKの一部として息を吹き返した。
→ more・・
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テーマ=建築デザイン - ジャンル=学問・文化・芸術

【2006/04/13 10:45】   トラックバック(0) | コメント(4) | Top↑






デジタルデザイン革命と質感の移り変わり  | デザインの視点
『シーマ現象』について前回の記事で書きましたが、それ以前は丸めなデザインに移行しつつも消費者の動向をうかがいながら少しずつ角さを削っていたって印象だったんですが、シーマはいきなり従来のデザインを大変身させて爆発的なヒットに至ったってわけで、ここで既に消費者の心理の中にこのシーマの陶器のような質感のデザインを受け入れる土壌があったと言う事ではないか?

で、80年代以降のデザイン革命について勝手に仮説を立ててみました。


実は80年代はデジタル文化の本格的な幕開けだったんですね~

 皆さんまだCD(コンパクトディスク)無かった頃、EP版とかLP版なんって呼ばれていたレコードがレコード店に並んでいたのを覚えていらっしゃる方も少なくないでしょう?いわゆるドーナッツ盤って奴ですね。僕はLPのジャケットのカッコイイ写真やイラストが大好きでした。いろんなアーティストが競い合ってインパクトのあるジャケットデザインを作り出していた時代でもありました。


この時代をアナログの時代と呼んでいます。

1982年に日本のソニーとフィリップス社がCD共同開発したのに続いて、1984年にはMacintoshが、グラフィカルユーザインターフェースの概念を普及させ、小難しいコンピューターの世界を一般のユーザーへ開放しました。

CDが登場して、あの時ちっぽけになってしかも歌詞カードと一緒になってしまった冊子にちょっと寂しさを感じたものですが、あの虹色にきらめくCDの未来的な存在感には感動しました。ちょうどその頃、DENONやSANSUIのアンプが虹色にきらめくデジタル表示になって、ものすごい存在感を放っていたのも記憶に新しいです。

つまり、80年代の初頭は70年代までに温められてきたデジタル信号の世

界がついに一般に普及し始めた時代でした。

これから後が、デジタル時代の幕開けです。

これこそが70年代と80年代以降のデザインを2分した大きな要因では?と、僕は勝手に思い込んでいるんです。


thumb.jpg


色が黒く、光沢が無く、溝が凸凹掘ってあるレコードに比較すると、虹色に輝く光ディスクは光沢感、透明感、スムースな質感など、まったく未来的なデザインとして人々に印象付けられたに違いありません。

もはやアナログは古い、これからはデジタルの時代! 
そんな呼び声の高かった時代でした。

この時代のデジタル社会への期待感を一挙に背負い、シンセサイザーを駆使したテクノサウンドで世界的に有名になったのがYMO(Yellow Magic Orchestra)でした。 

YMOは同時に刈り上げテクノカット、アシンメトリー等の80年代初期のファッションの象徴でもあった。しかし、実際には彼らのデビューはCDが市場にでるよりずっと前、70年代後期で脚光を浴び始めたのは80年でした。この頃ロンドンでサッスーンカットを学んだ美容師達が日本へ帰国し始め日本に広めたカットの集大成だったのでしょう。こうした質感を分割したデザインの時代は80年代半ばまでで一息つくことになります。


1983 CASIO G-SHOCK がホッケーのラケットで叩いても壊れないタフさと進化し続けるデジタルインターフェイス、と防水性一躍脚光を浴びる。
200px-G-shock_GW-1300CJ.jpg


『進化するデジタルの機能美とタフさ』

この機能美という概念はデジタルデザイン革命に無くてはならないものになった。

テクノサウンドがもたらしたのは、ユーロビートとディスコブーム。日本はまさにバブル経済が花を咲かせようとしていた。
そのディスコブームがもたらしたファッションはまさにデジタル文化にふさわしいものとなりました。

