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ウインドウサイン  | 美容道
bbmemewindow.gif

二月の始めに美容院を購入して、たった二週間での美容院改装は、問題に続く問題で、全てが後手後手にまわりました。特に僕が担当していたメディア部門の遅れが著しい。

(出店の時にはまず電話回線、インターネットの整備を優先しましょう。彼らは自分達のタイムテーブルでしか動かないし、それが印刷物にも影響を及ぼします。)

先週の月曜日にやっとインターネットが使えるようになり、今週の火曜日にやっと電話回線が開通。名刺は昨日届いた。そんな中訴訟問題は未だに続いていて、顧客リストへの告知が自由に行えない状態に苛立ちもあった。

もう開店以来半月が経とうとしているのにお店の看板さへ無かった。

僕たち二人もこの間の疲労がたまってか、遠慮無しに自分達の仕事分担分の遅れをお互いに指摘し合うようになっていた。

金曜日の夜に、『明日彼氏の誕生日だからあたし早く帰るから』と当然の権利のように言う彼女に、

『オーナーなんだから、従業員の頃と同じ感覚では困るよ、もちろん彼の誕生日祝ってあげて欲しいけど、君が早く帰った後責務を遂行するパートナーへの気遣いの言葉が少しでもあっていんじゃないかい?』

『私は50%オーナーなんだから、そんな事いちいち指図しないで!』

オンがとうとう切れてしまった、月曜日の朝の約束をすっぽかし、お昼のサロンソフトのトライアルミーティングもすっぽかし、クレジットリーダーの説明会のみの参加になった。

(アメリカ人の女性はたとえ年の差や、キャリアの差があってもタイトルが同じなら対等に扱う事を心がける。)

火曜日の営業中、昼間2時間も無断でどこかへ行って帰って来なかった。



そもそも、僕はオーナーになったんだから今まで以上に責任を感じて、朝早く出勤して、夜は今までよりも長く働く事を心がけようと決めていた。

彼女にしてみればその逆で、仕事さへ着実にこなしてさへいればオーナーには好きな時にやってきて好きな時に帰れるフリーダムがある。

という考えでいた。多分それもごもっともなのだろう。。。。。。。。

お互い全く反対の心構えで一週間を過ごした。次の日も空き時間に彼女は2時間何処かへ行って帰って来なかった。

共同経営者だからまるっきり僕の考えを押し付ける訳にはいかない。

僕はその日1時間30分早く出勤した。そして、美容院があるワンブロックをほうきではき掃除から一日を始める事にした。その後は窓ふき。

そうすると、街の清掃をする業者のおじさんと仲良くなって、お店の前の生い茂った木を切ってもらう連絡先が手に入った。

次の日も朝ほうきで近所の掃き掃除をした。道行く若者が僕に声をかけて来て、別れた彼女への未練話を始めた。僕がしばらく手を止めて彼の話に耳を傾けていると、彼がバンドマンだと言う事が解って、

『日曜日のグランドオープニングでパフォーマンスをしてよ!』

って言ったら、『うちのバンドのメンバーに聞いてみるよ!』

今日も掃き掃除に窓ふき、やっとこさウインドーサインを完成させました。

立体の看板はそれ自体が$500かかるうえに市からの許可が$900もする。

サイン屋さんにステッカーサインの見積もりを出してもらったら、ウインドウサインとドアのサイン、そしてストリートナンバーの3セットで$500の見積もり金額。


自分でつくっちゃえ!


で、作っちゃいました。二日前の夜遅くにKinkosに特注でオーダーしておいたステッカーを、前の夜に取りに行って、朝2時間早く出社。

お客さんの合間に作業を進めた。泡を完全に取り去るのがかなり難しい。。。。。

4時間ぐらいかかったかな?

そんなに悪く無いでしょう?

それを見て、オンの心が少し和らぎました。きっとストレスがMAXだったのでしょう?

今日は空き時間に近所をフライヤーを持ってマーケティングして来たようです。

ステッカー料金 $35。 看板屋の10分の一以下の金額です。 


早起きは三文の徳。。。


貧乏はかけがえの無い経験が出来て本当に楽しい。 :)






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テーマ=美容のお仕事 - ジャンル=就職・お仕事

【2013/03/16 00:02】   トラックバック(0) | コメント(0) | Top↑






PARTY A GO-GO  | 美容道
Grand-Opening-Party.jpg

来る17日 B:B meme ではGrand Opening を祝して盛大にパーティーが開催されます!

ワインにビール、それからちょっとしたオードブル!!

地元のバンドが駆けつけてくれて、ライブもやっちゃうホットなパーティーになりそうな予感!

これをご覧になっている皆さんへ、サンディエゴ近郊へお住まいなら、また、偶然サンディエゴに来てしまっていたら、ぜひ b:b memeへお越し下さいな! 

予定時間は2時から6時です。
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【2013/03/13 15:02】   トラックバック(0) | コメント(2) | Top↑






b:b meme hair salon ついに Open!  | 美容道
Information.gif

さあ、戦いの火ぶたが切って落とされました。当日スケジュール満杯二日目も満員御礼!

あまりの繁盛ぶりに僕たちもビックリ! 

沢山の贈り物、お花をありがとうございました。 Dearingerアシスタント時代にカットモデルになって下さった御夫婦がお祝いに駆けつけて下さった時に、あの時の励ましの言葉を思い出し、思わず感動で泣き出してしまいました。

あなた方の助けあって今、こうやって至福の時を迎えました。

これからも頑張りますのでよろしく見守っていて下さい。
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【2013/03/04 16:12】   トラックバック(0) | コメント(2) | Top↑






弁護士との面談  | 美容道
この記事を書き始める前に、皆さんの暖かい祝福のコメントを沢山頂きありがとうございます。
金曜日のオープニングに備えてかなり忙しくしているうえに、訴訟問題。 そしてそのために、顧客へにアクセスを制限されているが故に、ファイスブックを優先的にコメント返しをしています。この場を借りて、今までのコメントのお礼をさせて頂きます。


さて、元の雇い主マークから、顧客にお店を辞める事を営業中にお客様に話た罪状で訴訟を起こすぞと翌日。

兼ねてから髪を切っているときに、『交通事故にあったのかい? 僕が面倒を見てあげよう。』や、君がもし何か書類にサインしなければならないような事があったら、僕に電話しな、サインしても大丈夫かどうか見てあげるから。』『 CALL ME ! 』

ダウンタウンで大手の弁護士事務所の共同経営者をしている コールミー エリック に電話をかける時がやってきました。


そびえ立つサンディエゴ、ダウンタウンの超高層ビルの22階のたもとに立っててっぺんを見上げた。

う〜、首が痛い。

彼の事務所は12階だと、勘違いしていた僕は、途中でエレベーターを降りて、彼の事務所を探す。

きちんと整理され、洗練されたイメージのオフィスが並ぶフロアーの一角に立って、通りすがりの人に、彼の名前と事務所名を伝えた。

ああ、その事務所は一番大きい奴だね。 最上階の22階だよ。


まだ10階も上がらなければならない。。。。


僕達はエレベーターの扉が開いた瞬間、うっと息をのんだ。 全面クリアガラスの窓にサンディエゴのビル群が、信じられない角度で写し出された風景。まるで空を航空機で飛んでいる気分になる。

新しい皮の香りに、映画の中で見た木調装飾とクリアガラスのオフィス。

受付の美しい女性が、『どなたに御用ですか?』と、聞いて来た。

『エリックに合う約束になっています。』

しばらくすると彼のセクレタリーが現れて、『エリックはただいま電話をかけている途中なので、しばらくあちらのオフィスでお待ちください。』と言いうと、10ミリガラスの扉を開いて案内してくれた。 沈み込むような心地の皮の感触と、高級感のある調度品に囲まれたモダンな部屋に居て、まるで別世界にいるような雰囲気を味わっていた。


予定時間から待つ事15分。エリックが現れた。『良く来たね〜。』

『エリック、こんなすばらしいオフィスに仕上がったんだね。』

『ああ、この間は散髪してもらっている時、工事中の写真を見せたんだよね。』

しばらく雑談をしたあと、本題に取りかかった。

僕が告訴されようとしている罪状は、施術中とお出迎えのときに、お客様に退社の意思を伝えて、個人の連絡先を渡していた。 という内容です。 

パートナーのオンに対しては、施術内容を書き込んだ、スケジュールシートを自宅に持ち帰ったという、窃盗罪。

僕が誰に何を言っていたか? なんて事は彼が証明できるものは何も無いです。 ただ、裁判所に顧客を承認として連れて来た時には、彼らは嘘がつけないから、きっとそこで証明されるという、のがマークのスタンス。

もちろん、正月に従業員規約にサインした時に、

退社より一年間以内に顧客には一切コンタクトをとらないように。

と、いう内容が含まれていたました。

オンのスケジュールシートの件はやはり、会社が印刷した会社の資産だという。

毎日皆が、ただ捨てているだけのものが、こんな形で訴訟の材料にされるなんて、思ってもみなかった。

この内容で、やはり告訴をしようと思えばできるとうのがエリックの見解ですが、

僕たちが、では何故? そのスケジュールを持ち帰るのか? という部分をエリックに話したところ状況が変わって来た。

僕たちは、売り上げの詳細が書かれたインフォメーションを一切もらえない、だから、給料が正しく支給されているのかどうかが解らないのです。 そこで、スケジュールを持ち帰って、だいたいの憶測を計算しておくのだ。それから給料計算の明確な算出方法も一切知らされていないので、その二つの点をクリアーにするように社長にリクエストしたところ、タイムクロックの時間を意図的に早められて、遅刻した事を理由に首になりかけた。

ああ、それなら勝てる可能性が大だよ! 他にもそれに似たようなエピソードはあるかい?

僕たちは、彼のアジア人に対する差別的な言動。そして、ランチブレークを与えない事、等等、を話した。


OK, 今までの話を聞いていると、6割から7割は彼は訴えないという気がして来たな。

だって、かなりの確立で彼の方が敗訴する可能性があるからね。

カリフォルニアはね、立場的に競争力を持たない相手を訴訟した場合、弱者が保護をされる仕組みになったるんだ。例えば君たちのように彼に雇われていた立場だね。 


それからもう一つ、訴訟をする段階にあたって、とっても難しい面があるんだ。
それはね、告訴をするからには、する側が損益をきちんと計算できなきゃいけないんだけど、[君たちの給与計算の内容と、人気商売であるという二つの面において、その損益を正しく計算する事がまず、不可能に近い。

ましてや、もし彼が、告訴状を書いてよこして来たとしよう。

そしてら、今僕が、ここで聞いた内容を基に、『逆に告訴をするぞ!』と、手紙をかけば、まず訴えを取り下げるだろうと思うよ。 だって、勝ち目が無いって解るからね。

でも、そのカウンターレターは$700もするから、出来るだけ書かないに越した事は無いけどね。

ああ、それからパートナーのオンが社長にミーティングをしたいって呼び出されているんですが、彼女はそれに、行かなければならないのでしょうか?

ああ、その件

君達は、君たちに課せられた法的義務に従って、 2 weeks notice(二週間後に辞めますという手紙)を出してた訳だから、彼は2週間きっちり君たちに働かせる義務があった。でも彼はその後すぐさま全ての君たちのスケジュールを外してしまったよね。その件に関しては彼の経営する美容院だから、雇用関係さへ切ってしまわなければ、彼がしたいように出来る訳だけれども。

本来なら、彼はスケジュールにあった顧客がもし君たちから施術を受けていたなら、いったい幾らのコミッションを支払っていたのか? というのを算出して、二週間分の給料を払わなければならない。 と、法律で定めてあるんだ。

まあ、スケジュールがキャンセルされてしまった今では、とってもグレーなゾーンだけどね。

コーディネーターに聞けば、スケジュールをキャンセル、又は他のスタイリストに移動された事は明らかになる事だし、そんな事も手紙書いて送りつけてやれば、 まず何も言えなくなってしまうだろう。

今は君たちは彼に雇われている状態だから、ミーティングの呼び出しに応じなければならないわけだけれども。

こういう受け答えで回避できるよ。
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Am I fired ? 私は首にされたの?

If not, When can I come in to work and take care of my clients?
何時戻ってお客さんをお世話できますか?

If he said "No you can't come in."
『それはできないよ』って言われたら?

I'm gonna treat the way you are dealing with our relationship. 
では、貴方が私たちを扱っているように、僕も貴方を扱う事にします。

I take this as a "Constructive terminations, and I resign effective immediately. 
僕はこの一件を『計画的な首』という行為として受け止めて、直ちに辞意を表明します。

2週間分の給料を諦める事にはなるけれど、このような法律用語を使ってメールを返せば彼に、(自分達はきちんと弁護士と話をしているんだ。)と、威嚇が出来るので、かなりの確立で告訴状を送ってはこないという効果が見込める。

だいたい、ここはサンディエゴで一番大きな法律事務所で、僕はここの経営者の一人。僕の後ろには30人のアソシエイトがバックアップしてくれていて、僕の専門外の事でもきっちり調べ上げてくれる。

この事務所の名前が入った手紙を受け取った段階で、大概の弁護士は告訴を取りやめるように彼に勧めるだろうね。


この面談を終えて、恐怖感が和らいでほっとしました。

ここアメリカの美容業界では、給料保障をする縛りが無い。 アシスタントの子の最後のペイチェックは半月で$300だった。 雇用主に対して、僕たち美容師は、かなり無力だ。 雇われていてもほとんど個人事業主のよなもので。自分の今日の生活と、将来を保障するものは、自分の技術と自分について来てくれるお客さんしかい無い。

それさへも、美容院が全ての所有権を持つというのであれば、僕たちは何故自腹を切って、トレーニングコースを受けたり、街頭へ出てビラを撒いたりしながた自分と、美容院のプロモーションをするのであろうか?

美容師個人の生活を保護するもの。努力の積み重ねで得るもの? それはいったい何なのでしょうか?

リスクは僕たち、利益のほとんどはサロンがせしめる。 これは美容院が提示するコミッションパーセンテージにもよるが、僕が勤めていた美容院は、コミッションが他と比べて低い上に、正しく支給されていなかったのです。

皮肉な事に、このテーマについて本当に切羽詰まって考えなければならなかったその直後。 僕は雇用主の立場となる。 この問題は美容院に対する、カリフォルニアの税制にも問題が起因しているのだと言われている。この経験が、僕にとって、フェアーな形を作ろうとする原動力になりながら、その税制との戦いの火ぶたが切って落とされた事に他ならないのである。
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【2013/02/27 00:31】   トラックバック(0) | コメント(0) | Top↑






告訴されちゃいます。  | 美容道
まあ、次から次へと色々な事が起きるものです。

法律では二週間前に告知して仕事を辞めるように指導されている。 

そのルールに従って、2 weeks notice を土曜日に提出したその次の火曜日。

仕事を終えると、社長のマークが僕の事を待ち構えていた。

君が辞めるのは構わないんだけどね、君のお客さんが、君から『他の美容院へ移る』っていう知らせを聞いたって報告があったんだ。


僕は君を相手取って訴訟を起こさなければならないハメになってしまった。


これが正月にサインをした君の従業員規約のコピー。

もし、告訴されたく無ければ 示談金で型をつけてもいい。

決行高くつくけど仕方が無い。

だって、もうこれ以上お客さんをとられるとビジネスが続けられなくなってしまうからね。


お客さんから連絡があったというのは恐らくうそだろう。 もしそれが本当なら僕が独立開業をする事を知っているはずだからだ。

でも、彼は僕がお店の外でお見送りしているときに、お客様に話しているという事をうすうす解っている。

でも、どうやって証明するのだろう?

『君のお客さんに承認になってもらって、裁判所に来てもらうとしたら、彼らは嘘をつけないからね。』
(と、言う事は証拠を掴んでる訳ではなさそう。)

これから先の君のスケジュールはお客様に電話して全てキャンセルした。

君はもう明日から来なくていいからね。

でも、君を首にしたって訳じゃないからね。

今までは告訴なんてしなかったけれど、ごめん、今回は本気だから。

だって経営状況がもう大変すぎるからね。

君も弁護士に相談しておいた方がいいかもね。 僕はもう僕の弁護士と話してるし。

出来るだけこんな事はしたくは無いんだけど、仕方が無い。

どこかで顧客データの流出を防がないとね。

君で終わりさ。

僕が君を告訴したって言う事が解れば、他の奴はきっともうそんな事はしなくなるだろう。


ちょっと待って下さい。僕は顧客データを盗み出したりはしていませんよ。 実際に盗んだ奴らは訴えないで、盗んでいない僕らを訴えるなんて、それはあんまりではないですか?』


そう言う事は弁護士を通して話そう。 荷物は全部まとめたかい? じゃあ、お見送りするから、とっととこの建物から出てってくれ。

『マーク、状況がどのようなものであっても、君が真っ先に言葉のままならない僕を雇い入れて下さった事は、本当に感謝しています。さようなら、お元気で。』


『君が僕に感謝しているって事は手紙にも書いてあった。 でも、これは感謝の気持ちを表現する方法とは違うね。 君は本当によく働いた、とっても良い従業員だったよ。今の今まではずっと本当に良い従業員だったけど、最後にミスを犯した。最後が最悪な従業員になってしまったな。本当に良心の呵責に耐えられないけど、君を訴えるしか無いんだ。このビジネスを守る為にね。』 

(お互い涙目で握手をした。マークは申し訳ない、『申し訳ない、こうするしかない。』と繰り返し言った。)

今まで、誰が辞めようと訴えたりはしなかったマーク。 今回はロホイヤ店のクローズプロセスで、どんどん人が辞めて、最後に稼ぎ頭の僕とオンが抜けるという事状況に至って、やはり必死で抵抗の姿勢をみせているんだと思う。

僕はその日のうちに、弁護士とのミーティングをスケジュールした。
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【2013/02/20 16:39】   トラックバック(0) | コメント(3) | Top↑






夜逃げ騒動  | 美容道
夜逃げ騒動とは題したものの、多分『電気工事騒動 その2』と題した方がいいのかも。

さあ、例の文句タラタラ電気工事屋さん。

元オンのおばさんの彼氏という事もあって、またまた彼女に不満を漏らし始めた。


『こんなにごちゃごちゃ物が起きっぱなしになってちゃ作業ができないぜ! なんとかしてくれよ!