1987年エプソンが世界で始めて薄型液晶を開発映像機器に革命の兆し。

1987年 ワンレングス・ボディコンの時代
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1981年 のミラノ・コレクションでアズディン・アライアが、身体に添ったデザインのドレスを発表した。これをボディ・コンシャススタイルという。 日本では略して、ボディコンと呼ばれる。ピンキー&ダイアン(Pinky&Dianne、ピンダイ)などのDCブランドから、さらにシルエットをシェイプしたスタイルのボディコンファッションが生まれた。特に1980年代後半から1990年代前半のバブル景気時にブームとなった。また、いかに解らないように体型を美しく見せるか?という機能美も追求された。

デザインが出っ張りや凹みが少なくスムースな曲線美へと移行した。

そして、なんといっても!

1988年 限りなくパーツのジョイント部分のスムース化を図り、透明感と高級感をデザインに込めた日産のハイエンドカーが一大ブームを巻き起こした『シーマ現象』  シーマのカジュアルな気品はこの後のあらゆる物のデザインを変えてしまうほどのインパクトを持っていた。

『スムースな曲線で温かみのある質感+高級感+最高のマシーン』

story002.jpg



1995 年進化し続ける事に意義があるというデザイン市場にとうとうハイテクスニーカーブームがAIR MAX 95の登場でMAXに達した。時計と来れば靴と言う風に誘発されたのでしょうが、各社が織り成すソールのメカニズムやアッパーのフィット感を追求する戦いは熱いものがありました。

kikaku04.jpg


両者カジュアルなデザインでどれだけ進化し続けるか?というのがテーマで考え方はシーマ現象そのものなのですが、加熱しすぎた機能美競争はここで燃焼仕切った感があります

やがて市場は大きくカジュアルに振れて、これまでデザインを引っ張ってきたデジタルの世界も機能美だけでは無くよりポップなデザインを打ち出さなければ消費者を納得させられなくなりました。
2000年のデザイン市場でもっとも目が話せなかったのがこの人

スティーブ・ジョブス

彼はコンピューターに生産性よりもOSのインターフェイスや筐体、そしてマザーボードの回路の美しさに至るまで細部に美を求めるジョブスは、コンピューターのフォントの美しさに拘り、ピザボックスをモチーフに筐体をデザインしたり、絶えずコンピューター業界の中でデザインの革命児として君臨していた。

1985年にアップル社を混乱させる人物だとレッテルを貼られ追放されていた。まだまだ機能追求のデットヒートの渦中にいたアップルには、後にやってくる『成熟しきったマシンにはデザイン思考の考え方が要求される』という事が読めていなかったし、その時点ではまだニーズが無かったかもしれない。



スティーブ・ジョブスが1997年経営に行き詰っていたアップル社の非常勤顧問として返り咲くと徹底的なマッキントッシュコンピューターのデザイン革命が始まった。


1998年 ついにiMACが登場する。


カウンター・カルチャーの洗礼を受けたジョブスが監修した商品にふさわしく、コンピューターでありながら古い概念にとらわれない、柔らかいレトロなフォルムと、スムースな質感、そしてシースルーの筐体は部屋のオブジェとしての価値感もそえて求めやすい価格も手伝ったため爆発的なヒットとなった。

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シースルー

ほとんどの家庭にコンピューターがいきわたり、インターネットに繋げば世界中いろんな情報や他人の私生活についてまで知る事ができた。バーチャルな世界だけれども何もかもブラウン管の映像で透かし見る事ができる。

これから後2000年代初頭までは、

『スムース、プラスティックなPOP感、シースルー、質感の軽さ』なデザインが当時の気分を一番表現できたのかもしれない。


2000年に入ってかなりカジュアル感が増してきたといえます。


同年ニュービートルも出現した。

i MACもビートルも60年代のレトロなデザインを2000年アレンジで再現してヒットを生んだデザインだと言えるでしょう。

既に60年代の初頭に活躍したベビーブーマー世代達が子供の手が離れ、若かりし頃のノスタルジックに浸る時期に来ていた。
もしかしたら、この一連のポップ化傾向の流れはスインギング・ロンドンの再来だったのかもしれない。

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同時期に60s,70sファッションも再現されはじめ

ヘアースタイルも空前のレイヤーブームが始まった。

日本では団塊Jr.達がティーン・エイジャーになりカリスマ美容師ブームにまで発展した。
なかでも紀香ヘアーは有名

こちらもヘアカラーとレイヤーを駆使して

『透け感+そして軽さ+薄さ=縦長がコンセプト』

でしたね。

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ファッションではキャミソールドレスなどもこの頃に再流行!