こっちとら相方に時給払って来てもらってんだ。人件費がカサんでやってらんねえぜ!

とっとと、こっちへやって来て、このガラクタをどっかへ移してくんないかな?』


と、言う事でストーリッジスペースを借りて荷物を移動させる事と相成りました。

でも、こんな時間じゃ何処も契約できないし、だいたいトラックはどうしたものか?


困り果て申した。。。。。。。


そこへオンが、おじさんがガレージをテンポラリーで貸してくれるって。

それじゃ、後はトラックだな。

明日私は休みだから私がやっておくわよ。 友だちがトラックで手伝ってくれるって言ってるし。

ああ、それは悪いよ。 今日の夜だったら僕もやれるから、さっそくこれから始めよう!

ええ? これから? トラックそうするのよ?

義理の弟に電話をしておんぼろトラックをなんとかゲット。

そして夜の8時から早速作業を開始。

オンの友達からもトラック一台調達。3人のヘルプと連れて後からやって来た。

小型トラックで5往復分。

最後の荷物を搭載し終え、オンのおじさんの家に向かう途中のフリーウエー94号線。

プスッ、プスッ、、、、、プスッ。

おんぼろトラックが、突如パワーダウンし始めた。

僕らは(相棒のトラックに荷物の移し替えをするケースを考えて)28thストリートの出口からフリーウエーを下りて、公道で停車する事にした。

公道への出口 ギリギリの場所でトラックが完全に失速してしまった。

そればかりか、邪魔になるから後ろから押して先へ停車させるために車を出ようとすると、どうした事かドアが開かない。

開かない。。。。。。

トリプルA に電話をかけて、それから相方のトラックが到着するのを待った。

彼らが僕の車を押してくれて、そして僕もなんとかトラックから這い出る事ができた。

そのとき僕の体に異変を感じた。

うわ〜、お腹がぁあああ。 痛い!

下痢だった。

今にも火山が噴火しそうな僕は足をジタバタさせながら、青ざめて牽引車を待っていた。

その後待つ事30分、やっと到着したトラックに乗り込んでからも、トラックが上下に揺れる度に

必死で発作と戦わなければならなかった。

なんとか持ちこたえて義理の弟の家に辿り着くと、車の持ち主が出て来て。

挨拶もそこそこに家の中のトイレへ走った。

数分後。。。。。。。

すっかり出してしまって、脱力感の僕が外に出て来た時には、もう牽引車はいなかった。

それどころか、義理の弟がどういうわけかエンジンのかかったオンボロトラックに乗って、駐車をしているところだった。

『あれ? どうしてこれ動いてるの?』

『ああ、イグニッションキーのところをちょっとハンマーで叩いただけさ。』

『そんな事で直っちゃうの?』

一緒に夜逃げを手伝ってくれた男性が心配して連絡して来てくれた。

『いつかね、こんなそんなもぜ〜ンぶいい思い出になるんだな〜これが。』

『ありがとう。』

みんなの支えがあって大きな岩が少しずつ転がり始めてる。

この国には、頑張ってる奴に誰かがそっと助けの手を差し伸べてくれる。 

ローリングスローンの名残の風潮が息づいている。


これが、アメリカを開拓した、開拓民の精神の名残なんだろう。とたびたび思う事がある。

ありがとう。 みんな。。。。。

また、ボブディランの『Like a Rolling Stone』が聞きたくなった。。。。



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【2013/02/20 16:18】   トラックバック(0) | コメント(0) | Top↑






電気工事 騒動  | 美容道
辞表提出から明けての日曜日、17日の朝の事。

『朝8時に二人で来てくれ、コンセントの設置位置を決めるから。』

と、オンの知り合いの電気工事屋に朝8時に呼びださて、僕は、前もってイラストレーターでセット面の位置関係とアウトプットの設置場所を図面に起こしたものを手に持って、説明し始めた。

彼はそれを話半分で聞き流しながら、こう始めた。

『コンセントの数が半端じゃないな』

あれもやらなければならない、この部分の工事は相当大変な事になりそうだ。 このビルは1930年代の建物でかなり固い木材を使ってるから、この部分の木を掘って電線を通すのは不可能に近い。。。。。。

『だいたい日曜日にやって来て働きたきゃ無いんだよなぁあ。』

等など、文句を並べ立て。 当初材料費込みで$500の照明は含まずの内容だった請求額が$1400に膨れ上がっていた。

材料費自体がすでに$600、レシートを見せながら$1400以下には負けられないと言った。

とりあえず作業を続けてもらう事にして、僕らは他に用事があったのでいったんその場を去った。

3時間後、現場に戻って来た僕は彼に明るく挨拶をした。

『無視。。。。』

(おおっと。。。怒ってる?)


しばらくあたらず触らずの距離で彼と助手の仕事を眺めていた、30分後。

彼がロールの電線を巻き直しながら、他の作業に早く移りたがりそうなそぶりだったので、ツカツカっと駆け寄って行って、


『あ、これ僕がやっておくから他の作業に移ってください。』


と言ってら、バツが悪そうに

『おお、そうかい?』

って言った彼は、次の作業へとりかかった。


そして店内のあちらこちらに転がっている、切り捨てられた電線やゴミ、破片などが転がっていたのに気がついた僕は、ほうきと、ちりとりを持ち出して、片付け始めた。


すると、さっきまで仏頂面だったおっさんが、『一カ所に10サーキットだぜ、1600Wのドライヤーだってぜったい落ちたりしないからな、安心しときな!』って。 彼の仕事のこだわりを話し始めた。


僕は自分が昔、小学校の頃大工になりたかったって言う話をしながら、彼の仕事をとっても興味深く見入っていた。

すると、助手の方を向いて、

『おいっ!俺こいつの事気に入ったぜ!』 って言った。

そしたら、今度は助手の方が、子供に中国語を習わしてる事や、娘はスペイン語を話す事などを僕に話し始めた。

『お前は日本語を話すんだろう? いいな〜、他の言葉が解るってのはなぁ。このドリル見てみろよ、こいつじゃないとこの木に穴は開けられないぜ。』

本当に見事に固そうな木材が壁の後ろにあった。

『建物はな、古いものほど贅沢な材料が使ってあるんだ。働くには面倒だが、こういう建物は本当に長持ちするんだよ。』


『へえ〜 本当に頑丈そうですね。』


『ああ、悪いなすっかり片付けさせてしまって。 散らかってんだろう?』

『いや、いいですよ。後は僕がきれいにしておくから、早く家に帰って家族サービスをして上げてください。』


『悪いな、工事費だけどよ、材料費と奴の賃金も考えるとやっぱりあれ以上安くする事はできないがな、$800を先に払っておいてくれたら、後残りはいつでも払えるときでいいからな。』

そういって、おっさんは笑顔でその場を立ち去った。

彼の車が消えるまで僕はその場に立って見送った。
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【2013/02/18 08:14】   トラックバック(0) | コメント(0) | Top↑






辞表  | 美容道
Jesica.gif

僕は生まれてこの方辞表というものを書いた事が無い。

一度つとめ始めた仕事を渡米の理由以外で辞めた事が無いからだ。

今回はアメリカの美容院で店長になるというゴールを自分でアメリカで美容院を経営するという夢と共に同時にかなえたのだから、辞表というものを書くはめになってしまった。

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                                       名前

                                      住所

オーナー名

サロン名

住所

The purpose of this letter is to inform you of my resignation from my current position as Stylist with Dearinger. My last day of work will be  月, 日  年.

I would like to take this opportunity to express my sincere appreciation for your guidance and counsel during the six years that I have worked at 店名. I have learned a great deal and I am certain that the skills I have acquired will be of value throughout my career.

I wish the company continued success in its professional endeavors and would like to thank you for allowing me to be a part of your team.

Please use the address on this letter to send my final paycheck, 401(k) and/or IRA rollover paperwork, and any other official communications that may be necessary.

Sincerely,


名前

ポジション
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でも、一つ問題がありました。 彼は誰かが辞めそうだ、というのを察知すると急に店に出入りしなくなる。
今日でもう4日もお店に出てこない。
土曜日は彼は通常スケジュールが入っているはずなのに、スケジュールをブロックして一度もお店に顔を出さなかった。

仕方が無いので、オンと二人が彼の机の上に辞表をそろえて置いておく事にした。

皮肉な事に、あの二ヶ月に一度長期休暇を取る、元マーケットストリートマネージャーの休暇届けが机の上に置いてあった。

火曜日に顔を出すべきかどうかとっても迷ってはいますが、年のために美容師免許だけはステーションから剥がして持ちかる事にした。

前髪を切ってくれとせがむアシスタントのジェシカ。彼女のダブルバングのインナーバングを切りながら、

『あ、俺今日で辞めるから。今まで本当に一生懸命僕たちのためにサポートしてくれてありがとう。』

彼女が涙目になった。『なんとなく気がついてたけど、貴方がいなくなると寂しいわ。』

『店、すぐ近くだからいつでもおいでよ。』

『何処なの?』

10thとEst. だよ。

『ああ、あそこ私がデリンジャーにくる前に働こうと思っていたお店よ。 え? クリスティーンのお店で働くの?
    違うよ、僕たちが買ったんだ。』

その夜早上がりだった彼女は、僕をキュッとハグすると僕にこう言い残して帰って行った。

いつも髪を切ってくれてありがとうございました。 今日は私がトイレの掃除して置いたからね

誰もやりたがらないトイレ掃除、入社以来ずっと僕がやっていた。

彼女は密かにその事を評価してくれていたんだと思うと何となく泣けて来た。

今度からは僕は僕の店のトイレ掃除を始める。

充足感が僕の中を走った。。。。。。
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【2013/02/18 07:41】   トラックバック(0) | コメント(1) | Top↑






突貫工事  | 美容道
photo-2.jpg

僕たちのお店、今こんな事になっています。

バスルームのドアの位置を変更。 そして店内の色を全部塗り替えて、ライトをもっと沢山付けちゃいます。

さて、わずか10日の間でどれだけ変身できるでしょうか?

明日はいよいよ辞表を出す日となりました。

5年半の間お世話になったDearinger。

色々あったけど、やっぱり辞めるとなると寂しいものです。

言葉もままならない僕の事を、

『お客さんは君が相手の言っている事を理解してさへいればしゃべれなくっても全く問題ないよ。』

と雇ってくれた社長のマーク。

心根は優しいのに表現の仕方が解らないで、いつも従業員や周囲の人とトラブってばかり。

でも、僕はあさってから自分の未来を形作る為に、貴方の下を去らなくてはなりません。

『これまでの間大変お世話になりました。』

って素直に言えるだろうか?

僕を首にしようとしたあの日の彼の、なんとも非情な表情が脳裏に浮かぶ。

ずっと虐められて、蔑まれて来たオンが、今ではカラーリストの売り上げトップ。

そして、何度も首になりかけた僕は、全社員中でトップの売り上げをマークしている。

この二人が手を取り合って辞めようとしているのを薄々感じているのか、何やら最近怪しい行動が目立つ。


『デスクとオフィスのコンピューターの側に防犯カメラを取り付けて、セキュリティーの保護を行う事にした。』

『僕たちみんなヘッドホーンマイクを着用するようにしよう。そしたら君たちが何を話しているか解るから。』

『カラーリストはフォーミュラを必ずコンピューターにインプットするように、そしてスケジュール管理表を自宅に持ち帰る事を禁止する!』


焦りから来る奇怪な発言が後を絶たない。

さあ、明日は大きな決断の日。 

もう後には戻れない。やるしかない!

生まれて初めての自営。

何も保障の無い生活が待っている。

覚悟を決めて行きます!
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【2013/02/16 17:01】   トラックバック(0) | コメント(0) | Top↑






出店最終計画 ”すっぽかされました”  | 美容道
売買契約を結ぶ予定の2月の1日がやってきた。

今日は朝の8時からケリーに会って残高を払い込み, 取引を完了する予定だった。

朝5:30に目が覚めて、7:00に家を出た。

渋滞のフリーウエーを1時間かけてオンの家へ辿り着く。

そして彼女をのせると、その足で購入予定の美容院へ向かった。

8:30、ケリーはまだ来ない。

時計が9:00を回った所でケリーにテキスト。

『お店の前で待ってます。』

9:30を回って、いよいよ出勤の時間が近づいて来ても電話に出ない。

もう行かなきゃ。

すっぽかされました。。。。。。


見事に契約当日にドタキャンです。

一旦その場を立ち去って、出勤する事にした。

仕事の合間を縫って彼女に連絡を取り続ける。

オンが午後に連絡をとった時にケリーは『お店の受け渡しを3月に延期したい。』

と、言って来た。『もしダメなら半分家賃を出して、2月の中旬までここで仕事がしたいんだけど。』

(まだ躊躇しているのかな?) そう思った僕はメールを書いた。


『今日、お店に行ってみると窓がピカピカに磨かれて、店舗の中もとっても奇麗に整理されていたね。

ありがとう。』



そしてその後、オンにはもしケリーから電話があったら、改装の準備もあるので契約をもう終えて、家賃も払い込みたい。 一ヶ月間、僕たちがお店を出すまでの間、工事日以外の日で好きに使って良いと伝えて欲しい。と指示をだした。


彼女はその後すぐにオンに連絡を入れて来た。


『2月4日の月曜日を契約日としましょう。』

そう言って来た。

その日の彼女は何か人が変わったようだった。

もう、吹っ切れたといった感じだった。

笑顔いっぱいで、『おはよう』の挨拶をして、次から次へといろいろな場所へ案内してくれた。

名義変更に、ビジネスライセンスの取得、ビジネス名の登録(DBA) Doing as business の省略。

めまぐるしく時間が流れて行った。 このサロン物件をサブレントするレンターのメキシカンレストランのオーナーが咳をしながら姿を現した。

あ〜、あの、できるだけ近寄らないほうがいいぜ、だっておれ風邪引いてるからな。』

あれ? 僕貴方と合った事ありますよね。

ああ、ほら、ジョシュのビデオクリップの撮影でデーモンの仮面を冠っていた男だよ。

そうそう。 そうだ!

僕は貴方のサブレンターになる訳だ。

よろしくお願いします。

巡り合わせとは異なもの。

運命が物事を引き寄せ完成させようとしているときには、不思議なくらいその偶然の巡り合わせに驚かされる。

はじめて、この物件を見せるためにオンをつれて来た時だって、

『私、昔このお店にちょくちょく顔を出していたのよ。ロホイヤ店で働いているときにお店を辞めようと思っていたときにだって、ここで雇ってもらおうかとも考えたんだから。』

その後、オンはここの元のオーナーだったクリスティーヌと再会を果たした。。。。。
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【2013/02/09 23:15】   トラックバック(0) | コメント(0) | Top↑






出店第九計画 ”先の戦”  | 美容道
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ケリー(中央)とオン(右端)とお店の前で

ケリーとの店舗購入の商談が決裂してしまったその夜は、日本に帰る予定になっていた知人と、合気道の先生のお宅へお邪魔する事になっていた。

そこで、朝のケリーとのいきさつを話すと、、、、、

『僕だったら、あきらめない。明日の朝まで交渉を続けるな。』

合気道の先生も

『なあ、お前、どっか ”買ってやるんだ” って気持ちを持ってなかったかい? もう一回自分を解ってもらう努力をしてみろよ。』


いったいどうしたらいいんだ?

あんな良い話を目の前で逃してしまった。

だいたい、僕は交渉になんか向いていないんだ。

ただ、明日まで待つだけなのかcoolcuts?

僕はそのまま一睡もできないで朝を迎えた。

そして朝方早く、いてもたってももいられずに、ケリーの美容院へ車を走らせた。

すると、すっかり壁は取り壊されていて、お店がとっても明るい雰囲気になっていた。

一生懸命ハンマーを振って壁を壊しているケリーの姿が浮かんで来て、僕は思わず白紙のペーパーを取り出し、

ケリーに手紙を書き始めた。

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Dear Kelly

僕はただただ、いきなり舞い込んで来たチャンスに有頂天になって、大切なものを手放さなきゃいけない君の気持ちを考えてもみなかった。

今朝、君のお店にやってきて、すっかり取り壊された壁をみた時、

(いったい君はどんな気持ちでこの壁を壊したんだろう?)って考えたんだ。

君だって、情熱を持って美容師の仕事をやってるからこそ、群衆から抜け出して、お店のオーナーになろうって考えた、そしてそれを実行に移したんだ。

その君の想いのいっぱい詰まっているこの大切な空間を手放す事は、決して容易な事では無いよね、きっと。

それなのに、づかづかと土足で君のお店に入って来て、まずは値段交渉をはじめた。

ほんとうに、思慮の無い事だと反省しているよ。

だけどね、ケリー、 解ってほしいんだ。

7年前に日本からアメリカに移住して来てね。

言葉もままならない状況で、一生懸命働いた。

最初のうちは本当に貧乏で、家族皆が食べていくのがやっとだったんだ。

今、僕が君からこのお店を譲りうけようと申し出ているお金は、君と同じようにこの仕事をしながら、一人一人のお客様からいただくチップを少しずつ貯めて作ったお金なんだ。

もし、君のお店を僕に売ってもらえて、このアメリカで一国一城の主になれるとしたら。 僕にとって、長年の夢が叶う瞬間なんだ。

だから、その事はきっと忘れない。 君に感謝し続けるよ。

だから、僕にチャンスをください。

君が作り上げて来たものの上に、また新たなものを積み上げていく。

それを僕に託してほしいんだ。

だから、もう一度僕にお店を譲る事を検討してみてくれないだろうか?