この後MACはセラミックのような質感とアルミ素材を好んでデザインに取り入れるようになる。

『薄くて、軽くて、カジュアルでそれでいて高級感』

2001年発売のiPODがまた新たな質感を切り開いた。

もちろんこの頃までに加熱していた携帯電話の買い替えブームやPDAの中でも特にザウルス等の影響も多きいようですが、ファッショングッズとして脚光を浴びたのはやはりアップルのiPODでした。

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『シンプル、スムース、プラスティック+金属の融合、限界を極める薄さとほど良い重量感』

それはまるでプラスティックのポップなデザインの中にも高級時計のような高級感を備えた商品作りでした。デジタル音楽配信の需要が高まる中で他社のMP3プレイヤーの追従を許さない大ヒットを記録しました。

携帯電話やデジカメの液晶が大きいほどステイタスがある。そんな時期を通り過ごして、とうとう

液晶大画面がステイタスの象徴の時代がやって来ました。

日本では「大型テレビは液晶か、プラズマか」と言われていた中で、2004年にエプソンが「LIVING STATION」を発売したことから注目されるようになる。

『薄型+超ワイド+アルミボディーでほど良い重量感』

果たして、これから先のデザインはどうなっていくのでしょうか?

2006年モーターショーでキャデラックが発表した未来型モデルです。

フォルクスワーゲンやポルシェの流れを組むラウンドなスタイルをモチーフにバグ(昆虫系)のデザインが日産や MITSBISHのスポーツカーにも見られました。60年代と違っている点は縦長感がある事と輪郭線に締まりがありスリムだけれど、もっと重量感と光沢感が表現されています。

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カラーリングにも金属的な重量感が感じられるような印象をうけます。

主要パーツの埋め込みにも細心の注意が注がれて、よりギャップの無いスムースなデザインになっています。

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このモデルに関して言えばキーレスでドアを開ける取っ手さえありません。鍵がポケットに入っていさえいれば自動的に扉が開くように設計されていました。その為よりサイドのドアの埋め込み部分がよりボディーと一体感が出ています。

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バグっぽいテールです。これほど未来的なデザインや質感にも関らず何故かこのおしりからは生き物の温かみを感じるから不思議です。

『重量感、丸さとスリムさ混在、無機質なのに生命を感じるデザイン』

て言う印象ですね。

デジタルの世界はものすごい速さで進化をしてきました。80年代からのデザインにはコンピューターが担う未来に希望を寄せる人々の想いが詰まっていたように思います。

これからの商品作りには最先端の中にも温もりを感じるデザインや安定感のある斬新さ等、新しさの中にも何かホッと安心するような仕掛けが必要なのかなって思ったりします。

ハイブリッド車の売れ行きの好調さもそうですが、人間社会が地球と調和を考えるべき時代がやってきました。その未来への想いがデザインに託され始めてるんですねきっと。 
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テーマ=マーケティング - ジャンル=政治・経済

【2006/04/06 13:52】   トラックバック(0) | コメント(2) | Top↑






シーマ現象  | デザインの視点
「シーマ現象」

1987年
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日産はCMキャラクターにYMOの坂本龍一を起用してセドリックの売り込みを行った。この時のセドリックはつなぎの役目でしかなく、既に日産は、もっとでっかい賭け出ようと企んでいた。

半年後に予定していた日産CIMAの販売戦略だった。

従来日産のデザインの方向性は、

『丸めなトヨタ車、角めな日産車』


日本市場ではトヨタにコテンパンにやられ、アメリカでは日産人気は下降線をたどる一方でした。円高でとくに体力が弱まっていた日産にとっては大きな打撃となった。61年度上半期、日産は初めて営業損益で赤字を出した。

『技術の日産、営業のトヨタ』という名声にあぐらをかいていたのかもしれない。

コケれば一挙に会社が傾いてしまう状況でシーマの開発はまさに日産の威信を賭けた計画でした。


 僕は実際、トヨタがボディデザインは曲線を巧みに取り入れ開発した、高級スポーツクーペ 『ソアラ』の人気に引っ張られるようにクラウンやクレスタ、マークⅡなどのセダンでさへ角さが取れて行く傾向だったのに、いつまでも角ばったデザインを主張し続ける日産のハイソカーに少し違和感を感じていたのを覚えています。

貿易摩擦を和らげるために、アメリカで日本車に高い関税が掛けられるようになると、日本国内の車の値段もそれにあわせるように上がっていった。世界的にも日本車の性能は認められ、おまけにバブルがもたらした好景気で成金層は『良い車があるならどれだけお金を積んでも買うぞ』という風潮もあった。

もともとクラウンやセドリックは公用車として存在していた。 高級志向が高まる中、消費者はそれをパーソナルカーとして代用していただけなんです。当時白い車が良く売れたのはそんな理由があります。黒では固いイメージ、原色系だとポップ感が増してしまう。でも白色だと高級感を損ねず少しスポーティーな感覚が出せるからだったんですね。

当時ソアラが爆発的な人気を博したのは、『最高級のパーソナルカーが欲しい』という需要の現れでした。

また、「未体験ゾーンへ。」のキャッチコピーの通り、スタイル、装備、走行性能など全ての面で大きな話題を集めた。 マイコン式オートエアコンなど、当時としては最先端のカーエレクトロニクスがふんだんに用いられたが、特に「エレクトロニック・ディスプレイメーター」と名付けられたデジタル表示のスピードメーター、発光ダイオードによるグラフィック表示のタコメーターなど、デジタル化の進む80年代の象徴的な機能を備えていた。

しかし、そのソアラさえ、3ナンバーのハイエンドモデルをヒットさせることが出来なかった。 ボディーサイズが5ナンバーと同じであったのが最大の理由でした。


1988年発売されたCIMAはそんなニーズを察知して、全てにおいてソアラを上回ること、

ズバリ!全てにおいて最高級を目指した。

シルビア、フェアレディZ、レパードなどのデザインを担当してきたベテランデザイナーの若林は「陶器、のようなつくり方をしてみたらどうか」「日本が世界に誇るべき制作手法は、陶器のつくり方に凝縮されている。あの陶器のもつ温かさ、柔らかさは、定規やコンパスを使わないことで出てくる。その感覚をクルマに活かしたい・・・」と彼は考えた。

「たとえば、何かを削る場合、旋盤で削るのとカンナをかけるのでは、平滑度には差がなくても、温かさ柔らかさが違う。直線やカーブでも、定規やコンパスを使った線には機械的な冷たさが残るが、熟練した人がスッと引けば、ほとんど完璧な直線や円弧なのに、独特の味が出る」そんな感覚でクルマをデザインしてみようと考えたのです。




最高級のデザインに見劣りしない最高級のエンジンをレパード用に開発されたターボ付き3リッターエンジンを採用することでソアラを圧倒。


ターボの炸裂する加速感がバブル紳士の琴線に触れたため500万円以上という当時の日本車では破格にもかかわらず爆発的な売れ行きを記録した。

5ナンバーと3ナンバーのイメージを同じにしたクラウンの時代を読みきれていない政策が日産シーマの存在を浮き立たせ、商業的に大成功!