coolcuts

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その日のお昼前にケリーから連絡が入って来た。

『お店をあなたに買ってもらう事にしたわ。

結局もう一人の人には壁を崩した事も連絡はしていない。

値段も前回交渉した内容でいいから、私のこのお店を大切に引き継いでね。』


ありがとう。。。。。。。


アメリカに移住して、本当に感じる事がある。

世界中どこへ行っても、どんな文化やシステムで人が動いていたとしても。

最終的に全てを脱ぎ捨ててそこに存在するのは人の心だって事。


合気道の先生は、今回のこの僕の早朝のケリーに向けた手紙を

『先の戦』と呼んだ。

戦う前から勝ちを取るには、人の心を汲み取る作業から始める必要がある! という奴だ。

この世知が無いと言われるアメリカで、人と心が通じ合う瞬間が大好きだ。

その度に人間が大好きになるんだ。
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【2013/02/08 17:22】   トラックバック(0) | コメント(1) | Top↑






出店第八プラン ”投資条件の見直し”  | 美容道
お金が無いからインベスターの身勝手な内容に振り回されてしまうだけなんだ。

その頃にはもう『たかが七万ドルの投資で売り上げの10%なんて金額を一生払っていくような契約は辞めちまいな、おれが金をかしてやるから、年利10%で返してくれたら、もうお店はあんたらのものさ!』

そう言ってくれる人もいたし、姉が自分の蓄えを貸してやってもいいとまで言ってくれていた。

僕を、インベスターとの契約へ結びつけていたのは、話を持って来てくれたM君と、一度やりますと言った約束の言葉への義理立てだけだった。

でもその頃、M君は、M君で彼のビジネスの方向性を変えてしまって、自分だけのビジネスラインを進み始めていた。

売り上げの10%を払い続けるのにリスクは全部僕らがかぶり、そのうえ給料保障も無いという身勝手な契約内容を押し付けて来るインベスターに見切りをつけた。

ジョシュはTVプログラムとライセンス契約をしたのでシカゴへ移り住むと言い出した。

僕とオンは、一旦今勤めている美容院を辞めてブースレントをしながら軍資金を稼ぐ方向に切り替えた。

10%利子でお金を借りるという手もあったけれど、自分達だけでどれだけできるか?

それを試してみたくなった。

すぐにブースレントが出来る美容院を探し始めた。

3月が決行の時だ!

そして年が明けた。

日本に住む知人と話をしていた時、美容院開業がまた没になった事を話すと

『お前には美容院なんて作れないんだよ!』

なんて言われたから、頭に来て電話を切ってやった!

世の中にはどこまでも悲観的で、前向きに物事を考えられない人が存在する。

そんな人の話をずっと聞いていると、出来る事も出来なくなってしまうから気をつけた方がいい。

電話を切った効果はすぐに現れた。

ジョシュから久しぶりに電話がかかって来た。

『coolcuts! 以前俺たちが見てたDowntownの物件があっただろう? あれ、また値段下げて来たぞ! あの値段ならおまえ自力でできるだろう、興味ないかい?』

と、言って話を聞いてみる事にした。

連絡先を聞きつけて、それでお店の中を見させてもらう事にした。

ケリーとの出会いだった。

彼女はお店を購入したのはいいけれど、ショーやプロダクツのプロモーション業務が忙しくなって、お店がなかなか開けられないでいた。

美容師じゃない投資家の人間が、高い値段でオファーをかけてきたが結局自分がマネージメントをしなければならないのでそれは無理。と言う事で、美容師のオファーを探していたところだった。


窓際の大きな壁がお店の中に入って来る光を遮断して、中が暗くて息が詰まりそうなぐらい閉鎖的な空間だった。

このお店を買いたいと思うけど、あの壁を崩してもらえないだろうか? 

そう言って、お店を後にした。

その次の週の月曜日に、壁の崩しを待たないまま、彼女とお店で待ち合わせをして購入をする事を決意した。

その意思を伝えると、

『とにかくあの壁を崩すから、そしたらもっと高値で買ってくれる人が現れるかもしれないし、実際壁を崩したらもう一人他の人に見せる事になってるの。その人が買わないって言ったら貴方に売ってあげるわ。』


あと1日だけちょうだい。そしたら結果を伝えられると思うから。

なんで、先週手付けをうって帰らなかったのだろう?(*グッドディールにはすぐに幾らでもいいから手付金を払っおこう)

失望した。

後は、もう一人が買わないのを祈るしか無かった。
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【2013/02/08 17:21】   トラックバック(0) | コメント(0) | Top↑






出店第七計画 "パートナーシップ再編成”  | 美容道
Josh.gif
物件探し中のジョシュ

そんなある日の、秋空の下。

マーケットストリート店に懐かしい人が訪ねて来た。

OCに移り住んで美容院のマネージャーに出世したM君だった。

彼がちょくちょくサンディエゴへ犬の調教師のアポイントメントの為に降りてくるようになったある日。

coolcuts, うちの美容院の経営者がね、今アメリカで美容院を10店舗出そうって計画をしてるんだけど、うちのフランチャイズを一店舗、まずはサンディエゴに出してみない?

それでその話を聞きにOC のニューポートビーチにオンと一緒に上がった。

ビジネスプランを渡し、プレゼンテーションをしたら、すぐに場所探しをしてほしいと依頼された。

ちょうど今回の美容院購入日の1年前、2/4のことでした。

インベスターとの話は、とんとん拍子にはいったものの、店舗探しは容易には進まなかった。

しかも4月に入って、仕事のスタイルの相違からオンとの関係がギクシャクし始めて、

オンと喧嘩した。

このコンビはいったん解散する事になってしまった。。。。。

彼女は、『一緒にお店をやって、貴方とコミュニケーションがきちんととれるかどうか不安なの。』

と、言った。

その日を境に僕はオンにemailを毎日欠かさず書いた。

内容は多岐に渡った。生い立ちから、考えかた等、時にはカットについてなんて内容もあった。

書いたメールは合計50通(コミュニケーションがとれないかどうか証明してやる!)

そんなおり、その時の状況をジョシュに相談してみる事にした。

すると、『じゃあ僕が君と一緒に働く事にしよう!』 と、言ってくれた。

それから半年の間、彼と一緒に物件探しを始めた。

仕事が終えてからと、毎週の休みを使って本当に時間を注ぎ込んで、店舗探しに没頭した。

5月の終わり、一軒の物件が決まりかけたが、ジョシュが勤めている美容院のオーナーが支店を出したすぐ側だったので、その場所は没にする事にした。

その事で、一旦インベスター側との間がギクシャクしたが、またすぐに持ち直した。

7月、第二の物件が決まりかけた所で、不動産屋がバケーションに入り、契約を進める事が出来なくなってその物件を他の誰かに横取りされてしまった。

その時点で建築屋が『僕たちが物件探しもして上げるよ』と、申し出てきた。

それではお願いします。という事になった所で営業担当の人間と電話連絡が途絶えてしまった。

又一から建築内装屋と不動産屋を探さなければならないはめになってしまった。

結果、また元の不動産屋にもどって、内装はジョシュの友人にお願いする事になった。

8月の半ば、オンがプロジェクトに帰って来た。

彼女はやはり僕と一緒に美容院をやりたいと言い出した。

11月、また優良物件を契約寸前までこぎ着けた。

そんなおり、インベスター側の弁護士と、僕らの不動産屋が喧嘩を始めた。

その収拾に当たる中、インベスターが僕たちとの契約の見直しをはじめ、当初確認していたロイヤリティーパーセンテージや、給料保障、そして要求していた健康保険の内容等を寸前になってひっくり返し始めた。

おまけに、幾ら働いてもプリンシパルを払い終えても自分の美容院にはならないという内容だった。

それでも、ジョシュは一生懸命がんばって彼らに認めさせて、

『後に出す美容院の出店時で交渉すればいいさ。これも良い経験さ!』

そうやって腹を決めたにも関わらず、インベスターが『床のゆがみが気になるからその場所では契約しない。』

(大家は直すと言っていた。)

『僕たちの物件探しの労力に対して、ちっともリスペクトが無い!』

と、言って、すっかり憤慨してしまったジョシュはプロジェクトを抜ける決意をした。

僕とオンもこの後、テナントの取得を進めてくれる不動産屋のメドが立たなかったので、一旦このインベスターとの計画を打ち切りにする決意をした。
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【2013/02/08 15:43】   トラックバック(0) | コメント(0) | Top↑






出店第六計画 “詐欺まがいのSACO"  | 美容道
マーケットストリートで働き始めたコーディネーターのケイトリンの彼氏が、ちょくちょくお店に顔を出すようになっていた。