「シーマ現象」と呼ばれた。

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シーマ人気は爆発的だった。高級車市場が一気に膨れあがり、ライバルも”シーマの恩恵”を受けた。日産車が気にくわない、というユーザまで、シーマに対抗すべく、クラウンやソアラ、レジェンドなどの最上位車種や外車への買い替えに走ったのだ。また、シーマ人気につられてセドリックやシルビアまで記録的な売り上げをのばした。これがシーマ現象などと呼ばれたゆえんである。高級パーソナルカーの市場を欲しいままにしたシーマにはソアラと比較してボディーの高級感が生み出すステータスと最高級の走行性能の両方が盛り込まれていた事も勝因だった。

 また、日産にとってこれがデザインの転換期だった事は紛れも無い事実であり、不況に喘いでいた日産はこれで一気に好転したのでした。
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【2006/04/06 06:14】   トラックバック(0) | コメント(0) | Top↑






BUBBLEGUM-DISCO  | デザインの視点
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この春のアメリカのファッション誌にはこれに類似した打ち出しイメージが目立ちます。

ディスコグラフティー世代にあったロンドンブーツの靴底をアレンジしてリメイクしたようなポップでカラフルな厚底ハイヒールがバブルガムを踏みつけてる広告です。

一見すると何の事かさっぱり解らないし、ただ一目を引く為にやったといえばそうなのですが、ただ、このイメージを作成した側は明確な意図を持っています。

今40代に突入した世代の方が青春期を送った頃、BUBBLEGUM-MUSICという音楽が60年代後期のアメリカのディスコシーンで人気を博しました。

そのダンスプロシューマー向けだったダンス音楽を、コンシューマー向けに開放した事でダンスミュージックを聞く層が増え、後に映画サタデーナイトフィーバーの大ヒットと、世界的なディスコブームを巻き起こしました。

80年代の若者達はディスコ世代なんです。

後にこのムーブメントはヨーロッパ発進の女性ミュージシャンの日本市場拡大を誘発して、CANDY-POPブームに繋がっていきます。

今やグエンステファニーバックダンサーをつとめる日本人女性のダンスグループ原宿ガールスを排出した原宿文化もこの頃のホコテンで踊っていたたけのこ族などが作り上げたホコテンブーム等に作られた原宿ブランドがあったからこそ現在の活躍があるのだと思います。
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【2006/03/11 02:09】   トラックバック(0) | コメント(4) | Top↑






‘06 スプリングファッションとシルエットの傾向  | デザインの視点
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A Line

アルファベットの"A"の字のように上が小さく、裾が広がったシルエットのこと。1955 S/S パリコレクションでクリスチャン・ディオールが発表。現在でも根強い人気を誇る。


ベースは確かにそこにある‘06はただ50年代のAラインを今呼び起こそうとしている訳でもなく、80年代はやったものをそのままコピーしようと言うものでもないようです。
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【2006/03/10 07:37】   トラックバック(0) | コメント(2) | Top↑






MOPA  | デザインの視点
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バルボアパーク内にあるMuseum of Phtographic Arts

毎月第2火曜日が入場料無料の日

という事で、今日はMOPAへGraham Nashを観に行った。


天は二物をこの者へ与えし!

彼はPhotographerとしての名声以前にミュージシャンだ。

グラハム・ナッシュは近年においてルネッサンス的教養人以外の何者でもない。
文句なしにグラハムはポピュラー・ミュージック界において不朽、独創性に富む人物である。
1942年、イギリスのマンチェスター生まれの彼は、同じ学校に通っていたアラン・クラークと活動を開始し、ホリーズを結成。1963年にEMIのオーディションを受け、同年デビュー。その後多くの人ヒットを放つ。
1969年にホリーズを脱退した彼はスティーブン・スティルス、デイヴィッド・クロスビーとグループを結成、
“Crosby,Stills & Nash”を発表する。
その後二―ル・ヤングを加えCSN&Yとなり”Deja vu””4 way Street”とヒット・アルバムをリリース。
グループ解散後は盟友デイヴィッド・クロスビーと“Crosby& Nash”として活動。
その活動中の1974年に彼自身の初のソロアルバム”Wild Tales”を発表した。
その後もクロスビーとの活動やCSN&Yの再結成、そしてCS&Nとしては今でもツアーを行うなど
息の長い活動を続けている。1984年には2枚目のソロ・アルバム”Innocent Eyes”をリリース。

でもなんといってもお気に入りの一枚はこれ。

横たわる男性の側にたたずむ女性の影が悲哀を表現している。

Eye to Eye

鏡に映るポートレートなど、鏡面を使った作品がかなり多いせいか、ちょっとチープなイメージのものもたくさんあったけれど、その作風は会を重ねるごとに見事に重みを増していき、この作品にいたっては熟しきったというところではないでしょうか?

それにしてもこの陰陽の表現はドラマチックですね~。

作家の展示はその他 Mike Smith や John Gutmann's Centuryがありました。

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【2006/02/15 17:42】   トラックバック(0) | コメント(0) | Top↑






F.I  | デザインの視点
サンディエゴ在住ポップアーティストのFujikoさんの作品紹介をさせていただきます。

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The World Of FUJIKO ISOMURA
↑クリックして他の作品も鑑賞してみてください。

日本の東京で生まれ育った私にとって、日本社会で安全な暮らしを手に入れるために必要な事は『その他大勢にうまく溶け込む事』だったので、『個性的な女性像』は必ずしも必要なものではありませんでした。

当時渡米してからの私は、『私』という存在を以前よりも、もっと明確に認識しはじめました。

この経験を通して、私は私自身の人生を形作るアイデアを発展させ始めたのです。

『人生の幸福と協調性は、他者との違いを認め合い良心と良識を分かち合う事』

日々の生活の中で、気付かないうちに私達は互いに影響し合って生活しています。それこそが、私のアートワークの真髄なのです。

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【2006/01/20 02:27】   トラックバック(0) | コメント(5) | Top↑






Sandiego Art Ave.  | デザインの視点
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昨日はサンディエゴのノースパークで毎月第2土曜日に開催されるアートフェスティバルに行って来ました。
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まずはこちらのサンディエゴARTデーパートメントからスタート!
この通りにはこのようなギャラリーが通りの両側にズラーっと並んでいて、この日はギャラリーの中でアートを鑑賞しながらオードブルやデザートが無料で振舞われます。$1でワインも飲めちゃいます。
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【2006/01/16 02:53】   トラックバック(0) | コメント(0) | Top↑






CLEOPATRA  | デザインの視点
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オランダのバロック時代が生み出した中産階級にルイ14世によってフランスがファッションの情報発信のセンターとなった。イギリスの産業革命が生み出した服飾量産流通システムが需要を満たし始めた。

あとは、巨大な市場が開かれるのを待つのみだった。

移民の流入で人口が膨らんでいくアメリカは格好の市場となった。

『物質』も『知』も、あるところから無いところへ流れる

一気に欧州が歴史の中で紡ぎ上げてきたの英知と、物資がアメリカへ流れ込み始めた。

19世紀アメリカ鉄道建設競争を経てますます流通のスピードが上がった。

戦争が終わった。

戦前にあった画一的な考え方が多くある価値感の中の一つでしか無くなった。

全ての垣根をとっぱらい、全ての人々が既製服をみにつける巨大市場アメリカがメキメキと頭角を現して来た!