彼の名前はジョシュ。

Sassoonをはじめ決行メジャーな美容院のビデオクリップを手がけてる顔の広い男だ。

今では、僕も彼のビデオ撮影に参加したりして交流を深めている。

こんなエピソードからその関係が意外な方向へ発展して行く。

オンと二人でLong Beachで開かれるBeauty & Spa Expo Long Beach へ来ていた。

そこで、一人ポツンと立ち尽くしてSACO美容室のエジケーションビデオを売っている男に出くわした。

僕たちがサンディゴから来た事を伝えると、

『僕はカナダから来たんだけどね、サンディゴでSACOっていう美容院を経営してるんだ。

         君たちにいい話があるから、ぜひ僕がサンディエゴにいる間に僕に電話してくれないか?』


Sassoonのライブパフォーマンスの撮影を終えたジョシュとケイトリンが打ち上げパーティー会場にいる事を聞いて、合流すべく会場へ急いだ。

すると、なんとさっきのオヤジがジョシュとなんとも親密に話し込んでるじゃないか。

彼は僕とジョシュが知り合いなのを知ると、とってもばつの悪そうな顔をしていた。


サンディエゴへ帰って来た僕らはとりあえず、その男に電話してみる事にした。

『水曜日に仕事の後、SACOへ来てくれ。』

話はこうだった。

二人で$10,000ずつSACOに投資をしてくれ、そうしたら二人に50%の経営権を譲るよ

『次の週の月曜日にもう一度返事を持って来る』と言って、その場は別れた。

彼はジョシュにも何かのオファーをしたに違いないので、彼のお店に行って聞き出す事にした。

ジョシュが聞かされた内容は、『マネージャーのポジションと売り上げの75%コミッション』という内容だった。

SACO についてもリサーチを開始。

そのお店は半年後に家賃が今の倍に膨れ上がり、負債額も一億ドルと超えていた。

その後、ジョシュに呼び出され、彼と食事の席で


『僕はSACOのオファーを受ける事にした。君にあのお店で働いて欲しいんだけど、一緒にやらないか?』

と告げられた。

ジョシュ、悪いけどそれはできない。

僕には彼から、$10,000の投資で50%の経営権を譲渡するって話が来てるんだ。

君には75%のコミッションだろう?

まともな経営センスだとは思えないからね。

だって、あの規模の美容院で$12,000の家賃が毎月かかってご覧よ、いくらスクールがあるからって、恐らくやって行けないだろうと思う。家賃の10倍が売り上げバランスっていうの知ってるだろう?どう考えてもこの不況下のダウンタウンで$120,000以上の売り上げなんて上げられるわけないよ。

それに、50%の経営権って負債の責任を負わされる口実にしか聞こえて来ないよ。

そんなこんなでこの話は白紙に戻った。

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【2013/02/08 15:42】   トラックバック(0) | コメント(0) | Top↑






出店第五プラン “出資者の出現”  | 美容道
しばらくはオンと二人で遠い先の話として、出店立地やお店の方向性等を語り合いながら準備を少しずつ進めていた。

しかし、オンは親から『家を買え』と頭金をもらったので自分の貯金も合わせてマイホームを買う事にした。

マーケットストリートのマネージャーポジションの取得競争に負けた僕は、

2ヶ月に一度長期休暇を取る道楽マネージャーの、月の売り上げは僕の1/3。 ビジネスが彼の高い給料を捻出するために、僕の給料は半分近く削られた。

せっかく作った貯金もそんなこんなでどんどん目減りをしていき、出店どころでは無くなった。


そんなある日の事。。。。。


実業家のお客さんの髪をチョキチョキいつものように切りながら、

『なあ君、僕に出資して美容院を出さないか? 僕はこの会社で一番忙しいから、きっと損はさせないよ。』

と持ちかけてみた。 (もちろん冗談半分だった。)


それから一週間後。。。。


『決めた、君に出資する事にしたよ。』と、来た。(言ってみるもんだな 笑。。。)


一度彼とミーティング、そして二度目のミーティングを彼の共同出資者と交わした。

その時どうしても、ある約束が頭の中から離れなくなった。

(オンとお店をやるって言ってたよな、coolcuts.......)

なんだか裏切り行為のように思えて仕方なかった、でもここはアメリカだから普通の事なのかもしれない、、、

でも約束は約束だ、とりあえず言うだけでも言ってみる事した。

『僕が美容院を出す時、カラーリストのオンが必要なんです。僕は今の美容院で現在カットを専門でしているし、出店計画も彼女とずっと一緒に進めて来たから。』

『じゃあ、君とオンの二人の給料保障が欲しいという事かい?』

出資者は一旦それに同意したが、その後一切の連絡が途絶えた。。。。。
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【2013/02/07 17:28】   トラックバック(0) | コメント(0) | Top↑






出店第四プラン "OC出店計画”  | 美容道
売り上げは常にトップ、新規紹介人数も常にトップ、店販も社内トップになった。

だけど、サロンマネージメントソフトの説明書が完全には把握できず、店販の売り上げトップが継続できず、

45分刻みで1日12人体制に変えたばかりの僕は、プリブッキングパーセンテージでライバルに大きく溝をあけられ、マネージャーポジション獲得競争に敗北した。

僕は新任若造マネージャーの、無責任なマネージメントとパワー行使に絶望感を味わっていた。

顧客の苦情も高まり、彼のマネージメントの下、評判も段々と下降して行く一方だった。

従業員も一人辞め、また一人辞め。店舗経営は困難な状態にあった。

僕自身も彼の就任後,3度も首先刻をされて、その度に家族を不安にさせた。

僕は、自分の顧客をキープする事だけに全力を尽くしながら、(こんな状態では続けられない。。。)

そう思っていた。

そんなおり、オレンジカウンティーに移り住んだM君から久しぶりに電話が入った。


『オレンジカウンティーが今好景気だよ、こちらに来て一緒に店をやらないか?』

ちょっと調べてみると、LA に所在していた会社が次々に、OCに暮らす従業員の交通費カットの為に施設をOCに移動させているようだ。

それにアジア人の人口がものすごく多い。特に韓国人の人口は倍々で増え続けている。


月に一度OCに行って、ミーティングが行われ、1年近くOCに通った。

ロケーションがOC ということもあって、オンの参加を促す事はしばらく保留にしていた。

ところが、僕に確認も無くM君の独断で突然出資する仲間がもう一人増えた。

サンディエゴから顧客を持たずにOCに移動してくる僕の給料保障を考えた為の判断だったが、

OC出店計画はこの時点から急降下をたどって行く。

3人の意見がまとまらない、時々ものすごい嫌悪なムードにもなった。

僕は知人のビジネス経営コンサルタントにお願いして、事の収拾にあたったが、

このサンディエゴで一度だけ開かれたミーティングを境にこの話は破談となった。
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【2013/02/07 00:38】   トラックバック(0) | コメント(0) | Top↑






出店第三プラン ”ゲットーの美容院購入計画”  | 美容道
そんなおり、ロホイヤ店で虐められていたオンというベトナム人の女の子が、僕にちょくちょく相談しにくるようになっていた。僕も、彼女と会っている時には、必ず英語で会話をしなければいけないので、勉強にもなる事から、極力時間を割いて食事に行ったり、娘を連れて一緒にハイキングに行ったりもしていた。

彼女がいよいよお店の中で”限界”と思い始めた頃、

僕は彼女にこう言った。

『いざとなったらね、技術さへあればあの場所で働かなくったっていんだから、よそへ移って働くか、自分の店を持つっていう手段だってあるんだからね。』

実をいうと、僕自身も、タイトルを持たないくせに、あまりにもしつけにうるさいものだから、マーケットストリート店の仕事仲間から総スカンされ始めていた。(仕事仲間がポエットに手を入れたり、店内の椅子に腰掛けていたり、コーディネーターがデスクに肘をついていたりするのが、そしてチューインガム。我慢できなかった。)

そうして翌週のこと。。。。。

オンが広告の紙切れを持って突然現れた。

『coolcuts, 手ごろでいい物件を見つけたわよ。』

予約を取って、次の週の月曜日に見に行く事にした。

それまでに貯金したお金でなんとか買えそうだ。

でも、オープンしてからの軍資金と生活保証金が無い。

実家にSOSメールをしてもすぐには返答が無かった。

出店後の生活費のメドがつかないのと、立地条件があまり良く無くて価格が安定しないことが予想されたので、こ

『この話は白紙に戻そう』と、オンに伝えた。

実家にもその趣旨と再度メールで送った。

オンは残念そうだったが、二人とも ”資金力” と、”顧客リスト” 

という二つの必要条件に現実味をヒシヒシと感じた。
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【2013/02/07 00:05】   トラックバック(0) | コメント(0) | Top↑






出店第二プラン ”$30,000美容院計画”  | 美容道
その頃、僕のBlogを見てくれてて知り合った、M君が僕の美容院のロホイヤ店で働き始めていた。

彼は僕が勤める会社でビザを申請してもらっていた。


その作業を進めながら僕たちは、

$30,000を二人で貯めて美容院を開こう!

という計画を立てた。

その当時、彼は僕以上にまともに英語が話せず, いつもビザの問題を抱えていた。

毎日むすび一個を昼飯として、痩せ細った体。

でも希望に満ちた顔で、まじめにそんな事を言っていた彼に、とっても勇気づけられた。

しばらくそのプランを実行すべくマイホームの購入も同時進行で、僕の出資分の$15,000を貯金する事に勤めていた。

しかし、彼はビザ取得の作業が四面楚歌になってしまった事を理由にオレンジカウンティーに引っ越して行ってしまった。

そこで僕の出店計画も一旦お釈迦になってしまった。

不況の波は移民達に黒い影を落としていた。
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【2013/02/06 23:51】   トラックバック(0) | コメント(0) | Top↑






出店第一プラン 担保作り作戦  | 美容道
16歳で思い描いた20年越しの夢を叶え、2005年の6月に渡米した。

ひと時の幸せと達成感。

しかし、夢は叶えてしまうと、無くしてしまう。 


そんな当たり前の事を知らずに生きて来た僕は、今までこの目標に向かってがむしゃらにやってきた反動と、希望に満ちて、想像していたアメリカ生活と車も無く何処へも一人で行けない現実の生活の挟間で、強い脱力感が襲った。

いわゆる『ひきこもり』にちかい状況だった。

だから “アメリカで美容師になる” という次なる目標を掲げ、その為にひたすら全力を尽くした。

でも、実際美容師の仕事を再開する為の免許取得作業の情報がなかなか集まらない苛立ちが続き。

とうとう日本で貯めた貯金を使い果たしてしまった。

必要な書類を全て揃え、カリフォルニアのBoard of Cosmetlogyへ送付した後。

なかなか試験内容と試験日についての返答が得られなかった。

生活は貧しくなる一方だった。

そして2007年の6月、ようやく試験日の告知と試験内容を書いた書類が届いた。

なんと試験日は1ヶ月後!

絶望感にさいなまれた。

そんな急な話で受かる訳が無い。。。。。

そんな事を言ってる場合では無い。妻と娘を食わせて行かなければ。

毎日死にものぐるいで勉強した。 何時間もラップトップに向かい試験内容の模擬テストを受け、必要な知識を整理して行った。 ラップトップが熱で焼けてこわれてしまう程だった。

そして、なんとか7月の試験で美容師免許を取得

次なる作業にかかった。 ”働く美容院を探さなきゃ。”

ベネフィットと保険と教育の整った3つの美容院を選択。一番最初に連絡を取った美容院のオーナーが履歴書を見て連絡してきたので、そこのテストを受ける事にした。

まずは面接、そしてワークトライアル、それで皆に認められれば技術テスト。

3人のモデルを連れ来てカットのテスト。

それぞれの段階をパスして就職が決定したのが9月の事だった。

最初週に一回の練習日から週三回の練習日になって、それぞれの日に3人のモデルを用意する必要があった。

アシスタント業務をする傍ら街頭に立って、たどたどしい英語でモデルハントに明け暮れた。

言葉が不自由だから、誰よりも早く動き、誰よりも沢山働いた。

練習日に1日たりともカットモデルを欠かさず、合計130人のモデルをカットして、他の人が1年かける内容を3ヶ月で終わらせ、スタイリスト昇格テストを受ける資格を得た。

ショート、ミディアムレイヤー、グラデーション

それぞれのカットを合格してフロアーに出る権利を得た。 グラデーションは2回も落とされたので3回も受けなければならなかった。

1月からマーケットストリート店でスタイリストデビュー。

60%のブック率、50%のリターン率、をキープ3ヶ月でスタイリスト1からスタイリスト2に昇格。

その後3人のモデルを用意して、コミッション取得試験を受けた。

”アメリカで美容師になる” という目標を果たしたので、”お店のトップになる” ”美容院を経営する” という目標を立てた。

半年後には70%以上のブック率、60%以上のリターン率を三ヶ月続けて二段飛び昇格 Top Stylistになった。



その頃から、家の購入(担保作り)→美容院経営という計画を立て始め、マイホーム購入に向けて悪戦苦闘した。

インベスター達のキャッシュでの買い占めに、僕たちのオファーはことごとく却下されて行った。
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【2013/02/06 23:36】   トラックバック(0) | コメント(0) | Top↑






ついにサロンオーナーになりました。  | 美容道
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本日2013年2月4日を持ちましてサロンオーナーとなりました。

しかも、サンディエゴダウンタウンの中心地です。

結局インベスターの助けも、親の助けも一切借りずに、自分と友人のオンの二人だけの力で成し遂げました。

昨日は一睡もできずに今日のこの特別な日を迎えました。

今日、手続きの為に、元のオーナーのケリーが案内してくれながら、あちらこちら政府機関を回り, 必要な手続きを済ませました。

さあ、これからこのお店を自分達の色に塗り替えて行きます。

応援して頂いた方、それからお世話になった方、どうもありがとうございました。

渡米をする→アメリカで美容師になる→5年後に美容院を経営する

フロアーに立ち始めて、丁度丸5年目で成し遂げました。

僕が勤めているdearingerの18年の歴史の中で僕たちが史上初の単独独立出店です。

ここまでこぎ着けるには本当に色々ありました。

挫折に挫折を重ねて、一生懸命日々のチップをコツコツと貯めて作った貯金で買いました。

資本力の乏しい僕たちですが、何が何でも美容院を成功させます!

今日は疲れたのでこれで寝ます。これまでの経緯はまた後ほどお話しする事とします。

人生っていうのは本当に不思議なものです。

想いの力が切り開いて行く世界は、信じる者こそが体感する世界です。

これからも希望を捨てず、前向きに生きて行こうと思います。

coolcutsのアメリカでの冒険はまだまだ続きますよ、乞うご期待!
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【2013/02/05 14:44】   トラックバック(0) | コメント(12) | Top↑






大どんでん返し!  | 美容道
Akikazenifukarete.gif


いやいや〜、、、僕のアメリカ移住スケッチBOOK読者の皆様? (そんな人いるのかな?)
まあ、いいや。 これはあくまでもcoolcutsがアメリカに移住して、悪戦苦闘、アメリカ生活記録を綴って行くブログなので、別に読者がいようがいまいが、僕のアメリカ移住人生物語なのであります。

 ところですっかりご無沙汰をさせて頂いておりますがここのところめっきり忙しくなってしまいました。
またこの事については二月一日以降に書き始める事が出来ると思います。

しかし、本当に僕の人生は不思議な事が沢山起こります。

無知から来る希望と夢、それを叶える為に悪戦苦闘・・・・・

その道のりの途中では挫折と絶望の繰り返し


でも、しつこい性格だもんで、何事も諦められない・・・・・


いつもいつも慢性ほら吹き状態が長い事続きます。


こんな人生が僕にはとっても心地よい。

だって、ほら吹き続けるとですね。

なんでも本当になって行くんですよ。

自分の力のようで、そうじゃない。。。。。

沢山の周りの人達の力添えがあって、不思議なくらい思い描いたものが叶って行く。


だから、ほら吹くのもまんざら悪く無い。

きっと、ホラ吹いた瞬間に体内からポジティブエネルギーを放出し始めてしまうのだと思う。


昔、誰かが言っていた。 

夢を叶えるコツは、決して諦めないことって。

僕は本気でそれを信じてる。

今現在はまだ微妙な状態なので、この文章では明かす事ができませんが。


二月一日にきっと僕にとってまた大きな転換期を迎える事になると思います。

そして、それが起こったらこのブログ上で、 この2年間僕がどのように過ごして、どんな挫折を味わって、

そして、何を達成したかをお話できるだろうと思います。



もう、話したくってたまらない!!! けど、もうちょっと待ってて下さいな。


2013年の僕のアメリカ移住スケッチBOOKはヒートアップして行きますよ!

今後ともほら吹きcoolcutsをよろしくお願いいたします。
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テーマ=美容のお仕事 - ジャンル=就職・お仕事

【2013/01/23 11:58】   トラックバック(0) | コメント(2) | Top↑






8 Bit Punk  | 美容道


今回のテーマは何だい?

前回君に参加してもらった『WASTED』に比較するとちょっと軽いノリだけど

任天堂のゲームにインスピレーションを得たんだ。

当時はまだ8bitの単純なゲームだったね。

70年代後期の80年代にかけてゲーム機メーカーは『ブロック崩し』から始まって、『パックマン』、そして『インベーダーゲーム』を月次に発表。

今のゲームに比べるととってもシンプルな内容だったけど、

ゲーム機に張り付いて25¢を握って何時間でも撃ちまくったな。

そんな80年代のゲームの雰囲気と、もう一つ当時のイギリスの流行の最先端だった『PUNK』

をミッスさせた映像を表現したかったんだ。


『これって、Coolcutsにもとっても懐かしい感じかずるな、でもスクエアーモヒカンというのはとっても斬新だね。』

だろ? 思いついた時にはモヒカンをスクエアーに切るなんてそうやったらいいものか見当もつかなかったし、

ブロック状にビビットなカラーを配置するのだって、後からどれだけブロックを切り込むかの設定なんかも、結構考えたな〜。』


バリカンで削る作業をコマ送りにしたのは結構面白い映像だね。 ゲーム機の雰囲気が出るよ。



さあ、2012 年最後に JOSH XO が贈る 最新ビデオ 『8Bit Punk』お楽しみあれ!