そして、やがて・・・

フェミニズムが進むと・・・

髪を短く切っても構わなくなった。

短いスカートを履いても良い事になった。

やせてても美しいという事になった。

ボディーを膨らませて見せる服ばかり着なくても

パンツスーツなんかでもOK!ってことになった

だってそれをダメ!っていうほうがナンセンスな時代なんだ。

男の子だって同じ。長髪がオッケーって事になった。

女の子とあまり変わらないデザインの服も平気で着こなせるようになった。

髪の長さが作るシルエットと服のシルエットのバランスから言えば、

袖口が広がるのも必然なら、裾が広がるのも必然だろう。


この時代は受け入れられるデザインの幅が一挙に広がった。

その事で服飾デザインの分野もヘアースタイルの分野も、メイキャップの分野も、人々のアピアランスに関る事のみならず、車、オーディオ製品、建築等、イラストレート、音楽

デザインと呼ばれる全ての内容に、積極的な実験思考が繰り返された。

でもね、全部突拍子無く突然に現れたんじゃなくて、何かが何かの影響を受けているんだ。

だから、今あるものの表面だけを取って、これが流行っているって言ってしまうのは

『ちょっと待った!』って言いたい。

例えば、60年代に登場して一斉を風靡したリキッドアイライナーと強いアイライン。

イギリスではデビッドボウイが、そして日本ではあの浅野ゆう子もやっていた。
はっきりくっきりアイライナー。

1963年に封切られたエリザベステイラーの『CLEOPATRA』のイメージが無ければ流行らなかったかも知れない。

皆、エリザベステイラーのあの大きな瞳にやられちまったんだね。

この映画の封切された翌年にツイッギーがモデルとして本格的にデビューしています。

目が大きい事が美徳ってなったら、大きく見せるしか無い。

そういう時代を象徴するものだとか、心理的な部分もデザインにかなり関っているっていう事。

バブルの時代にワンレンボディコンが流行ったのも経済優先型社会の中で、男女間の微妙なパワーバランスのあり方が象徴された内容だし・・・

それに比較すると現在は、インディヴィジュアリティーの時代。

個人が持つ特徴や個性、そして思考を大切にしてあげること。


目じゃなくてリップを目立たせたいって思う人だっているっていう事。

その人に望むものを、その人に合ったデザインで提供してあげたいな・・・。

永遠のテーマだねこれは・・・

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【2006/01/11 04:37】   トラックバック(0) | コメント(0) | Top↑






Think Small  | デザインの視点
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ニクソンがケネディーとのテレビ討論会で敗北をきたし、戦前の考え方やイメージに陰りが出始めていた。60年代に入って、世の中がもっと若さと洗練されたイメージを望むようになった頃、当時西ドイツから輸入されていたVolkswagenは時代遅れになりつつあった。

そんな中、ワーゲン社はビートルを積極的に広告媒体を使ってPRして一時的なブームを巻き起こした手腕はアッパレでした。キャッチフレーズが面白くて、 

『Think Small』 他、

『ホルクスワーゲンは変わろうとしているの?』

そして、アポロ宇宙船が月面に着陸した場面をバックに

『これはかっこ悪いけれど、君をちゃんとそこへ連れて行くよ』

なんてジョークの効いた宣伝文句で大衆車としてのビートルの存在をアピールした。1694年には“Love me do” でBeatlesがUSヒットチャートでナンバーワンヒットを記録し、この両ビートルがどこかで繋がっていたという話は聞かないけれど、すっかりこの2つのビートルズは60年代の顔的な存在になりました。そのままHippie Movementと共に歩みながら根強い人気を持ち続けた。

その後何度も生産中止の危機を凌ぎながら、2003年7月30日、メキシコ工場で生産を終了するまで、ほぼ1世紀近い長きに渡って同じデザイン同じ構造を貫いた不屈の車として世界に君臨しました。
(母国の工場では足回りに少し変更が加えられました)

おそらく、あの>『Think Small!』のマーケティング作戦で最後の踏ん張りをみせなかったとしたら、もっと早い段階で自然淘汰されてもしかしたら、NEW Beatle の存在も無かったかもしれませんね。

洗練されたイメージが求められる中で、当時の団塊の世代の若者達にビートルの温かみをPRした作戦は本当にアッパレ!