Hair & Produce & Video Editing : Josh Flowers

Model: Lyndsay Ed Grant

Make Up :Valerie Cazarez

Video: Kaitlin Butler

Video & Still Camera & Photo Editing : Koji Kuninaga
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テーマ=アート・デザイン - ジャンル=学問・文化・芸術

【2013/01/01 01:12】   トラックバック(0) | コメント(0) | Top↑






Wasted  | 美容道


ついに完成! Josh Flowes がお送りするHair Cut ショートムービー 

『Waisted』!

ああ、これはなぁ、ヘアーインダストリアルへの挑戦なんだ。

ホームレスの男は俺たち美容師さ。

デビルはプロダクツカンパニーで、女の子はお客様ってとこ。

俺は今までノーコストのヘアーカットビデオをいくつか作成してきたんだけど、プロダクツカンパニーの奴らに

その作風をただで盗まれて、PRカンパニーに同じようなものを作らせるんだ。

おかげで、せっかく次から次へとアイデアを絞ってビデオを完成させても私腹を肥やすのはあいつらばかり。

美容師はいつまでも路上で腹を空かせてるホームレス。

プロダクツカンパニーは顧客と手を取り合って一緒に去って行く。

オイラはきったねー箱を引きずりただ一人路地裏を歩いてるんだ。

それでもな、傍らにいる仲間が理解して応援してくれてる限り、ビデオを作り続けて行くさ!

今回のビデオの作成費は ざっと$85なり!

なあ、世界中の美容師さんよ!

プロダクツカンパニーの商品ばかりPRしてないでさ、自分たち自身をPRしようぜ!

あんた達のお店はさ! 奴らがお金を出して作った訳じゃないだろう?

今のパーソナルコンピューターとソフトウエアーの能力は昔のプロツールの何十倍も優れてるんだぜ!

オイラはファイナルカットも使うけど、主に使ってるのは$100以下で買ったPC用のビデオエディットソフトウエアーさ。

大資本が無くったてPRビデオは作れるって証明してやろうじゃないか!


ブランディングっていうのはな、自分たちの為にやるべきなんだ!

そうじゃなきゃ誰の為に毎日汗を流して働いてるかわかんないぜ!

ージョシュ・フラワース 談ー




監修・編集      ジョシュ・フラワース
メイキャップ・モデル タイ・マリー・コーン
デヴィル       ラファエル・ベイビーボーイ・ライズ
カメラクルー     ケイトリン・バトラー
           コウジ・クニナガ



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テーマ=美容師 - ジャンル=就職・お仕事

【2012/10/30 13:09】   トラックバック(0) | コメント(5) | Top↑






ヴィダルサッスーン最後のインタヴュー  | 美容道


私が一番至福を感じるのは、エネルギーが創作に注ぎ込まれる瞬間なんです。
ヘアーはただ一つ人間の形から生えだして、角度を変えて、骨格の上で働く事によって、形を変化させる事ができるものなんです。私たちがアーティストとして本気で認知されたいとねがっているなら、この基本的な事柄を保持する事がものすごく大切な事だと考えています。

基本概念がそこにあって、学ぶため、話すため、ベストアーティストと交わるため、そして彼らのスタンダードを発展させるため。5000人の人がショーを見に来る事はとっても重要な事です。

とっても大切な事です!

ちょっとしたお話をしましょう、私は84歳、この業界に70年います。ロンドンの東の街で戦時中に14歳でシャンプーボーイになりました。 私は未だに信じられません、”工芸への感謝” というのでしょうか? 私がしてきた、非日常的な、物事を全く違った様式で作り上げるアドベンチャーが。

そして、チームに恵まれた事も、その一人が15年サッスーンでアートディレクターをしているティムハーティーです。才能に恵まれた両手で、高い才能をを発揮する事ができます。

私たちはいつもアート集団として認知されたいと願って来ました。だから、前向きにその開発に勤しまなければなりません。私は時々とても憤りを感じる事があります。。。。。

あなたは今とてもすばらしい仕事をしている事を知っているでしょう・・・・・
昔ロンドンのサロンで私と一緒に働いたデニスのように・・・・
すばらしい、すばらしい、ヘアードレッサーでした、、、、、
彼はロンドンで収録された映画 ”Verily London” に参加しました。
すばらしいヘアードレッシングでした。 でもぜんぜん一般にその名を公開される事はありませんでした。
それが問題なんです! もし、貴方が貴方がする仕事に誇りを持っていて、ベストを尽くし、すばらしいものを作り上げた事が解っているなら、世の中に貴方の名前を認知してもらいたいのは当然でしょう?
もうこれ以上ヘアードレッサーを無視し続ける事はできないはずです!私たちはここに存在します!
そして私たちがアートパフォーマーだと言う事を証明しなければなりません!!!

角度が貴方の顔を確実に変化させるのです!

一人一人の個性を帰る事ができるのです!

その喜びをいうものは

とても特別なのです!


ここに集まった5000人のみなさん全てを愛しています。
私がそこにいられれば良かった。

私は今現在健康を害して戦っています。

もしそうでなければ貴方達のところへ必ず行ったでしょう。

すばらしい週末をお送りください。

そして・・・・・・


ヘアードレッサーでいられるのは、とてもすばらしい事ではないですか? 皆さん?

→ more・・
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テーマ=デザイン - ジャンル=学問・文化・芸術

【2012/05/12 01:45】   トラックバック(0) | コメント(0) | Top↑






3度目のクビ宣告!  | 美容道
美容室は規模が小さい分、どうしてもオーナーの意思決定で全てが決まってしまう。

うちのオーナーは悪い人ではないのだけど、ちょっと短気。

意見がぶつかってしまうと、すぐ頭に血が上ってですね。

『お前なんかクビだ!』

とクビ宣言をしてしまうきらいがある。 僕は4年間で三回。 なかなかでしょ? 

僕だけじゃないんですよ、この間に沢山の人が辞めて行きました。

渡米して一年目のアシスタントの時にこれをやられた日には、この世の終わりか? ぐらいショックだった。

理由は、連れて来たモデルの髪をバッツリ真っすぐなラインでカットしてしまう事に懸念を抱いたから。
(ラテンファッション影響圏の一部アジア人のテイストとゴシック文化圏のファッションテイストには少しギャップがあるので・・・・。)

モデルとして連れて行った人が泣いて帰って行くのを見ていられなくって、抗議したら。

『君のテイストではうちではやって行けない!辞めた方がいい!』 ってね。

もちろん謝りました。

時給 $8、食べて行くのがやっとの状況で、その時は蓄えもなかったしね。


2度目は少し慣れて来た頃で、カラーリストが速い仕事ができないからって僕のスケジュールを彼らのヘルプでブロックし始めた事と、給料計算に関わる数字の参照の権利を剥奪された(違法行為)、二点を抗議した時。

『我が社の決断に不服があるなら辞めたまえ!』 ってね。

そしてつい先日3階目。 

マネージャーがセール中でも長期休暇をとったり、プローモーション用のバッグを従業員だけに配らせて自分は一切街頭に出ようとしない。リーダーシップに対する概念の違いで意見がぶつかった。

(日本がフィリピンでアメリカ軍に勝利を獲得した時、マッカーサー大統領は前線部隊を残し、真っ先に本国へ逃げ帰った。硫黄島の戦いの時、日本の指揮官達は島に残り、全て自決した。)


朝、その事でもめたら

『もう今日は帰っていい!』 

その日の予約を全てキャンセルして、僕のタイムカードを社長自らクロックアウトした。

さすがに次の日も、その次の日も、その次の次の日もビッシリ朝から晩まで埋まっている僕のスケジュールを全てキャンセルする作業は骨が折れたのか、夕方電話がかかって来て。

『あしたの朝から戻っていい。』 と、言う事になった。(笑)

さすがに3度目は新しい仕事探しも開始して、どっちに転んでもいいように腹をくくってましたけどね。
(さすがに慣れちゃったし、英語力もついてきたからね、 ”どこへ行っても大丈夫” みたいな気もしてる。)

アメリカ移住を夢見る人たちがこれを読むと結構引いちゃうかな?って思ったけど・・・・・・


アメリカに移住して零細企業へ勤める時にサバイバルのコツとしてね

少し労働基準法の部分からも対処方法を知っておいて頂こうと思います・・・・・・。

仕組みを知れば、落ち着いて物事を考えられるから。

まず、アメリカの失業手当が何処から出てるか? という部分。

↓下に続く




→ more・・
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【2011/08/29 17:48】   トラックバック(0) | コメント(3) | Top↑






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