そして、時は過ぎ世代交代した現在のNEWビートルは1999年にインポートカー・オブ・ザイヤーに表彰され、2001年に発売されたAppleのipodとの共同イメージ戦略は2005年になって大きな飛躍を見せipodはMp3の市場で世界一のシェアを誇るほどになりました。

今回のモーターショーを見ていると、New BeatleやAppleのデザインコンセプトの影響が現在の自動車のデザインだけでなく、家具、服飾、靴、時計、ヘアースタイル等に多大なる影響を与えているように思います。


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テーマ=フォルクスワーゲン - ジャンル=車・バイク

【2006/01/06 05:35】   トラックバック(0) | コメント(4) | Top↑






イカした彼女達  | デザインの視点
サンディエゴモーターショーへ行ってきました。

飛行機、車、バイクと男達が虜になる乗り物は、時には女性のニックネームが付けられ、She(彼女)やlady(女)と呼ばれた・・・

また、そのデザインもその時代の空気を読み取りながら、政治世相やそれに伴って変化する女性像のように姿を変えていきました。


1954-Chevrolet-Corvette-roa.jpg


上の写真は1953年式Chevrolet Corvette roadstarです。

 1939年~1945年に渡って繰り広げられて第2次世界大戦が終結して、若者達は世界有数の経済大国で古き良きアメリカを満喫していました。そんなおり、第2次世界大戦で国外に駐屯し戦っていた戦士達は欧州のスポーツカーをこよなく愛し、アメリカへと持ち帰り始めました。GMはカーデザイナーHarley Earlと契約を結び、それまであまりデザインを重要視していなかったアメリカ車を欧州車と競合できるデザインにする作戦に出ます。そうして1953年に完成したのがアメリカ産初のスポーツカー『Chevrolet Corvette roadstar』でした。 この当時高価な輸入車だったMGs, Jaguars, Alfa Romeosなどと比較して、安価な国産スポーツカーとしての位置づけでしかありませんでした。
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テーマ=アメ車 - ジャンル=車・バイク

【2006/01/02 17:06】   トラックバック(0) | コメント(4) | Top↑






ストリートファッションの誕生  | デザインの視点
 時はバロック時代にさかのぼります。

バロックとは(歪んだ形をした真珠)と言う意味です。1618~1648にわたり続いた30年戦争はヨーロッパに政治的、宗教的対立と抗争を繰り返し、男性的なセンスが世の中を摂関しました。これが異様なイメージにとらえられて、バロックと名づけられたと言われています。

ルネサンス時代、世界中から集めた金を我が物にし、世界を牛耳ったスペインの国力が衰え1609年、スペインから独立したオランダは、17世紀前半には東インド会社を設立、スペインに変わり世界貿易の中心的存在となった。

このためオランダ・モードはヨーロッパ諸国に流行したのだった。

オランダの実権はプロテスタントのブルジョワジー(中産階級)が握っていたため、ファッションは実用的で質素なものが流行した。

ここにファッション史上はじめて貴族モードではなくブルジョワジー好みのスタイルが登場した、いわばファッションが貴族から庶民に解放された最初の出来事です。

17世紀後半にはルイ14世<1638~1715>のもと、織物産業を保護、奨励し、絹織物とレースを国産化した。おかげでフランスモードが誕生し、オランダにかわってヨーロッパの主導権を握った。フランスはファッションのみならず料理、言葉等、文化すべてにおいて影響を与えていった。

1675年、縫製女工達はギルド(同業者組合)の許可状を獲得、クチュリエール(ドレス・メーカー)が誕生する。しかし、仕立屋の圧力で宮廷衣装や正装は作らせてもらえず、もっぱら部屋着やペティコートなどの日常着を仕立てていた。

王侯貴族時代から資本主義への移行期のブルジョワジー達の裕福な生活ぶりがファッションを機能的にしていき、庶民向けへ改良していきました。ルイ14世の織物産業奨励事業が徐々にファッション流通の核を作り出そうとしていました。今僕達が思いっきりファッションを楽しめるのも17世紀のこの2つの動きがあったからに他ありません。

この時代、イギリスで『デモクラシー』が史上初めて1つの理想として掲げられているのだが実現するのはまだ先のことである。

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【2005/12/16 07:13】   トラックバック(1) | コメント(0) | Top↑






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